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パーラーマサオ どいひーブログ

愛車(30セルシオ)の整備関連、趣味の自作PC、雑談など書いてる所謂雑多ブログです。

我が自作PCのCPU(4770k)をついに殻割り ※人生初殻割りです

2017年09月07日 03時26分47秒 | PC

しゃ~す。

先々月ナノダイヤモンドグリスを買っておきながら、それを使い切る前に新しいグリスを買うクソ無駄遣いっぷりをお許し下さい!!


以前ラジエーターをサンドイッチして75℃になった時、クソ調子に乗ってさらなる高みを目指そうとしたんですね。

しかしこれ以上OCするなら、温度的に殻割りしないとキツイ領域に入ります。
とゆーか今でも高すぎなんですがね。
なのに辛うじて常用出来てるのは、グリスと280mm簡易水冷のおかげだと思います。

しかしこのままでは満足できなくなりましたw
一度火が点くとこだわりたくなる性格上、多少不安はあったものの初めて殻割りすることにしました!
今回の調達パーツはこんな感じです。

「Rockit 88」
「Re-Lid Kit - 1150/1151」
「thermal grizzly社製 Conductonaut 液体金属 TG-C-001-R」
「Holts(ホルツ) ブラックシーラー MH208」
「コム・インスティチュート 1液室温硬化型・放熱用接着剤(5g) 【COM-G52】」

例のごとくヤフーでググって、最近はこんな便利な殻割りキットが発売されてるのを知ったので即購入!
CPUグリスも液体金属の凄まじい熱伝導率を誇るモノを調達しました!
前のナノダイヤモンドグリスは予備で引き出しにしまいました(^ω^;)←ホンマ無駄遣い
あと絶縁接着剤とシーラー(ゴム系接着剤)も購入。これは後で説明します。

※ケースファンは仕様変更による増設です。空力を極めたい←


それでは始めていきますかね。
まず当たり前ですがCPUをマザボから外し、グリスを拭き取りRockit 88に乗せます。

乗せたらドライヤーでCPUを温めて、冷めないウチにネットの説明どーりにセットして六角レンチをキュッと締めると…

余裕で割れました、さすがキット。
中央の灰色がCPU内純正グリス、周りの黒色がシーラーになります。
自分でカッターナイフを突っ込んで割る勇気はもちろんなかったので、これは助かります。

そもそもなぜ殻割りするのかとゆーと、CPUクーラーやCPUグリスにいくら金を掛けようと、上の写真にあるCPU内グリスがボトルネックになり冷却性能がすぐ頭打ちになるんですね。
そのボトルネックであるCPU内グリスを高性能グリスに塗り替えてやれば、今までとは桁違いの冷却性能になる訳です。
しかも最近のCPUは安物グリスを使ってるらしいので、殻割り効果が特に大きい訳です。
究極の殻割り勢は、割った殻を戻さずに超熱伝導自作スペーサーを噛まして運用するらしいのですが、さすがにそこまではしませんw

 

そして絶縁接着剤【COM-G52】の登場です。
ここの端子部を絶縁コーティングする用で使います。
液体金属グリスが電気を通すので、ショート対策でやるらしいです。
ちなみにシーラーでも代用出来ますが、別件で接着剤が必要になったのであえて接着剤を買いました。
薄めに塗膜を作って乾かします。

 

~半年後(嘘です)~

4~5時間待ちましょう。
俺は寝る前に塗りました。
こんな風にコーティングしたら、次は殻割りしたCPUと殻(ヒートスプレッダ)を掃除してグリスを塗っていきます。
グリスはティッシュで拭き取り、古いシーラーは使えないので爪で擦って取り除きます。
と、グリスを塗る前に殻裏側を紙ヤスリ600番で軽く擦ります。
塗膜が吸い付きやすいのでオススメらしいです。
俺はついでに殻表側とCPUダイ(CPU中央の四角い部分)もヤスリ掛けしました。

