ありがたいことに、広島県呉市にもNew3DSの体験台を設置した場所ができたので、さっそく触ってきてみました。
ちなみに、体験したのは(LLではない)3DSサイズのほうです。
◆= 3Dブレ防止機能 =◆
立体感のある『ガイストクラッシャーゴッド』体験版のタイトルロゴで、色々な方角から見てみました。
通常の3DS(LL)では、真正面から少しでもズレると、ブレによりチラつくような感じがあったりしたのですが…それが、一切なくなりました。
なんか、それこそ昔からある”立体に見えるデザインカード”を見ているような気分。あれって、動いていないハズなのに、見る方角によってほんの少し動いているように見えるんですよね。そういう一体感を感じました。
左右への傾けは、だいたい40度くらいまで適応可能。それ以上傾けるとさすがにブレましたが、そもそもそんなに傾くこと、有り得ませんので。
上下の傾きは、通常の3DSでもそれなりに適応していましたが、New3DSでは少なくとも、画面がちゃんと見られる範囲ではブレることがなくなりました。
◆= Cスティック =◆
触ってみて最初に思ったのが、「あれ?」という不思議な感じ。
指の押し具合で…的なことを言っていたので、なんか少し押すような感じになるのかな~と思っていたら、全然ボタンっぽくないんですね。かといって、スティックみたいな感覚でもないですし。とにかく、Cスティック自体は一切動かないです。
でも、試しに『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』体験版を遊んでみたら、ちゃんと思った方向にスマッシュ攻撃が出せました。少しプレイした限りでは、誤爆もなかったです。なんか、フシギ~。
スマブラでCスティックを有効活用するなら、ワザ用ボタンをBボタンではなくXボタンに設定すると良いかもしれませんね。
しいて不安要素を挙げるなら…先ほども言ったように、Cスティック自体は微動だにしません。なので、なんか感触的に操作した!って感じにくいんですよね。スマートフォンのバーチャルパッド(疑似的に表示されたボタン)で操作している気分に、少し似ているかも。
あくまで今回は試しに触った程度。長いこと触っているうちに慣れてくるのだろうとは思いますが、最初はもしかしたら、この点に不安を感じる人がいるかもしれませんね。
それと、いま店頭で体験できるタイトルのなかで、Cスティック対応しているソフトが、まだスマブラのみ。
個人的には『モンスターハンター4G』などで、カメラ視点の微妙な操作感覚がどのような感じなのかを試したかったので…その点については、まだハッキリしないです。まあ、すでに遊んでいる人が、そこらへんの感想を書いているでしょうけど(苦笑)
とりあえず、以上。
Cスティックには新たな可能性を感じますが、何にしても、対応タイトルが増えてくれないことには価値観が高まりませんからね。まずは、そこが重要です。私も、拡張スライドパッドを購入しましたが、使ったのって結局4タイトルだけでしたので。(『モンハン3G』/『エースコンバット 3D』/『キングダムハーツ 3D』/『モンハン4』)
あと、3Dブレ防止機能については「お~」とは思えましたが、あくまで補助的な機能ですからね。ましてや、3DSでさんざん立体視を見てきたものですから、多少のブレは気にしなくなっちゃっている私。そういう意味では、現時点では2万円出して買い替えるほどのものではないと判断しました。…何度も言うようですが、今年3DS LLに買えたばかりですので(苦笑)
New3DSが普及するかどうかは、Cスティックの需要。そして、New3DS専用タイトルや対応タイトルがどれだけ生まれるか?によるでしょう。専用タイトルはなかなか難しいかもしれませんが、「New3DSだと、より快適に楽しめます」などの対応タイトルなら、まだやりやすいでしょうから。
私が買い替えるとしたら、そこらへんの価値観が高まってきた時でしょうかね。ゲームが好きとはいえ、そんな盲目的にゲーム機を買い替えまくるつもりもないので。ちゃんと需要を考えて、検討していくつもりです。
ま、要するに、New3DSの歴史はまだ始まったばかりってことです。ヘンなまとめ(笑)
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「Newニンテンドー3DS」 の体験台を触ってみました その2(2014/10/24)