あるデザイナーの日々

フリーランスのデザイナー&イラストレーターの日々の様子

「恋するタイマー」とは?

2008年05月23日 08時42分15秒 | 気になった編
Fuji Filmから新しく発売されるデジカメ(Finepixの後継モデル)に
ついている新しい機能の名前、なのですが
ネーミングが良いですよね。

ぱっと目をひくコピーで「売りの機能」というのが、
消費者に伝わるという意味で。

ターゲット層も明解だし、
これからの季節にも、合う感じがして、考えたのかなーという感じですね。

この機能、よくよく記事を読んでみると
恋人二人の顔がある一定の距離以上に近づくと
自動的にシャッターが押されるというものだそう。

技術革新にも驚きです。


自分がグラフィックを中心に仕事をしているからか
コピーライターの人と話をするのが、とても楽しいんですね。

それと、コピーからイメージを起こすこともあったりで
多角的な視点でものが作れる楽しさもあります。

自分でコピーを考えることも少なくないのですが
やっぱり、コピーライターには、かなわない と思うのですが
今回のこのネーミングもしかり です。


少し前に、お茶のテレビCMで「言葉の表現が不適切」として
修正を広告機構から何度か言い渡され、話題にのぼったものがありますが
あれは、コピーライターやディレクターの仕掛けた、ゲリラ的な意図を感じる
なんてことを、ライターと話したことがありました。

歓迎して良いものかは、ここでは置いておいて
挑戦的な姿勢には、勢いを感じつつ
自分も、もっと勢いが欲しいと感じる今日この頃です。

楽しい仕事はもちろんのこと、
仕事を自分から楽しくする、
そういう元気を、日々培っていきたいと、、、

ハッピーな気持ちを共有できるのが
デザインの仕事の楽しい部分でもあるので、
今日もがんばります!

参照:Finepix Z200──少し気恥ずかしい「恋するタイマー」搭載

70年もののシェリー酒(スコッチ)

2008年05月21日 01時42分40秒 | ひとりごと編
余り、銀座界隈でゆっくり食事というのは機会がなかったのですが
お仕事を一緒にさせて頂いている方と
久々に、美味しい食事を、銀座で頂いてきました。

その中で、なんと、70年もののシェリー酒(スコッチ)を
頂く機会に恵めれ、美味しく頂いてきました。

最近は、仕事柄、ワインについて知ることが多かったのですが
スコッチも、ワインと同じで、時間をかけて、
酸化し、美味しくなることを知りました。
(フランスのワインのように。)


70年ものは、驚くほど、本当にまろやかで、香りも深く
飲まずに、香りだけかいでいるだけで
まるで、飲んでいるような感覚になるものでした。

グラスを飲み干してしまうのが勿体ない感じでしたが
本当に貴重な経験をさせて頂いたと思っています。

70年前というと、世界は、第二次世界大戦の時期で
その時に作られたお酒を、今という時代に頂けたというのは
なんとも言いがたい贅沢というか。。。

ボトルのラベルが少し茶色くなってきているのを見て
その経過してきた「時」を視覚的にも楽しめたように思います。


他にも、40年もののシェリー酒も頂いて
まるでお水のような飲み口のものもあり
お酒の深さを、また一つ楽しませて頂きました。

今回、頂いたのは、ボアモアの40年もの、
リンクウッド70年ものなどです。


さすがに、これだけのお酒となると
一見さんでは、出して頂けないそうで、、、
今回、ご紹介してくださったTさま、ありがとうございました!





ミュージックビデオのお仕事。

2008年05月19日 01時36分18秒 | お仕事編
最近、ミュージックビデオの中で使うイラストのお仕事をしています。

イラストといっても、さほど多くはないのですが、
FLASHで、動画にしたものを作っています。

もともと、音楽は大好きで、
よくMTVやスペースシャワー、M-ON等の番組を見ていたのもあって
イメージは、かなりすぐに出来る感じでした。

音楽も、音だけでなく映像がつくことで
イメージが膨らんだり、曲のイメージや理解力が変わったりしますよね。

逆に、映像も、音楽がつくことで
雰囲気や空気感が、ぐんと広がるのを感じたりします。
(特に海外ドラマ等は、音楽を本当に上手に使っていると思います。)


最近は、ベジェ(いわゆるイラストレータの線)のような描写を
動画にしたものが増えてきていて
ミュージックビデオで使われるイラストもバリエーションが増えている感じがします。

日本では、リップ・スライムのミュージックビデオが好きで
色やテーマが、本当にバリエーションに飛んでいて完成度も高く
よく出来ていると思ったりしました。

よく、同じアーティストだと曲自体も似ていて
映像も似ていたりしますが
彼らのは、全く違うテーマや色、空気感を、それぞれのビデオで展開していて
楽しんで作っているのを、つよく感じます。


大好きな音楽関連の仕事で、
ちょっと楽しんで作業をさせて頂いています!

