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a green hand

2度蘇ったウンベラータ

さて、息子の子どもが生まれるだろう頃に娘も帰郷する。

写真のウンベラータであるが、これは娘が私の誕生祝いにと
プレゼントしてくれたもの。

しかし、最初からこんなに小さいのではない。

天井に届きそうなほどのウンベラータであった。

冬生まれの私のもとに、鹿児島から届いたウンベラータは着いた
途端に凍傷にかかり、すっかり葉が落ちてしまった。

たっぷりと入った鉢の中の水が災いしたのとその頃に急な寒波が
到来したのとが重なった。

そんな思い出のあるウンベラータである。

冬を越し、気丈にも赤い芽が膨らんできた時にはうれしかった。

ところが、この冬に根腐れを起こしてしまい、植え替えたが
日に日に幹の表皮が縮んでいく。

どうしようという気持ちで眺めていた私は、思い切って、まだ生きている
部分の枝を切り取り、水に挿しておいた。

すると数ヶ月の後、ヒゲのような根が微かに現れた。

1本の棒切れのような姿だが、鉢に植え替えてもらった。

そうして軒下に置いたところ、また数ヶ月して赤い芽が膨らんできた。

これで命は繋いだという気分でいるが、この小さなウンベラータ
にまた何が起こるかは、わからない。

このまま生長してくれれば10年後ぐらいには
親よりも立派になるはずである。

さて、娘だが、ダイエットは進んでいるのか、ちょっと気になるところだが
今回は、感謝されるような食事で行こうかと考えている。

ビールは確実に太る要因であるが、その上、美味しいものをたくさん
食べながらというのはより危ない気がする。

年齢とともに代謝が悪くなるので今まで通り、今日、たくさん食べたから
これから加減してというのもそろそろ効かなくなったりはしないだろうか
と心配している。

太らない最低限のお料理を考えて、感謝されたいなとか思っているが
親心を、単に楽したいがための手抜きと受け取られるとマズイのである。

素材の良さと品質の良い食品を準備してホテルの和風朝食のようなメニュー
ではどうかなと思っている。

まもなく暑い福島に娘がやってくる。
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