今日の札幌はまた曇りです。 7月末の30日、31日の2日間だけ晴れて、それ以降はまたお天気の悪い日が続いています。いつになったら、晴れ間の出た夏らしいお天気になるのでしょう?もう来週はお盆です。そしてお盆が過ぎたら北海道は夏が終わってしまいます。日は刻々と過ぎ去り、夏を実感できないうちに秋になってしまうのでしょうか。それではあまりにも寂しすぎます。夏休みの子供たちもお天気が悪いと海に行くこともできません。また、デパートでは夏物衣料の販売が不振だと伝えられています。それに農家も日照時間が短くて、大変な思いをしています。今からでも遅くはないので、早く青く澄んだ空を見せてください!このままでは気分も盛り上がりません。ご主人はビールがうまかったらそれでいいと言いますが、ご主人の場合は季節は関係ないと思いますが… さて、先ほど「夏休み」と書きましたが、皆さんにとってどんな思い出がありますか?帰省、旅行、アルバイトなどいろいろあると思いますが、さて何でしょう?ご主人も子供のころから夏休みは何回も経験しましたが、一番心に残っているのが学生時代、工事現場のアルバイトに行ったことです。北海道に帰省して、1か月取り立ててすることもないので実家から車で1時間ほど離れた現場に住み込みで行きました。いわゆる飯場暮らしです。1か月住んでその間、家に帰ったのは1度だけ。そのくらいその生活が気に入ったとご主人は言います。決まった時間に起きて顔を洗いご飯を食べます。そして仕事です。昼食の後また夕方まで仕事をしてお風呂に入り、楽しみな夕食が待っています。 仕事の内容は火力発電で出た廃棄物を溜める、とてつもなく広くて大きいプールを作る作業です。泥水が腰まであるプールの中に入り、重い土砂を土手の上にかきあげます。重労働です。でも、農閑期に来ていたおじさん、おばさんは黙々と仕事をこなしていました。そして皆さん、優しい人ばかりです。食事は食べ放題!一日労働をしてからの夕食は最高でした。だってほとんどが近郊で採れる新鮮なものばかりでしたから…それに大勢の人たちと食べるのは楽しいことです。ここの現場の周りにはまったく何もありません。静寂だけです。近くの町までは車で30分。夜は虫に悩まされましたが、満天の星がすぐ手に届くくらいの距離に見えました。なんと北極星の近いことか!どこにも行くことができないご主人は星を眺めた後は電圧が低くてまともに映らないテレビを見てから寝たそうです。きっと毎日いい夢を見たのでしょうね!
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