よそみち自転車操業~よそみちさいくるらいふ~

人生も自転車をこぐように、
ひとこぎひとこぎ…
あせらず、あわてず、
ゆる~く、少しずつ進んでいこう…

『E6こまち』を見たぞ~~

2013年06月24日 | 鉄道

おとといの土曜日は、別業(菜の花関係)の会合があり、

秋田へ出張でした。

 

トレーニングがてら、自転車で往復しようとしましたが、

事務局長S氏が「ダメだ!車に自転車載せてって、帰りだけにしてげ~」…と心配されたので、

仕方なく言うとおりにしました(言うことをよく聞く、いい子です(*^^)v)。

 

会合の後は、懇親会で飲み方だったので、

お泊りでした。

 

翌、日曜日、朝8時半に宿を出発

あまり秋田市内は詳しくないので、東と西を間違えて

スタートから迷ってしまいました(-_-;)

 

なんとか、リルートでき、

時間もないので、7号線を南下するルートで本荘へ…。

 

なぜ、時間が?

…と申しますと、

日曜日は、羽越線をE6系『スーパーこまち』の車両が走るので、

それが見たかったのです!

 

走るといっても、新幹線として走るのではなく、

あくまで、『納車』という名目の、貨物列車扱いです。

神戸の車両工場から、足掛け3日で自走での納車です。

自走とは言いますが、貨物列車ということで

電気機関車にけん引されて走るわけです。

 

能書きはこれくらいで…

 

10時半に本荘に到着し、ちょこっと所用を済ませ、

本荘駅へ…

なぜ本荘駅へ行ったかと言うと、

10時50分に、「仁賀保駅通過」という情報を得ていたので、

本荘駅は11時過ぎ。

しかし、秋田駅着が13時38分なので、時間が空きすぎる。

…となると、どこかで待ち合わせが必要になる

「ん?本荘駅は貨物ターミナルがある!」

「本荘駅で待ち合わせだな!」…と考えたのでア~ル!!

 

さっそく、本荘駅へ!

駅員氏に「今日、E6車両が走りますよね~?」と、聞くと、

「もう通過しましたよ」と、駅員氏。

「え!秋田に13時38分着ですよね?…ということは、どこで?」(+_+)

「亀田駅に1時間以上停車してます」!(^^)!

こりゃ、亀田へいっそげ~~ということで、

亀田駅へダッシュ!!

 

ようやく巡り会えました!

 

ここからは、写真で説明していきましょう!

まずは『こまち』マークです

この駅名とのコラボ、通常はあり得ません!連結部分も、幌なしです。

ステップももちろん閉じたまま。

なぜ、ステップがあるんでしょうか?

…それは、鉄道線路の軌道によります。

日本の鉄道の軌間は、『広軌』と『狭軌』があります。

左右のレール間の長さが、1435mmが広軌、1067mmが狭軌と言われます。

もともと、日本の鉄道は狭軌でした。

しかし、列車の高速化を図るためには、広軌を採用するしかなく、

東海道新幹線を開通させるために、広軌を採用したわけです。

それ以来、新幹線はずっと広軌です。

 

しかしながら、秋田新幹線を始めとする、いわゆる『ミニ新幹線』は狭軌路線を走るわけです。

そこで、広軌に改良され、新幹線を開通させたわけです。

しかし、軌間を広げることはできても、駅のホームや、踏切、トンネルを広げるわけにはいきませんから、

今のような形になったわけです。

 

東海道や東北新幹線は、座席が通路を挟んで2列と3列になっていますが、

山形・秋田新幹線はどちらも2列でしょ?

つまり車両の幅が狭いんです。

…ですが、その狭い車両で、広軌区間(東北新幹線など)の駅に停車すると、

車両とホームの間に、隙間ができるわけです。

それを補うために、ステップが出てくるわけです。

 

またまた能書きが長くなりました。

 

続けましょう!

これは、狭軌用の仮の台車です。

わかりますかね~、台車と車両の幅の差が…。37㎝ほど違いますから…

サイドのカバーも付いていません。

いろんなところがむき出しです。

こんなのも、新幹線の駅にはないですね

 

パチパチと写真を撮っていたら、アーミージャンパーを着た、かわいいお姉さんが

「これはなんですか?なんで、こんなに人が集まってるんですか?何かあるんですか?」

…と質問攻めされ、

「羽越線をスーパーこまちの車両が走る、珍しい絵ですよ。写真撮っておいたらいいですよ」

と、教えてあげたら、お姉さん、勝手にホームによじ登って、

入場券も購入せずに、バシバシ写真を撮ってました。

 

そのお姉さん、ハーレーにまたがって颯爽と走っていきました。

 

目の前で、E6型を見れたのは、まずまず…

ホントは、折渡トンネルから出てくる姿を撮りたかった…(-_-;)

 

 



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