「暴れん坊将軍」。いつもは”元”アイドルがゲスト女優となることが多いが、今回は当時20歳の現役アイドル・伊藤智恵理(お染)が出ていた。
役柄は、大きな米問屋のお嬢さんで、父親が武家と縁続きになりたいという理由で、お染を旗本に嫁がせようとするが、お染は顔も見たこともない人物との婚姻を拒み家出する。そして、偶然、殺人事件を目撃してしまう。それに気付いた悪者たちはお染を襲おうとするが、通りかかった吉宗に助けられる。勢いで、草むらの坂を抱き合いながら転げ落ちる。
身を挺して守ってくれた吉宗に魅かれていく。でも、家に帰るよう説得する吉宗には、悪態をつく。
探し続ける火消し「め組」のメンバーにも、
しかし、吉宗の話に、嫁ぐ覚悟を決める。
しかし、夫の顔を見ると、あの殺人者で自分をも狙った男と知り、白無垢のまま逃げ出す。さすがに庭で追い詰められるが、吉宗登場。とっとと成敗する。徳田新之助が上様と知ったお染は「ご無礼をお許しください」と言うが、吉宗は「気にするな。あれは徳田新之助。幸せになれよ」と返す。口喧嘩しながらも吉宗も恋心を持っていたようなラストだった。
上様はそれなりの格式のある家柄の人と結婚しなければならないのだろうが、姫と恋するケースもあったものの、町民といい仲になる方が圧倒的に多い。難しいね。
おまけ。ナゾの美女。悪者ではない。出番も15秒くらいだっただろう。