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black potion no.6

三十路のモーターサイクル好き、徒然日記です。

『ホテル・ルワンダ』『ブラックホーク・ダウン』

2008年12月22日 14時44分23秒 | movie
重い映画が続きます。

えーっと、『ホテル・ルワンダ』は、以前日本での放映をめぐりインターネット署名運動がおこった映画。

ルワンダ紛戦の映画としては、こちらのほうが有名でしょうか。
『ホテル・ルワンダ』は、ワツ族のホテル支配人が、ツチ族をホテルにかくまい、1000人以上を助けたという実話をもとにしたお話。
映画としては、こちらのほうがよくできていたと思いますが。

どうしても、ぎりぎり安全だったホテル内のお話で、『ルワンダの涙』のように市民が市民を虐殺していくという悲惨さはすくなく、映画としてみられるものでした。
悲しみは、同じなのですがね。

ブラックホーク・ダウン』は、戦闘時間が長いということで有名ですが^^;、ソマリア内戦時にアメリカ軍が大失敗した作戦の映画です。
この失敗を機に、アメリカはソマリアから撤退。
このことが、ルワンダ紛争時にベルギー国連軍兵士10名が殺されることになったと、『ルワンダの涙』では言及されていました。

こちらは、最新兵装のアメリカ特殊部隊100名が、作戦中に戦闘ヘリが撃墜され、それを助けるために作戦自体がガタガタとくずれ、数千人の民兵にとりかこまれ、数時間にわたり孤立するという。
現代戦争と、誰でも武器を持ったとたんに民兵と化す民族紛争への介入の難しさを見たように思います。
最後のテロップでは、アメリカ軍兵19名死亡にたいし、ソマリア人1000人以上死亡という。
うーん。。。。


戦争はいけないと、口にするのは簡単ですが。
いざ、武器を持ち敵意をもった相手に囲まれたとき、人はどうすればよいのでしょうか。

人道目的で、軍事介入することの難しさ。

結論は出ませんが、いろいろ考えさせられました。


それにしても、甘っちょろいなぁ、俺。

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