『高速カードバトル カードヒーロー』 セカンドインプレッション ストーリー・Wi-Fi通信

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『高速カードバトル　カードヒーロー』 公式サイト


一応Wi-Fiコネクションによる通信が可能になったので、セカンドインプレッション記事として詳細を書いてみますです。

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その前にストーリーについてちょいと気になったことを。
チュートリアルの親切さといい、その後の敵プレイヤーのあらゆる個性あるデッキとの対戦もよく、本当に絶妙極まりないんですが…個人的にちょこっと残念と言えなくもないのが、まずこのカードゲームには複数のルールが存在することです。
体験版記事やファーストインプレッション記事で書いてきたルールは全て「スピードバトル」と呼ばれるルールのものです。実はこれより本格的な「ジュニアルール」というのもあります。まあ…「ジュニア」っていうくらいなので、おそらくさらに本格的なルールは出てくるでしょう。

ちなみに、すごく簡単にスピードバトルとジュニアルールの違いを言うと…、

・デッキが20枚
・モンスターカードとマジックカード、スーパーカードの割合は自由
・同じカードは３枚まで
・マジックカードとスーパーカードもデッキから引くタイプに
・フィールドは４つ＋マスターが立っているフィールドの計５つ
・相手のマスターのＨＰを０にしたら勝利
・マスターは常に、ダメージを２軽減するバリアに守られている
・ストーンはターン開始時に３個獲得し、そのストーンを使用してモンスターを出したり行動したりする
・モンスターは場においてから１ターン経過しないと登場しない

…など、けっこうルールが違います。気になるのは、ストーリーを進めるためには、これから出てくるであろう全てのルールを覚えなくてはいけないという点ですね。
もちろん、チュートリアルは相変わらず親切ですし、いわばチュートリアルという役目としてはいいんでしょうけど…なんかこうストーリーを進めたいのに新しいルールが次から次へ出てくるというのも…どうなんだろう？と思ったりしますね。もちろんどのルールも簡単でかつ戦略性の深いものになっているんで文句はないんですが、やっぱりルールが本格化する分、１バトルの時間もそれなりになってしまいます。前作の未経験者が体験版のスピードバトルをプレイして「短時間で終わる」という魅力を感じている人も少なくないと思います。私もそのうちの１人ですが、そういう人たちにどんどん新しく本格的で反面、１バトルの時間が長くなるルールを突きつけていくというのも…考え物だな～と感じたりしました。

だったらストーリー進めなければいいじゃん、とか言われそうなんですが、ストーリー進めないと新しいバージョンのカードが発売されないんですよね…おそらく。新しいバージョンは、大抵はその時に中心となっているルールに適したカードが入っていることが多いですが、スピードバトルに使用できるカードもけっこうあります。だから、一概にストーリーを進めずにスピードバトルだけ楽しんでればいいじゃん、とも言えないわけです。
まあ、ここはなかなか開発した側も判断のしどころが非常に難しかったと思います。それが分かるだけにあまり気にしないほうがいいといえばいいんですが…やはりこの点については、前作を知らない人にはどうなんだろ？という疑問は感じてしまいました。あまり１つのカードゲームでたくさんルールあると、混乱する可能性もありそうですしね。

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さて、細かい指摘はさておいて。
ストーリーを一定まで進めると、メニューに「ワイヤレス」と「Wi-Fi」のモードが追加されました。

・ワイヤレス
ワイヤレス通信で可能なのは、バトルとカード交換、それとレシピ交換です。
バトルはまあいいとしまして、カード交換ではカードとカードを購入するポイントを交換することが出来ます。例えばカード１枚ずつを交換する時に、ちょっとＡさんのほうがレア度が低いな…というときに、ポイントもプラスするといった交換が可能です。ちなみに説明書によると、切断された場合は相手がＣＰＵに切り替わるようになっています。切断対策もバッチリですね。今後はこの切断対策が主流になっていくでしょう。
そしてレシピ交換ですが…そもそもレシピって何かと？レシピとは、カードショップにあるシステムのことで、３枚のカードを合成して１枚の新しいカードを作成することができます。レシピとは、その合成の組み合わせとできるカードのことを言います。レシピ交換を選ぶと、お互いに相手がまだ持っていないレシピが自動的に登録されます。交換、という言葉を使っていますが、レシピがなくなるわけではありません。
なお、今作はダウンロード通信（１つのカードリッジで通信する機能）には対応していません。

・Wi-Fi
Wi-Fiコネクションに接続すると、「フリーバトル」「トモダチ」「ダウンロード」と項目があります。

「フリーバトル」では文字通り、Wi-Fiによるフリー対戦ができます。ルールを選択し、まだ、レア度が８のカードが入っているプレイヤーがいてもいいか否かで検索してくれます。ただし、いたらイヤと選んでもレア度７以下は全部ひっくるめて検索されるので…もう少し細かく設定できても良かったのでは？と思ったりするんですが、ストーリーの序盤で手に入るマジックカードにレア度７のものがあったりするので、これくらいの検索方法で事足りると思ったんでしょうね。大抵はそのマジックカードは皆入れてますからｗ
スピードバトルで数回対戦してみました。やはりＣＰＵと違い思考時間が入るので、１バトル大体10分前後くらいでしょうか？１ターンの軽減時間は90秒なので、時間いっぱい使ういたずら者がしたとしたら20分以上かかったりもするでしょう。まあ、そんなことがない限りは大体10～15分で終了します。ちなみに、ここでもポイントは獲得できます。
ちなみに、見知らぬ人とのカード交換はできない模様です。まあ、どうせ改造とかする人もいるんでしょうから、仕方ありませんね。

「トモダチ」では、バトルにカード交換にレシピ交換…ワイヤレス通信と同じことが可能です。違いは２つあり、まずバトルで相手と違うルールを選んだ場合は抽選で決まると言う点。そしてもう１つは、バトルやカード交換ではボイスチャット対応になっているということです。久々のボイスチャット対応ですね～。もちろんＯＮ／ＯＦＦができますので、ボイチャがいやな人もご安心。

そして「ダウンロード」というのは…ここからしか手に入らないメールやレシピ、デッキなどがある模様です。ひとまず現時点ではメールが１通手に入り、その中には絵違いの希少カードが入っていました。サービス期間は未定みたいですが、こういうのでゲームとしての寿命が長持ちするのはいいですね。管理するほうは大変でしょうけど…。

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といった感じで、Wi-Fi関連においても非常に充実しており、ラグもひとまず感じません。切断対策もされているので、快適に楽しめると思います。何より相手は１人見つかればいいので待ち時間もさほどないと思いますし、これは久々にWi-Fiコネクションが盛り上がる気がしてきました。

私のフレンドコードは４５５３　８６３１　３４００です。
今年中はちょっと厳しいかもしれませんが、来年に入って余裕はそれなりにあると思うので、是非対戦しましょう。ボイスチャットもまだ未体験ですしｗ


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