クライアントありきのお仕事も楽しいのですが
こういった、自分から何かを発信する仕事も本当に楽しいですね。

これからも、音楽関係の仕事が増えると嬉しいなと思いつつ。。。

1割のゆとり

2008年05月14日 22時56分51秒 | お仕事編
おかげさまで、少し、仕事が落ち着き、1割のゆとりがある日々を過ごせるようになりました。

忙しい時は、忙しい時で
それだけ必要としてもらっているという気持ちから
自信と自分のキャパを広げる作業をさせえもらっていると奮闘し
それもそれで大事なことだと思っています。


それにしても、1割のゆとり は、とても貴重なものだと思うことが多々あります。

時間もそうですが
気持ちも。

そして、インテリアにしても
1割のゆとりの空間があるだけで、心地よく感じたりするんですね。

恵比寿にある「Tea for Two Records」というCDショップには
ソファや椅子に座って視聴ができるようになっていて
ここでも、ゆとりを感じたものです。
と、同時に新しさや心地よさを備えているような気がしました。

ぎっちり本や物が詰まったシェルフより
1割空きがあるシェルフの方が、お洒落に見えたり。

机の上が、1割スペースを空けておくことで
作業効率が上がったり、気持ちよく仕事ができたり。

ご飯も、腹八分目では、ちょっと物足りない日も
あと1割だけデザートで満たしてあげるとか。

そのちょっとが心地いい、気持ち良い
ということを、今、毎日の生活の中で体感しています。


追われて見えていなかったデザインの部分も
1割の余裕があると、見る元気も出てきたり
考える思考能力も出てきたり。


人によって、キャパは異なるので
その1割は、人によって、変わってくると思いますが
そういうことを意識して日々を過ごすと、忙しい時に見えていなかった
ちょっとしたことに気づくようになるような気がしました。


最近は、仕事以外で
自分のイラストを描くことが減っていましたが
少しゆとりが出てきて、また再開したいという気持ちになってきました。

やっぱり「楽しい!」と思える気持ちや空気感を失わずに
仕事をすることが、この仕事ではとても大事だということも
改めて感じたのもあります。

息切れ状態では、アスリートだって
良い記録が出せないような感じでしょうか?

みなさんの1割、いかがですか?

寒い日が続いていますね。

2008年05月13日 09時55分24秒 | ひとりごと編
まるで、梅雨のはしりのような、雨続きの日々ですが
気温も低いですね。

一度は春らしくなったのに
こう寒くなると、なんとなくリズムが狂う感じもありますね。

気持ち良い季節に向けて
衣替えや模様替えなどをしようと思っていたのが
いったん、休憩という感じです。


もともと変化がないとダメな人間なので
春になって、色々自分の中での些細なことを買えてみようと思いつつ。

少し仕事も落ち着いて、
生活と仕事のバランスを変えて楽しむようにしています。

フリーランスは、突然、忙しくなったりもすれば
ふっと時間が出来てしまうものなので
その辺りのモチベーションと体調を上手にやりくりしないと
難しいのもあり。。。

皆さんも、風邪などひかないよう
お気をつけくださいませ!

サイクロンや地震。

2008年05月08日 11時53分56秒 | 気になった編
地球の変動をあからさまに感じる日々が続いていますね。

ミャンマーでは、大型サイクロンで甚大な被害を受け
自然の恐ろしさを改めて痛感しました。

何も予告無くくる、自然の脅威には、
人が何もする術もなく
それが去ったあとに、傷あとを見て、それがどれだけの脅威だったかを知る
というかんじですよね。
本当に怖いものです。。。

昨日も、日本でも、深夜に関東を中心に大きい地震が続き
眠れない人もいたのではないでしょうか、、、

自分がいた所の震度は3だったのですが
これが5や6になった時には、どうなるのだろうと思ってしまいました。


サイクロンなどは、環境汚染と関係あるのか分からないですが
バイオ燃料なども、画期的と思われつつも
燃料の価格高騰などで、半永久的なエネルギーとしては、なかなか厳しいようですね。

地熱を燃料にという話も出ていますが
まだ技術的には、難しい部分もあるようで
とても、難しい局面に、いま、きているような気がします。


ミャンマーなど、早い復興を祈って。。。


消せるボールペン

2008年05月02日 00時28分21秒 | ひとりごと編
だいぶ前に発売になった消せるボールペン、
ご存知の方も、多いと思いますが、不思議ですよね。

消しゴムで消せるものもありますが
自分が感動したのは、
ボールペンのお尻についているプラスティックの部分で
こすると消えるものです。

プラスティック部分は消耗することもなく
当然ながら、消しカスのようなものも出ません。

一体、、、どういう仕組みになっているのか???
(でんじろう先生に聞いてみたい気持ち。)

液晶テレビや携帯電話など
少し昔には無理と思われていたことが
魔法のように出来てきている現代。

こういうボールペンがあっても不思議ではないのかも知れないのですが。。。


先日、ディスカバリーチャンネルで、
アメリカの携帯電話の開発秘話(AT & T)を取り巻く状況や
アップルのipod普及の成功秘話などを特集していて
新しい技術が、次々と生まれている時代に、自分がいることに
ちょっと驚きを感じたものです。

ボールペンは、それに比べれば小さいものかも知れないのですが
それでも、人をあっと言わせるものを開発するというのは凄いと思ったのです。


ちなみに、、、AT & Tは、多額の投資を何度もしながらも
数回にわたり、携帯電話事業を手放し、
最後に、企業を買収することで、自分の手元に携帯電話ビジネスを取り戻したそうです。

そこには、開発者の情熱があったからこそ
最後に手に出来たのかも知れないですね。


また、ipodは、白いイヤフォンでファッションリーダーの心をとらえ
彼らが宣伝役をかって出てくれたことで成功したと伝えていました。
ipodのCMは、彼らからヒントを得たとか。。。

初めて知ったことなのですが
i tune storeで購入したMP3の音源は
他のMP3プレーヤーでは聴けないそうですね。
なかなかウマイ囲い込みをしたものだと思いました。
開発からやっているからこそ、出来る秘策のようにも思いました。


話はそれてしまいましたが
何かを開発するというのに、人の感動が必要なのかもと思ったことが
ボールペンという小さい世界でも感じられたもので
書いてみました。

純粋な感動は、そのまま純粋に人に伝わるものなのでしょうか。