パネログ~よくわかんない日々~

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『さくらん』

2007年05月30日 00時04分49秒 | 映画
昨日、やっと観てきました。
新宿にて。
カウンターの人とか、対応悪くてどうもやな感じでしたけど、入り口の人の感じからしてもマニュアル通りなんだろうとかいろいろ思いつつ。
20分前ぐらいに席についてたんですが、私の他誰もいなくて、貸し切りか!?ってワクワクしましたが、お客さんきました。
とは言え、全部で5、6人でした。


はい。
感想としては、思ったより良かった、という感じでした。
期待はしていたけど、そんなに良くないだろうなぁ、でも、とりあえずは見届けたいたいなぁというスタンスだったのです。
色とかの使い方はさすがだなって、感じで、とにかく、画にこだわってるなぁとは思いましたね。
場面場面としての映えみたいなのは凄いと思います。
ただ、そこを繋ぐ滑らかさとかに欠ける気がしました。
どうも不自然さを覚えたと言うか。
不自然さを感じさせる部分として、音楽もあるかなと思いました。
林檎さんは好きだし、別に悪い、というわけではないのですが、PV観てんだか、何観てんだか分かんなくなるとこが否めない気がします。
まぁ、使われてる曲のほとんどを以前からかなり聴いてしまっている、ということもその一因なのかも知れませんが、映画観せたいの??みたいな思いに駆られました。
曲がガッツリ前に出ちゃうことで、土屋アンナが浮いちゃう感じを受けました。
以前に『さくらん』を観た友人が「土屋アンナが下手だった」と言っていて、私はそれまでそんなに彼女を下手だと思っていなかったので、そのあたりにも興味を持って観ていた訳です。
で、ここで話戻って。
結局、その曲とかの使い方が浮かせちゃって、下手にみせてるんじゃないかな、と思いました。
もうちょっと、三味線聴きたかったかも…

でも、中盤超えたぐらいから全体がしっくりきてるかなと…
というか、映画としてはその辺りから「ストーリー」という感じですね。
全体としてはやっぱり「映画を観る」っていうより「PVだったり、イメージ映像を観る」って感覚に近いのかも知れませんね。
最後のシーンは、2人で走ってくカットまでのが良い気がしたのは私だけでしょうか…(笑


さて。
菅野美穂、素敵でした。
私は菅野美穂好きなんで、いいなぁ~と観てました。
花魁ってものの特別さを感じます。
木村佳乃は、凄かったです。
ああいう感じなんですね。
で。
成宮はちょんまげ似合わない。
それが一番の感想かも知れません…(笑


ところで、花魁って言うと、私の中では『助六由縁江戸桜』の『揚巻さん』なわけです。
舞台のセットも衣装も『さくらん』に負けず劣らずハデハデで、何度か観ている演目ですが、海老蔵襲名披露のときのは特にすごかったです。
その時の揚巻が菊之助で、助六はもちろん海老蔵、お兄ちゃん(笑)は松緑だったはず。
(なんかすごい…)
で、その時の揚巻さんの衣装は本当に凄かったです。
言い表せません。
~わいなぁ、~ありんす
…素敵です!!
木久蔵ラーメンではないですよ。
歌舞伎観に行くと、必ず「あ~い~」がしばらく離れない私です。
(禿ごっこ…??)

あと、どっかで聴いた話なんで定かじゃないですが、実際に吉原では桜なんかを運んできていたとか。
秋は紅葉、とか。
すごいですよね。

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