真紅の薔薇、特に黒味を帯びた紅い薔薇の撮影には、苦手意識がある私です。
光のコントロールが難しく、露出補正も悩ましい問題です。
屋外で真紅の薔薇を撮影することには、どうも腰が引けてしまいがちです。
黒蝶は、初めて真紅の薔薇の撮影が上手くできたような気がした思い出の薔薇です。
露出補正のこつが掴めたような気がして、嬉しくなった日のことは、何年も経った
今でも鮮明に覚えています。
その時の思い出の黒蝶とは、京成バラ園での出会いでしたが、今回は
生田緑地ばら苑で咲く黒蝶の撮影に挑戦してみました。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+薔薇の園2018 * 86 * 黒蝶~くろちょう * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
黒蝶 2005年 日本 京成バラ園芸作出 | |
最後の1枚は、ピンぼけなのですが、花姿が美しくて 心惹かれた1輪なので...迷いましたがアップしておきます。 |
黒薔薇と呼ばれる黒味を帯びた真紅の薔薇の代表格は銘花パパメイアンです。
存在感のあるパパメイアンは、超強香と呼ばれるモダンダマスクの香りが
大きな特徴です。
生田緑地ばら苑では、パパメイアンは特別席の1つに君臨していますが、
風向きによっては、かなり離れていてもパパメイアンがいる場所から香りが
漂ってくるのが分かります。
そして、黒薔薇にはモダンダマスクの香りがよく似合います。
一方、黒蝶は、美しい黒薔薇の1つですが、香りは超微香なのですよ。
シックな佇まいの美しい黒蝶からは、濃厚な香りは漂ってきません。
そこもまた、黒蝶の魅力の1つのような気がしています。
黒蝶には、他の黒薔薇たちには感じることのない、愛らしさの微かな気配が漂います。
他の黒薔薇たちにはない、そのほのかな気配に心惹かれる私です。
生田緑地ばら苑で撮影をしたのは、10月22日(月)です。
生田緑地ばら苑のご案内です:今年の秋の公開期間は、10月11日(木)から11月4日(日)までですよ。
早朝には雨が上がり、洗われたような美しい青空が広がりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます