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a green hand

散歩にでかけた

夕方、友からラインが来た。
ちょうどイライラしていたのでコロナ鬱かもしれないと返信した。
そしたら外に出なさいと言われ、久しぶりに友の家の方に向かって歩き始めた。

基本私は歩かないタイプである。
途中で落ち合った友と山道を歩いた。

柔らかな新緑がなんとも言えないグラデーション。
野鳥の声もする。
森はいいな〜である。
野草の小さなスミレもたくさん咲いていた。

途中、散歩の人と家の周りで水仙を植え替えてる人に会う。
立ち止まって話した。

ウマノスズクサと優雅に舞うジャコウアゲハの話で10分ぐらいの立ち話。
水仙を植え替えていた人とは大病をした話だった。

友と別れ家に帰る。
それでは夕飯の支度に取り掛かるかなという元気を貰った。

夕餉の支度をしていると従姉妹の娘が、手のひらに収まるほどの小さな柔らかな包みを持って現れた。

これ、お母さんに持っていくように言われたからといい、私にそれを手渡すと直ぐに帰っていった。

包みを開くとコシアブラという山菜。
急遽、天ぷらを追加した。

山菜の柔らかな緑が揚げると鮮やかな緑になった。

なんてきれい!
散歩で遠くに見えた、いまこの時の個性ある木々の淡い色合いと重なった。


 チューリップ

 イングリッシュデージー

 スイセンとムスカリ

 チューリップ















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