パネログ~よくわかんない日々~

日々のいろいろ書き綴って早14年近くになります。
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魔術@愛知県美術館

2012年06月19日 15時29分27秒 | Weblog
金曜日に前から行きたかった展覧会に行ってきました。
愛知県美術館の『魔術/美術』展。
感想など、とりあえずなものを載せます。
というか、ぐちおさんに送った内容そのまま(…笑)です!
※以下コピーです
(まぁ、少しだけ修正)



魔術展。

あの展覧会は展示品に意味(ただ、美術品としてだけでなく)を持たせる、とか鑑賞者に能動的にイメージさせる意味合いが強いようでした。

展示は、3つのセクションに分かれてました。

まず1つ目は、見方によって…鑑賞者が能動的に見たとき、魔術的(錬金術的)だ、と見たときに、そう見えてくるような作品群。
ダリとかエッシャーとか遠近法に関わってたり、写真とかもありました。

2つ目は、歴史の流れの中で、元々魔術的(呪術的、宗教的)用途…過程で作られたものばっかりなセクションで、狂気とか混沌が作り出したものも含んでました。
ルドンとかもここで出てきました。
踏み絵とか、古い狂言の面とか狛犬とかもあったんだけど、『とりあえず古今東西の怪しいもの』みたいな大きな展示ケースはバタイユも絡んでるらしい…。

3つ目は、最近の作品。
ある意味、魔術的(錬金術的)な作品としての展示だったようです。
芸術家は錬金術師のようなものとか、日常を非日常のように捉えてみたりする意味合いもあるようです。



とりあえず、ぱっと見たときの3つって何のつながりあるのかわからないんだけど、考えてみると『魔術』って言葉でつながってくるような。
一見、セクションごとの中身も、『ルドンと狛犬、なにが…?』って感じだけど、『不可思議なものの(魔術的な)表現…』みたいな感じで後から考えてみると、『あ~つながるかぁ、なるほど~』っていう(笑)
とにかく、『魔術』という言葉を通して、鑑賞者がどう感じるかっていうのが大切な展示でした!という感じでしょうか。
結果的に、凄く考えてしまうので、最初に書いた『鑑賞者が能動的に…』みたいなのに、気付いてみたらはまってる感じです。
考えてみたら、『あ、はめられてた!』みたいな(笑)
まぁ、『魔術』というのが大切というより、そっちなんでしょうね。
とっても実験的というか、模索的というか…。全体的にはそんな印象でした。
だから、いきなり入って『怖い』と言ってたなっぱも正しいようです(笑)


※以上、コピペ。




と、まぁ。
そんな感想メールをしたわけです。
ぱぱっと展示見て楽しめるけど、立ち止まって、よく見ると疑問を持たざるを得ない。
ちょっと立ち止まると、ハマりこんでしまう感じ。
そうか、それがあの展示の『魔術』ってわけか!



ま、普通なら横に並ばないであろうものが、キーワード1つで並んでしまうのは、本当に面白いよね。
展覧会っていうくくりの中で、何をキーワードにするのか、何を排除して何を陳列するのか…。
それで、だいぶイメージって変わるんだなぁと。
それによって、美術館側のイメージの押し付けにもなるかもしれないし、鑑賞者に委ねるものになるかもしれない。

そういえば、ダリの隣は、能面だったょ、『増女』。
なっぱ、そりゃ怖いゎなぁ。




あ、トップは美術館ロビーにて。
コスプレコーナーがあったので、撮ってみました



ちょっと変なとこ見てるな…(笑)



とりあえず、このツノ似合うね…
悪魔的なのかな…(笑)