観てまいりました。
公開前から観たかったこと、今月は映画を一本も観ていなかったこと、今日(既に昨日)が水曜(レディースデー)であること、そして、朝から「オダギリジョー」という言葉を幾度と無く聴いたことがその要因。
渋谷まで行ってきましたよ。
神奈川ではやっていないんだもん…。
まぁ、そんな感じで行って参りました。
二時間もあった感じがしなくて、変な怖さをつけていないあたりとかはすごいな、と思いました。
ホラー的なものじゃなかったので、というか、あの世界に共感するというかで、嫌な感じがしなかったです。
そう言うと、良くないのか?と聞かれそうですが、そういう次元の「嫌」ではなく、感覚の共鳴という感じでしょうか…。
まぁ、感覚のお話なんで言いようがないのですが…。
ちなみにここで言う「ホラー」とは、とにかく怖がらせるための映画でなんかの霊が出てくる…というものです。
私の中での勝手な位置づけなんですけど…。
とにかく、そう言うのは、「嫌」なんですね。
なんか、いろんなことに失礼な気がして、ダメなのです。
良くない空気みたいな感じがするので、まぁ怖いんで、ホラーは観ません。
さてさて、噂のオダギリさん。
違和感無いなぁ、でもやっぱり「オダギリジョー」なんだなぁ、って感じでした。
行きにぐちおさんと『メゾン・ド・ヒミコ』の話をしていたのですが、それとまた違う良さみたいな、不思議な違和感のなさを感じました。
違和感無いと言えば、文字だとか蟲とか、もやだとかのCG。
すごいですね。
「あの、確認なんですけど、役者さん、やってる時は見えてないんですよねっ??」って感じでした。
文字が全て納められていくシーンは、(そういうシーンじゃないんだろうけど…)なんだかワクワクしました。
CGの凄さ、でも、CGだけじゃないですね。
『メリーポピンズ』的な感じですかね(笑)??
楽しそうなんだもん。
多分、相当嬉しそうな顔していたと思います。
というか、蒼井優、本当に可愛いなぁ!
ぬいに話を聞いているシーンでの青系の着物が、本当によく似合っているなぁと。
それこそ無理が無いですよね。
やっていることに無理が無いというか、うん。
もともと好きだったのですが、素敵でした。
歳とかないなと。
あと、大森さんが良かったです。
渋谷行きの車内で、ぐちおさんと大森さん(いや、宮崎吐夢?)の話もしていたので、より注目してしまったのですが…(これは、偶然!笑)
あの人のおかげで世界のつなぎ止め、橋渡し的なことができているというか。
これは、映画を無理の無いものにしている要因っていう印象を受けました。
「阿」と「吽」とか、「トコヤミ」と「銀蠱」みたいな感じで対になったものって自然には多いのだろうなぁと思いました。
対ではあるんだけど、絶対の善と悪って無いんでしょうね。
というか無いですよね。
良いとか悪いとか決めてくるのって人間の概念だし、その人が置かれてる状況によりけりなんだし、そういうことに意味付けとかしていくのっておこがましいなぁと思います。
なんだか、蟲師と関係ないような感じですけど自分の中では関係してきます。
上で書いたホラーの話もそこに関係してくるのですけどね。
なんというか、自分の中での大きなテーマな感じがします。
で、空気(?)と一体になったとき、身体になだれ込んでくるのはああいう「蟲」なんでしょうか。
なんてことも思いました。
そういえば、途中、映画館の天井がピシピシ鳴っていました。
一番酷いときは天井中で鳴り出して、そっちが気になってしまう程でした。
始めは、映画の中での音かと思ったんですけど…。
「何?ラップ音??それにしちゃ、音が軽いなぁ。」
と思ったのですが、今考えると実家で聞くラップ音に近いかも知れないです。
真性ラップ音は本当に「生木を裂く音」ってやつですけど、それとは違ってたんで、謎ですが。
「生木を裂く」ってのは、京都の古い家に泊まった時に、その大きな音を聞いて、その表現正しいなぁと関心しました。
