秋の国チビ

たまに、店でサッカーの
恰好をして働いている姿を
見かけた方もいらっしゃるかもしれないが、
瀬谷の方で少年サッカーチームの
指導に携わっている。

教えに行く前の一仕事ってわけね。

今は3年～4年を担当して
汗をかいているわけだけど、
秋の国チビが終了。
秋の国チビってのは、横浜市の市大会みたいなものね。

結果は、3分け3敗。
残念。

今年の集大成として考えていたので
一勝して子供らと勝利の喜びを
味わいたかったのだけれど、
ならず。

まだまだってわけですね～。

勝つためにサッカーを
教えているわけじゃなく、
一人一人の子供にうまくなってもらうために
サッカーを教えているんだけど、
まあ、やるからには勝ちたいって気持ちも
当然ある。

しかし、
最近読んだ城山三郎の本に「自らを計らず」
というトピックがあり、
つまりそれは自己の満足を追うのか、
あるいは他を利してでも
自分のポリシーを貫くのかという
事なんだけれど、
「我が意を得たり」。

少年サッカーに当てはめれば
例えば「勝利を追及する」のは
自己の満足の範疇であって、
（そりゃそうしたい気持ちも理解できるけど）
本質をとらえるなら
お預かりする子供をどうサッカーを好きになってもらうか、
どうサッカーの技術を上達させてあげるかに尽きるのではないか。

勝たせてあげたかったけど、
今いる子供達が大きくなった時に
サッカーを好きで続けててもらう為に
今を過ごす。

そう思えば、ま、いっか（笑）。

立派になったなあ、鎌学サッカー。

先週の日曜は雨。

サンダーもない。
「今日は何して過ごす？」
家族会議の結果、
長女のバスケ（東部リーグ戦）が保土ヶ谷であるっていうんで
たまには観に行くプランに決定。

「どーせ出歩くなら」と
昼ごはんやら買い物やらもくっつけて
雨の中を出歩いてきました。
あの雨の中、です。
物好きですよ、我が家も（笑）。

星川に降り立ち、ANDOスポーツに寄る。
長男にバスケも挑戦させるべく
バスケットボールとバッシュ
を買い与え、やる気を促す算段。

２Fのバスケットコーナーへと
歩を進めるその階段の途中。
冬のサッカー高校選手権の
経過が載っていたのだけれど、
我が母校鎌倉学園が
なんと神奈川県ベスト１６に残ってるではないか～。

いつのまにこんなに立派になっちまったんだい。

確かに、この前卒業便りをみたけど、
最近のサッカー部は
すっかり大所帯。

スギがキャプテンを張り、オーニシがレギュラー張ってた
あの頃が懐かしい（笑）。

部員が多ければ強くなる。
まあ、その法則は少年サッカーも
高校サッカーも一緒なのね。

頑張れ鎌学サッカー。

その後、ケーゾウに
ナイキのバッシュを買い与える。

今は万騎FCでサッカーを楽しみ始めた
ばかりで、次にバスケなんて早すぎかもしれんが、
いろんな事やっとけよ～。

囲碁、サッカー、バスケに、来年からは野球とボーイスカウト。
2つくらいハマる出会いをしてくれればいいね。

最近「小学生の時だけだよ、楽しめるのは」
なんて話す機会があるんだけれど、
まったく同感。

そのセンテンスについていろんな解釈が成り立つけれど、
俺なりの解釈はこう。

「人生長いから、まずはいろんな事に接しておけ。
そこから好きなものを見つけていけばオッケー牧場。」

一つのことにハマるのもいいが（長女はバスケ一筋）、
いろんな世界を子供に見せてあげるのも親の仕事ってわけね。

もっとも、あまり深追いはしたくない。
紹介するだけで、あとは自分で頑張ってこい（笑）。