ヤスリ掛けをして殻とダイにグリスを塗ったら、シーラー塗布→殻を固定具で戻して、固まるまで長時間放置します。

ちょっとシーラー塗りすぎたかな…w
一部、隙間を開けているのは熱を逃がす為です。
密封すると熱膨張で壊れるらしいんでw

真ん中の大きい押さえネジは軽く締めます。
ガチガチに締めるとCPUが逝きます(白目)
ってかこの固定具ってホント便利ですね。

 

~1年後(嘘です)~

12時間放置しました。
仕事に行く前に塗って、帰ってきて様子見→OKでした!
シーラーがハミ出てますが、これぐらいなら全く問題ないです。
CPUの型番が書いてある文字も完全に消えてますが、そこは気にしたら負けです。

そしてCPUをマザボに戻しいつものPrime 95でテスト。

・殻割り前(4.5GHz)
アイドル…34℃
テスト時…75℃

・殻割り後(4.5GHz)
アイドル…35℃
テスト時…61℃

やっぱすげぇ効果出てますね!!!
ネットで情報は得てましたけど、目の当たりにするとテンションアゲアゲですわwww
とゆーことでどんどん倍率を上げていきます!

 

…と思ってたんですが、4.7GHzでまさかの↓

エラーコードを調べると、どうやら電圧(VCore)不足みたいです。
負荷時1.37Vになってるんですが、それでも足りんのですか…
テスト開始すると、間もなくフリーズ→ブルスクになりましたw
何回かテストしてると、酷い時はOSの起動時でブルスクに…w
やっぱオートじゃ設定がガバガバみたいですね(汗)

とゆーことで電圧の勉強をしました!(完全な付け焼き刃の知識ですが)

4.6GHzまでは電圧もオートで使えるんですが、4.7GHzからはオートでは使用できず、4.8GHzにすると、1.49Vまで上げてもブルスクにorz
これ以上電圧を上げるのは現実的ではないので、現環境での運用は4.7GHzが限界とゆーことに行き着きました。殻割りしたのに残念。。。

・4.7GHz(電圧絞り仕様)
アイドル…41℃
テスト時…67℃

限界爆速OCが出来ないなら、残る選択肢は「ギリギリ低電圧設定運用」で発熱を抑えるとゆー考えになるのがOC勢としては至極当たり前な行き先であって、俺もそうしました。
PC起動→BIOSで電圧を設定→テストでブルスクにならないギリギリの電圧を探し出し、1.39Vで辛うじてテストをパスしました。
分かってたことですが、調整中何回ブルスクになったことか…w
しかし!
殻割り前の電圧がオートだったのもありますが、温度に関しては劇的に改善されてます!
アイドル時の温度が高めですが、それは電圧を1.39V固定にしてるからです。
オートの時は"負荷に応じて電圧を変化させる"仕様だったので、アイドル時はけっこう電圧が低かったと思います。
でもそれだと安定しないので、今は固定にしています。

4.7GHzでは何とか設定を煮詰めてベストコンディションに持っていけましたが、やはり4.8GHzにするとどうしてもテスト中に落ちるんですよね。
試しに音楽流しながらネットとかブログ作成とかしてみても落ちないんですが、負荷テストをするとブルスクに。
電圧以外にもLLCやCache等の設定をイジってるんですが、どうもテストをパスしない。
テスト時、CPU温度は75~80℃で収まるんですが何故かブルスク。
1.5V以上かけると今度は熱問題でNG。
PRIME 95がダメなのか?と因縁を付けOCCTで試すも一緒w
教えろ下さい偉い人!!

ってか、そもそも4770kはOC耐性が低い(=OCに向いてない)CPUらしいです←おい
4.6GHzに大きな"壁"があるらしく、そこを超えると要求電圧が一気に上がり常用は現実的じゃなくなるみたいです。
5.0GHz常用を目指してたんですが、完全に無理ですね(><)
…Windows 7サポート終了時にマザボとCPU買い換えようかなwww

ってか殻割りせずに4.5GHzで使えてたのに、殻割りして4.7GHzってちょっとコスパ低すぎやしませんかね!?w
いくら運用温度が低くなったとは言え、0.2GHz稼ぐのにコスト掛けすぎですねw
次買い替えたら速攻殻割りして、絶対5.0GHz常用をしてみせますよ!



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