怖くはないんですよね。
古民家的な、作中の庄屋さんの家みたいなとこだと、そういう音は当たり前にあるのだと思います。
ラップ音だけじゃなく、誰かが、ずっと階段の昇降を繰り返している音とか…よくありますよね。
昔住んでいた人がずっと気持ちだけ残っていたりするんでしょうね。
だから、怖くないんだと思います。
そういう場合、だいたいは先祖とかですし。
あ、話とびますが、ああいう家は素敵だと思います。
というか、あの山とか森とか凄いですね。
山陰とか、和歌山とかなのかと思ったら、滋賀近辺だそうで。
近江ですよね。
あの辺ってあんなに凄いんだと思いました。
確かに、車で京都に行く時とか、東海道本線で通る時、ものすごい山の中行きますよね。
両親が車で迷ったというのもあの辺りなんでしょう。
「化かされた…」と言っていたけど、本当にそんな感じでしたね。
ちょっと、ああいうところに惹かれる…。
今度、18きっぷ旅をするときはあの辺りで途中下車しよう。
あと、道具とかもいいなぁと見てました。
何が欲しいって、淡幽の脇息です。
元々、小学校にあがる前ぐらいから欲しいのですが(脇息と同時に、几帳が欲しかった)、あれ本当にいいなぁと思いました。
高さが本当に楽そうです。
文机もつけてくださると、なお有り難い(笑)
地べた民族な私は、大概正座しておりますので、ああいうの欲しいのです。
ちなみに、煙管とか煙草盆は実家に帰るとありまくるので…あ、実家お茶屋なんで、一応煙草盆は茶道具として。
煙管は…民芸骨董マニアな父の趣味ですけど…。
そんな影響で、そういう民芸品系は好きみたいです。
でも、あんまり、骨董系を家に持ち込んで欲しくないです。
それこそ、「蟲」的なものとかが…、ね(笑)?
あとは、やっぱり着物生活いいなぁと思いました。
まぁ、ぐちゃぐちゃ書いたんですけど、思った以上に気に入りました。
静かな感じが良かったです。
もう一回観たい…
あ、「パビリオン山椒魚」のDVDが出たようなので観たいです。
公開前から観たかったこと、今月は映画を一本も観ていなかったこと、今日(既に昨日)が水曜(レディースデー)であること、そして、朝から「オダギリジョー」という言葉を幾度と無く聴いたことがその要因。
渋谷まで行ってきましたよ。
神奈川ではやっていないんだもん…。
まぁ、そんな感じで行って参りました。
二時間もあった感じがしなくて、変な怖さをつけていないあたりとかはすごいな、と思いました。
ホラー的なものじゃなかったので、というか、あの世界に共感するというかで、嫌な感じがしなかったです。
そう言うと、良くないのか?と聞かれそうですが、そういう次元の「嫌」ではなく、感覚の共鳴という感じでしょうか…。
まぁ、感覚のお話なんで言いようがないのですが…。
ちなみにここで言う「ホラー」とは、とにかく怖がらせるための映画でなんかの霊が出てくる…というものです。
私の中での勝手な位置づけなんですけど…。
とにかく、そう言うのは、「嫌」なんですね。
なんか、いろんなことに失礼な気がして、ダメなのです。
良くない空気みたいな感じがするので、まぁ怖いんで、ホラーは観ません。
さてさて、噂のオダギリさん。
違和感無いなぁ、でもやっぱり「オダギリジョー」なんだなぁ、って感じでした。
行きにぐちおさんと『メゾン・ド・ヒミコ』の話をしていたのですが、それとまた違う良さみたいな、不思議な違和感のなさを感じました。
違和感無いと言えば、文字だとか蟲とか、もやだとかのCG。
すごいですね。
「あの、確認なんですけど、役者さん、やってる時は見えてないんですよねっ??」って感じでした。
文字が全て納められていくシーンは、(そういうシーンじゃないんだろうけど…)なんだかワクワクしました。
CGの凄さ、でも、CGだけじゃないですね。
『メリーポピンズ』的な感じですかね(笑)??
楽しそうなんだもん。
多分、相当嬉しそうな顔していたと思います。
というか、蒼井優、本当に可愛いなぁ!
