ハズレ馬券は経費

『国税庁通達は、競馬の所得を偶発的な「一時所得」としているが、判決は「原則的には一時所得だが、元会社員の馬券の購入方法は一般的な馬券購入とは異なり、継続性があり、娯楽にとどまらず、資産運用の一種だ」と判断。外国為替証拠金取引（ＦＸ）や先物取引と同様に「雑所得」と指摘し、雑所得の課税実務に合わせ「外れ馬券の購入費も必要経費」と判断した』by スポニチ

『有罪とした理由については「申告義務を認識しながら国税当局が摘発しないと身勝手な判断をした。納税意識を欠いた犯行」と述べた』（同上）

妥当でバランス感覚のある判決が出たと思います。
が、一般馬券ファンの場合はどうなるのでせう。
娯楽の域を脱して資産運用と認められなければ、これまでと同様、一時所得ってことですね。

では、ワタクシをはじめ、毎週毎週、馬券を買いまくっているコアなファンの場合は、どう判断されるのか？
例えば、我がポン友、馬券おやじ殿の場合。
その勇ましいＨＮでお分かりのとおり、毎週、馬券を買いまくってますな。継続性は認められましょう。
しかし、ご本人にとって馬券は『娯楽』
常々、『収支トントンで上出来。馬券で勝とうと思うのは間違いだよ』と、公言しておられます。
ですから、購入金額や頻度には関係なく、彼の場合、利益が生じたら『一時所得』でありましょう。
（本人がそう言ってるんだからネ、仕方ないよ）

一方、ワタクシの場合。
娯楽とは思ったこともありまへん。
初めて馬券を買って以来、儲けることしか考えたことはなく・・・
ウン十年かけて必勝法を編み出すべく試行錯誤を繰り返し・・・
年単位で収支をきちっと記帳しております。マイナスばっかりだけど
馬券はあくまで投資デス！ 資産運用ですぞ、お役人様～！