秋の空気と夏の名残の日差しが縄張り争いをしているような今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、ピッコロエンカウンターグループは8月9月とお休みをして次回は
秋も深まる10月27日木曜日です。
梶原山もほんのり赤く色づいているのでしょうか。
たけのこ文庫でおまちしています。 青木まゆこ
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こんにちは。
あつい陽射しに、秋の風が吹く頃となりました。
前回の橋本久仁彦さんによる7月の梶原の円坐は、総勢10名で坐しました。
http://blog.goo.ne.jp/piccolo-freespace/e/f7296645d8ee1c6dab386e8525f04df9
坐がおひらきになるころ、雷の音とともに夕立が降りました。
「かみなり」の語源は、昔、雷はカミが鳴らす太鼓と信じられていたため「カミ鳴り」と呼ばれたところからきたとか。
自然の奏でる悠然とした鼓動でした。
そろそろ彼岸花が田んぼの縁に咲き始め、来月には柿が熟して秋の味覚楽しみです!
今週9/17の18時から、ピッコロの園庭で夕暮れにコンサートがあります。
ピッコロでは一年を通して、狂言、夕暮れコンサート、秋まつり等がひらかれています。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/hoiku/db1-hoifuku-11.html
毎年恒例花石眞人さん率いるピッコロスペシャルバンドの登場です。
『出会い』って大切ですよね。この世に生を受けた瞬間から
人はどれ程の出会いを繰り返してきたんでしょう。
それは様々な物や場所、あらゆる事象と際限がありません。
でもやはり人との出会いが一番の宝だと思います。
(花石眞人ファンサイト http://hccweb1.bai.ne.jp/~hcf39301/ )
花石さんのメッセージの中のこの一文、とても伝わってきます。
ヒト・モノ・場所・アラハレ
これらの詞(コトバ)のなかに、
いったいどれだけの事が、秘められているのでしょう
お時間ある方は、バスもしくは自転車・徒歩でゆっくり、どうぞ。
・・・
さいごに、わたしの大好きな山尾三省さんの詩をご紹介します。
ゆっくり歩く/山尾三省
忙しい今日だから
ゆっくり歩く
秋の陽のふりそそぐ音が
きこえますように
そよ風が
素足にやさしく ほほえみますように
きんみずひきの黄色の花が
おのずから この心にとまりますように
岩たちの無言の歌が
無言のままに ひびきわたりますように
忙しい今日を
ゆっくり歩く
・・・
さて。
ピッコロフリーすぺーす(梶原の円坐 エンカウンターグループ)は、10月27日(木)です。
どなたでもどうぞ。 ご一緒に、ゆっくりと坐ってまいりましょう。
松岡弘子
◇ 日 時 : 第4木曜日 2011年10月27日 9時~12時
◇ 参加費 : 円坐(エンカウンターG) 500円
◇ ファシリテーター: 松岡弘子
◇ 主 催 : 劇団まざぁりぃふ 世話人 : 青木麻由子 場所係 : 荻原ゆかり
◇ 場 所 : たけのこ文庫 (大阪府高槻市梶原1-5-13)
◇ 申 込 : メール piccolo-freespace@mail.goo.ne.jp 電話080-3786-3037 松岡弘子
◇ ウェブサイト : http://blog.goo.ne.jp/piccolo-freespace/
◇ たけのこ文庫について :
たけのこ文庫は西国街道沿いの古く懐かしい庶民的な絵本文庫です。
可愛らしい座敷わらしが、すみっこで、絵本を読んでいそうな建物です。
公民館として昔はこの地域の集まる集会の場として使われていました。
たけのこ文庫の隣り畑山神社には神々しいクスノキの巨木があります。
木々多い畑山神社の境内奥は、昼間も薄暗くトトロの森の雰囲気です。
「八百万のかみさんが、あちこちに いてはる」、そんな梶原界隈は、
山の神様、川の神様、街道辻の神様、台所の神様、便所の神様・・
あっちこっちに神様がいっぱいいはります。
たけのこ文庫は今も汲み取りの便所で古い台所に縁側もあります。
景色とアニミズムが融合する梶原は古くはカジオリと呼ばれていました。
淀川で、大風のために梶(=舵)が折れて、帆も失ってしまって、
それで、この梶原の地を、帆無梶折邑(ホナシカジオリムラ)と、
呼ぶようになったという、伝聞があるそうです。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/new/syoko/html/travel0013.html
まるで田舎のおばあちゃんの家に居るみたいな、
トトロの映像に出てくるメイとさつきの家のような、
たけのこ文庫は、そんな雰囲気です