ぬいに話を聞いているシーンでの青系の着物が、本当によく似合っているなぁと。
それこそ無理が無いですよね。
やっていることに無理が無いというか、うん。
もともと好きだったのですが、素敵でした。
歳とかないなと。
あと、大森さんが良かったです。
渋谷行きの車内で、ぐちおさんと大森さん(いや、宮崎吐夢?)の話もしていたので、より注目してしまったのですが…(これは、偶然!笑)
あの人のおかげで世界のつなぎ止め、橋渡し的なことができているというか。
これは、映画を無理の無いものにしている要因っていう印象を受けました。
「阿」と「吽」とか、「トコヤミ」と「銀蠱」みたいな感じで対になったものって自然には多いのだろうなぁと思いました。
対ではあるんだけど、絶対の善と悪って無いんでしょうね。
というか無いですよね。
良いとか悪いとか決めてくるのって人間の概念だし、その人が置かれてる状況によりけりなんだし、そういうことに意味付けとかしていくのっておこがましいなぁと思います。
なんだか、蟲師と関係ないような感じですけど自分の中では関係してきます。
上で書いたホラーの話もそこに関係してくるのですけどね。
なんというか、自分の中での大きなテーマな感じがします。
で、空気(?)と一体になったとき、身体になだれ込んでくるのはああいう「蟲」なんでしょうか。
なんてことも思いました。
そういえば、途中、映画館の天井がピシピシ鳴っていました。
一番酷いときは天井中で鳴り出して、そっちが気になってしまう程でした。
始めは、映画の中での音かと思ったんですけど…。
「何?ラップ音??それにしちゃ、音が軽いなぁ。」
と思ったのですが、今考えると実家で聞くラップ音に近いかも知れないです。
真性ラップ音は本当に「生木を裂く音」ってやつですけど、それとは違ってたんで、謎ですが。
「生木を裂く」ってのは、京都の古い家に泊まった時に、その大きな音を聞いて、その表現正しいなぁと関心しました。
怖くはないんですよね。
古民家的な、作中の庄屋さんの家みたいなとこだと、そういう音は当たり前にあるのだと思います。
ラップ音だけじゃなく、誰かが、ずっと階段の昇降を繰り返している音とか…よくありますよね。
昔住んでいた人がずっと気持ちだけ残っていたりするんでしょうね。
だから、怖くないんだと思います。
そういう場合、だいたいは先祖とかですし。
あ、話とびますが、ああいう家は素敵だと思います。
というか、あの山とか森とか凄いですね。
山陰とか、和歌山とかなのかと思ったら、滋賀近辺だそうで。
近江ですよね。
あの辺ってあんなに凄いんだと思いました。
確かに、車で京都に行く時とか、東海道本線で通る時、ものすごい山の中行きますよね。
両親が車で迷ったというのもあの辺りなんでしょう。
「化かされた…」と言っていたけど、本当にそんな感じでしたね。
ちょっと、ああいうところに惹かれる…。
今度、18きっぷ旅をするときはあの辺りで途中下車しよう。
あと、道具とかもいいなぁと見てました。
何が欲しいって、淡幽の脇息です。
元々、小学校にあがる前ぐらいから欲しいのですが(脇息と同時に、几帳が欲しかった)、あれ本当にいいなぁと思いました。
高さが本当に楽そうです。
文机もつけてくださると、なお有り難い(笑)
地べた民族な私は、大概正座しておりますので、ああいうの欲しいのです。
ちなみに、煙管とか煙草盆は実家に帰るとありまくるので…あ、実家お茶屋なんで、一応煙草盆は茶道具として。
煙管は…民芸骨董マニアな父の趣味ですけど…。
そんな影響で、そういう民芸品系は好きみたいです。
でも、あんまり、骨董系を家に持ち込んで欲しくないです。
それこそ、「蟲」的なものとかが…、ね(笑)?
あとは、やっぱり着物生活いいなぁと思いました。
まぁ、ぐちゃぐちゃ書いたんですけど、思った以上に気に入りました。
静かな感じが良かったです。
もう一回観たい…
あ、「パビリオン山椒魚」のDVDが出たようなので観たいです。