セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

質問箱ピックアップ#9 ~ 小さい頃の「将来の夢」/桜井政博さんに関する質問/私が一番好評だった仕様 など

2020年11月22日 19時37分26秒 | 質問箱ピックアップ
「Peing(ペイング) -質問箱-」公式サイト
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登録者に対して、匿名で自由に質問を送ることが出来る「Peing(ペイング) -質問箱-」。
また色々な質問を頂いたので、特に気になった質問をピックアップしていきますよ~。





◆ツイッターでの返答
小学生の頃は、聞かれるたびに変わっていた記憶が…。パン屋さんだったり、新幹線の運転手だったり。
ゲームクリエーターが将来の夢になったのは、中学3年の頃です。

◆追記
小学生や中学生のころの私って、とにかく毎日の生活に一喜一憂していたって感じで、将来の目標みたいなものが全く見据えられていませんでした。
憧れているものはあったかもしれませんけど、それがそのまま「将来の夢」になっているとも限りませんしね。

で、中学3年生の時にスーパーファミコンの『RPGツクール2』と出会い、自分でゲームが作れる楽しさを実感し、そこでようやく目指してみたいものが生まれたって感じです。
結果的に短い期間ではありましたが、ゲームクリエーターという目指していた道を、一応通ることはできたので。短い期間であっても叶えられているぶん、幸せなのかな~なんて思ったりします。





◆ツイッターでの返答
一言で表せるものじゃないでしょうけど、しいて言うなら「わずかな知識や経験も逃さず自分のものにする貪欲さ」でしょうか。

◆追記
あらゆる名作を生み出してきた、桜井 政博さん。
『星のカービィ』でHAL研究所を救うところから始まり、今でも『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの中心人物として活躍しています。

そんな桜井さんは、過去にツイッターで「自分は天才じゃない」って言葉をつぶやいたことがあるそうです。


天才じゃないからこそ、モノを見て自分のものにしていく努力が必要だという思いを感じます。
どんな基準をもって「天才」と言うのか難しいところですけど、こういう言葉を聞いていると、桜井さんって「天才」というより「努力家」って印象のほうが強いのかな~って思うのです。

「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」なんて有名な言葉がありますが、天才であろうがなかろうが、努力すればそれが経験となり、将来に結び付く可能性が高くなるわけです。
逆に、才能があったとしても、何もしないでいれば錆びついていくばかり。せっかくの才能を無駄にしてしまう人もいるでしょう。

その努力を止めることなく続けてきたからこそ、今の桜井さんがある。それこそが「才能」なんでしょうね。





◆ツイッターでの返答
正直、あの当時は「○○さんに憧れて」という想いは、そんなに強くなかったですね。ひたむきに、面白いゲーム作りを追い求めていたという感じです。

◆追記
桜井さん関連の質問を、もう1つ。
ゲームプランナーを目指していた当時も、もちろん優秀だと思うクリエーターさんはいっぱいいましたけど、その人に憧れたり、その人みたいになりたいって気持ちは、あまり強くなかったですね。
そもそも「〇〇さんみたいになりたい」「〇〇みたいなゲームを作ってみたい」という考えは、自分を売り込む言葉にはならず、むしろ「視野が狭い」「限られた知識しかない」というマイナスイメージになる可能性が高いのです。

今の時代は「インディーズゲーム」というのがあるので例外かもしれませんけど、その当時、まだそんな文化が無かった時代、テレビゲームは「会社という組織の中で、チームで作っていくもの」というのが大前提でした。
いわゆるサラリーマンと同じ上下関係のあるなかで、皆でゲームを作っていく環境。そんな環境で、自分”だけ”にとって望み通りのゲームを作るなんて、出来るわけがないのです。例えプロデューサーであっても、です。


だから当時の私は「面白いゲームを追求していきたい」という考えで就職に挑みましたし、それ以降もそういう考えで勤めていました。
だからこそ、ゲームユーザーとして楽しむときも、あれこれ色々な出会いを求めてしまうのかもしれませんね。





◆ツイッターでの返答
「これ、いいんじゃない?」と手応えのあった仕様案はありましたけど…これ言っちゃうとゲームタイトルが簡単にバレてしまうほど、独自なものなので、詳細は伏せます。ごめんなさい。

◆追記
以前も似たような質問をいただいたことがありますけど、改めて。
続きは、もう1つ下の質問で。





◆ツイッターでの返答
いやいや、凄くもなんともないですよ〜。
新米の私がそのプロジェクトに入れたのは"たまたま"でしたし、独自の要素というのも、そのシリーズに元々あったもので、それに少し改良を加えただけですので。

◆追記
そのシリーズにあった「独自の要素」というのは、私が参加したプロジェクトの”前作”にも搭載。
しかし、その仕様のフローチャートを拝見した時に「あれ?これじゃ上手く機能しないのでは?」と感じる部分があったんですよね。それを私なりに改良し、仕様を書き換えてディレクターやプログラマーに提案したら「いいですね~」って言ってもらえたんですよね。

ま、正直言って私は新米でしたし、優秀なクリエーターじゃなかったので、手ごたえを感じる瞬間ってそう何度もありませんでした。
むしろ、手ごたえがあっても、ディレクターに一蹴されることだって多々ありましたのでね。





◆ツイッターでの返答
ごくごくごくたま〜〜〜に、です。
今年ですと、実況プレイでお送りした『ルカノール伯爵』。これまでで言うと、『バイオハザード』や『かまいたちの夜』くらいかな〜。

◆追記
昔も今も、基本的には苦手なホラーゲーム。ビックリ耐性が全くないんですよね~。
逆に、グロテスクへの耐性はあるので。『バイオハザード』を『4』からプレイし始めたのも、そこらへんが理由の1つだったりするのです。



※参考画像を引用※

たぶん、初めてプレイしたホラーゲームが、スーパーファミコンの『かまいたちの夜』だったと記憶しています。
正直、推理もののテキストアドベンチャーもそこまで得意では無かったので、小さい頃にプレイした当時は、真相にたどり着けず。その後、『かまいたちの夜×3』で初代が収録された時に改めてプレイし、ちゃんと真相を導き出しました。

以降も『2』『×3』『真かまいたちの夜』とプレイしてきましたけど、もうシリーズ作品が出なくなって9年経ちますね…。
なかなか、他に類を見ない雰囲気を持つホラーサスペンスだっただけに、復活する日が来ないかななんて思ったりしますけど。でも、いま展開するとしたら、スマートフォンになるかな~。



※参考画像を引用※

そういえば。
1か月ほど前にニンテンドースイッチで配信開始された『Yuppie Psycho(ヤッピー サイコ)』というタイトル。ホラーな雰囲気と、そのドット絵が、明らかに『ルカノール伯爵』に似ているな~って思ってたら、開発元が同じでした。

購入して、また実況プレイしてみてもいいかも…と考えたりしましたが、今のところ未定。ちょっと間を空けて、いずれ楽しめる時があればいいな~とは思っています。


↓↓関連リンク↓↓
『ルカノール伯爵』の実況プレイ 再生リスト



今回は、以上になります。
また質問がいただけたら、ブログでしっかり取り上げていこうと思います。どうぞよろしく~。


↓↓外部リンク↓↓
ツイッター上で答えてきた、私の質問箱リスト
ツイッターで「@segmentgames #peing」と検索しただけのものです(苦笑)




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