先日のレッスンの話です。
5月後半から練習教本に「インヴェンション」が加わりました。
本格的なバッハの練習は始めてです。
「音楽の父」と言われたバッハ。
インヴェンション1は、今までの練習のニュアンスでもう合格かなと思っていたのですが、
「1からいきましょう」ということでもう一度弾きました。
弾く事に関しては、もう迷いなく音をとる事ができます。
しかしっ、表現方法ですね・・・(汗)
バッハの時代の曲調は、とてもゆるやかなゆったりとした感じ。
それに対して現代の日本は、テンポが速く軽い感じ。
2台のピアノがあります。
(軽い高めの音のピアノ、重い低めの音のピアノ)
好きな方を選んでくださいと言うと、日本人は大抵、高めの軽い音がするピアノを選ぶのだそうです。
時代背景もあるのか、癒しを求めてバックミュージックのような
心地よい軽い音を好む傾向があるようです。
だけど、クラシックを学ぶのであれば、作曲者が生きた時代、曲の主題、作曲者が何を求め、何を訴えているのかを考えながら弾かなくてはならない。
ゆるやかに語りかけるように、
主題が移り変わっていくのを感じながら弾く。
微妙に変わる音の風向きを感じながら弾く
決して、指だけで流れて弾いてはいけない。
「音の風向きを感じながら弾く」素敵な表現ですよね。
でも、う~~ん、難しいです。
先生は、とても女性的で抽象的な表現をされます。
イメージではわかるのですが、いざ楽譜と向き合い弾いてみると
音の風向きがわかりません ε-(;ーωーA フゥ…
ヨーロッパの教会を思い浮かべてください。
天井が高く、パイプオルガンの音が鳴り響く荘厳な教会。
聖歌隊が澄んだ歌声で聖歌を歌う。
ステンドグラスから光が差し込み、救いを求めミサに来た人々が祈る。
人々の心を癒し、懺悔した罪をを洗い流すかのような美しい旋律、
人々は、この音色が聞きたくて教会にやって来る。
これがインヴェンション。
当時は、ピアノでなくチェンバロだったのですが、ピアノとはまた違った
素晴しい音が教会に響いたのでしょう。
音楽、芸術、建築あらゆる方面においてもヨーロッパの人々の中に
息づくキリスト教。
インヴェンションは、教会音楽とも言えるのだそうです。
人々の必死な祈りを理解しながら弾かないと
どうしても軽くなり、曲の深みが出てこない、
またそれを理解するのがバッハの難しさなのだそうです。
(軽くジャズ風にアレンジされたインヴェンションのありますが)
深く深く音をとる意識をしなくてはいけない。
始めは大変だけど慣れていきますので、単に弾くという事で
終わらず、表現方法を磨いていきましょうと言われました。
インヴェンションは、コンクール等の課題曲になる事があるそうです。
コンクール等では、やはり微妙な表現方法ができるか等が
採点基準になるそうです。
私はコンクール出場予定なんてありません。 il||li _| ̄|● il||li
経験を積むという意味で、いつも勧められるのですが、
今の私には到底ムリです
先生、いくら何でも無謀すぎます・・・ (;´Д`)ノ
5月後半から練習教本に「インヴェンション」が加わりました。
本格的なバッハの練習は始めてです。
「音楽の父」と言われたバッハ。
インヴェンション1は、今までの練習のニュアンスでもう合格かなと思っていたのですが、
「1からいきましょう」ということでもう一度弾きました。
弾く事に関しては、もう迷いなく音をとる事ができます。
しかしっ、表現方法ですね・・・(汗)
バッハの時代の曲調は、とてもゆるやかなゆったりとした感じ。
それに対して現代の日本は、テンポが速く軽い感じ。
2台のピアノがあります。
(軽い高めの音のピアノ、重い低めの音のピアノ)
好きな方を選んでくださいと言うと、日本人は大抵、高めの軽い音がするピアノを選ぶのだそうです。
時代背景もあるのか、癒しを求めてバックミュージックのような
心地よい軽い音を好む傾向があるようです。
だけど、クラシックを学ぶのであれば、作曲者が生きた時代、曲の主題、作曲者が何を求め、何を訴えているのかを考えながら弾かなくてはならない。
ゆるやかに語りかけるように、
主題が移り変わっていくのを感じながら弾く。
微妙に変わる音の風向きを感じながら弾く
決して、指だけで流れて弾いてはいけない。
「音の風向きを感じながら弾く」素敵な表現ですよね。
でも、う~~ん、難しいです。
先生は、とても女性的で抽象的な表現をされます。
イメージではわかるのですが、いざ楽譜と向き合い弾いてみると
音の風向きがわかりません ε-(;ーωーA フゥ…
ヨーロッパの教会を思い浮かべてください。
天井が高く、パイプオルガンの音が鳴り響く荘厳な教会。
聖歌隊が澄んだ歌声で聖歌を歌う。
ステンドグラスから光が差し込み、救いを求めミサに来た人々が祈る。
人々の心を癒し、懺悔した罪をを洗い流すかのような美しい旋律、
人々は、この音色が聞きたくて教会にやって来る。
これがインヴェンション。
当時は、ピアノでなくチェンバロだったのですが、ピアノとはまた違った
素晴しい音が教会に響いたのでしょう。
音楽、芸術、建築あらゆる方面においてもヨーロッパの人々の中に
息づくキリスト教。
インヴェンションは、教会音楽とも言えるのだそうです。
人々の必死な祈りを理解しながら弾かないと
どうしても軽くなり、曲の深みが出てこない、
またそれを理解するのがバッハの難しさなのだそうです。
(軽くジャズ風にアレンジされたインヴェンションのありますが)
深く深く音をとる意識をしなくてはいけない。
始めは大変だけど慣れていきますので、単に弾くという事で
終わらず、表現方法を磨いていきましょうと言われました。
インヴェンションは、コンクール等の課題曲になる事があるそうです。
コンクール等では、やはり微妙な表現方法ができるか等が
採点基準になるそうです。
私はコンクール出場予定なんてありません。 il||li _| ̄|● il||li
経験を積むという意味で、いつも勧められるのですが、
今の私には到底ムリです
先生、いくら何でも無謀すぎます・・・ (;´Д`)ノ
すみれさんは、インヴェンションとショパン
をしてられるんですね。いいですね♪
すごく憧れます。
先生も表現力に力を入れてる方のようですし、すみれさんのインヴェンションを
是非聴いてみたいなあって思いました。
また、いつかmidiにして下さいね。
でも大人になってからのピアノって
本当楽しいですよね♪
また、拝見させていただきますね
そうなんです、私の習っている先生は、音と表現方法にとてもこだわりのある方です。
先生もまた、2人のお子さんのママでもあるのですが、とても意欲的にお勉強されていて、今も教授の勉強会等に行かれています。
私のインヴェンションは、まだまだです
il||li _| ̄|● il||li
いつか人に聴いて頂けるような演奏ができるように頑張ります!