

『敵』と言う映画が今年1月から公開されたそうです
原作本を図書館に予約して借りてみると 意外に字が小さくて😥
今使っている老眼鏡👓では 少し文字がぼやけてて、
かと言って もひとつ度の強い老眼鏡では頭痛なるし・・・・
数ぺージ読んでは眼を休める為に眼をつぶり、つぶってる間に寝てしまい😴
・・・の繰り返しで😓
3日で何とか読み終えました
予約した本は 中を観てないから 字が小さくて困る事がよくあります
感想は・・・・うーん😑 😑 😑
何とも不思議で不可解なお話でした
奥さんに先立たれた元大学教授、渡辺儀助(77歳)の独居老人の日常生活を
前半は 事細かに書いてあるのだけど
後半にパソコン通信で『敵が来る』・・・と言うメールを受け取るあたりから
果たして 実際に起きてる事なのか、それとも渡辺儀助の夢なのか、
妄想なのか、 読者もだんだん分からなくなって来ます😦
最後の方は 突然亡くなった奥さんや友人が出てきたり、
近所の人と一緒に軒下に隠れたり・・・
などと ほとんど彼の妄想が描かれています
小説の最初から 彼はもう認知症だったのか?
最後の情景は 彼が施設から見た景色だったのか?
彼にとっての『敵』とは 『老いる』 と言う事だったのか?・・・等々
読者の想像力をかきたてる作品で
筒井康隆が答えを出すのではなく、それぞれの読者の判断に任せる書き方が
うまいな👍と思いました
是非映画も見てみたいです