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なるほど! (茲愉有人)
2011-02-24 10:55:51
疑問点が解消しました。ありがとうございます。
「独自の切り口」・・・・そうでしょうね。

古典劇を復活させ、新たに息吹を与えるうえでも、役者の個性を存分に活かす工夫は不可欠でしょうね。観客を魅了するためにも。

昨日、図書館で部分コピーしたのを読んでいました。
『日本の古典芸能8 歌舞伎 芝居の世界』(平凡社)の中の、「様式の展開」(権藤芳一)の章です。

きっかけは、歌舞伎の型・様式への関心からなのですが・・・

読んでいて、宝暦歌舞伎の中で、奈河亀輔という作者のことが出てきました。『伽羅先代萩』の作者だということをこれを読んでいて私は初めて知りました。

奈河彰輔氏は、この作者との継承関係があるのでしょうか。単なるネーミングのもじりなのでしょうか・・・
ウィキペディアでは、この関係性については言及していません。

作者紹介などに何か記載はありませんでしょうか。





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★茲愉有人さま (ぴかちゅう)
2011-02-24 22:31:18
ヤフーで「奈河彰輔」で検索してみました。
コトバンクの「奈河彰輔とは」
http://kotobank.jp/word/%E5%A5%88%E6%B2%B3%E5%BD%B0%E8%BC%94
「1931-昭和後期-平成時代の歌舞伎作者,演出家。
昭和6年10月6日生まれ。昭和32年松竹に入社,関西歌舞伎の企画・制作を担当。39年から古脚本の復活を手がけ,鶴屋南北作「慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)」などを制作した。京都南座支配人をへて,63年松竹取締役。大阪出身。阪大卒。本名は中川芳三。筆名は中川彰。」
Wikipediaの「奈河 彰輔(ながわ しょうすけ)」でも本名がありましたよ。「1964年から復活狂言の台本を手がけ、3代目市川猿之助と組んで「伊達の十役」「小笠原騒動」などを制作。」
「慙紅葉汗顔見勢」=「伊達の十役」のはずです。海老蔵が猿之助に教わって上演したのを観ています。
お名前の件に戻りますが、「奈河彰輔」は歌舞伎作者としてのペンネームでしょう。ご指摘の「奈河亀輔」に敬意を表しているのかもしれません。本名の「ナカガワ」に音が近いというのもあるかも。さらに筆名でもともと「中川彰」を名乗っていたので「亀」のところを「彰」に置き換えてつくった名前なんじゃないかと推測します。
こういうことを推理していくのがけっこう好きなので、いい機会になりました。有難うございましたm(_ _)m
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ペンネーム (茲愉有人)
2011-02-25 10:41:52
やはり、そう推測されますか。
筋書きの冊子には、特に記載無しということですね。

ウィキペディア以外は検索せずに、ご質問を書き込んでしまいました。

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