科学と宗教の共存

意識の覚醒を通して新たなる領域を書いてみたい。

ロシアのウクライナ侵攻について パート3

2022-03-22 12:53:46 | 日記

ロシアのウクライナ侵攻について パート3

 ロシアが悪くてウクライナは被害者であるとの意識では、問題は解決しない。第二次大戦終了時に日本人兵士もソ連軍にシベリアへの抑留をされて日露戦争の仕返しだと捉えたりする人もいる。いろいろと怨念はあるだろうと思うが、こんなことを繰り返していると、問題解決から遠ざかるばかりだ。

 バイデンの呼びかけで西側が経済制裁を強化してロシアの孤立化を強めているが、これも東西冷戦の延長線上で考えているのだろう。バイデンは戦争を煽り、話し合いの仲裁に入ろうとはしない。これはおかしい。ロシアの孤立化・弱体化を意図しているのだろう。

 バイデンの言動はディアスポラユダヤ人の発想だと考えると分かりやすい。イエスキリストを処刑して、ローマに滅ぼされたユダヤ人が世界に散っていったが、彼らはどこの国でも嫌われ、過酷な環境であった。この歴史的なトラウマは消えることはないだろう。

 こうしたユダヤ人の歴史を考えると、自分達に住みやすい環境を求めるというのは十分に考えられるし、殊更強いものがあると推測される。先進国が増々強くなるということは、ユダヤ人にとっては自分達の環境が一層住みにくいものになると肌で感じるものがあるのかもしれない。

 ということは、各国を弱体化するにはどうすればよいかを色々と考えるのではないだろうか。ユダヤ人はノーベル賞などを見ても優秀な人が多いし、自分達の仕業であると思わせることなく、複数の国同士の戦いや内紛などを起こして、弱体化させるノウハウもいろいろとありそうだ。こうした視点から考えて、今回の戦争も見てみると、いろいろと納得できるところがある。

 ロシア悪しと世界に思わせてしまう宣伝工作もメディアや金融などを支配しているユダヤ金融勢力からすれば、紛争を合法的につくりだすことは難しくないし、慣れているだろう。ロシアとウクライナの表面上の戦いと裏の意図を合わせて見ていくのが良いだろうと思う。

 表だけみていると、ロシア悪しで偏ってしまい、問題の解決から遠ざかって行く。市民レベルで考えると、両国とも平穏な日常が破られ、人々は疲弊し町は破壊されていくだけだ。ゼレンスキーは日本も含めた西側の国々を戦争に巻き込み、経済的にみんなが困窮していく道に誘い込んでしまった。

 これは両国間の戦争から一歩離れて見てみると実感される。ゼレンスキーは自らの立場を弁えていない。自分の国を地獄化へと進めている。理想的に言えば、戦争はよくないが、現実的に考えれば、力の差は歴然であり、身の程知らずの人間だ。ロシア悪しとのことしか意識にないのだろう。

 このまま進めば、本人も世界大戦の可能性を言及しているが、それはそうだろう。ここまで戦争が拡大してくると、ロシアにも責任は出てくるだろうが、ゼレンスキーの責任はかなり重いと思う。世界を混乱に陥れているのは、ゼレンスキーだと言える。

 このままだと、岸田総理も防弾チョッキを送るなど戦争行為にまで入りこんでいるので、ロシアからの反作用は出てくるかも知れない。単に人道主義とか、平和をかき乱すとか、理想的に考えていては現実の解決策にはならず、逆効果を生み出していると言える。

 この危機を日本の中で考えると、世界が耐乏生活を強いられるにつれて、日本の一国平和主義も現実的には危ないし、原子力発電所の縮小も燃料不足が出てきているので危ういし、神仏を否定しての意識では外交も非力だし、地球温暖化対策の脱炭素化運動も産業の衰退へと繋がるし、、日本も頑な考え方を改めなければならないだろう。また日本だけではなく、世界各国の国力の弱体化にも繋がっている。

 これでは結局どこの国も得することはないとなるが、ただ世界の弱体化を意図しているユダヤ金融資本勢力の意図している流れには合っている。

 ロシアとウクライナの戦争も離れてみると、別の見方も出てくる。仏教的に考えれば、中道、両極端を捨てて程よさがどこら辺にあるかである。視野を広げて賢い選択をしなければならないだろう。

 これから更に困難の時代へと突き進むだろうが、宗教的にはひとつの時代が清算へと向かっていると考えている。歴史的にあまりにも世界の歪が大きくなっていて、このままでは修復が困難であると判断されると、地球規模の自浄作用、変動が起きてきても仕方がない。

 元々、人間の創造とは、各自が幸福になっていくことにある。これを実現していくために、仏教的には、努力精進して自分を磨き、進歩向上していく。これが生きる喜びとなって現れてくるし、この辺りに宗教的に生きる意味が出てくる。科学技術のみならず、宗教的な理解も受け入れないと、偏った意識のままとなる。今後増々世の中が混乱してくると推測されるので、迷わないようにと書いておきたい。

 生きる意味からみると、やはり、現状、天変地異が当たり前になり、自らを困難な人生、耐乏型の生活へと、世界が自滅化していく流れにあるので、これはおかしいと気づかなければならないのだが、、。


ロシアのウクライナ侵攻について パート2

2022-03-04 11:39:20 | 日記

 ロシアのウクライナ侵攻について パート2

 今回のロシアとウクライナの戦争について、公平に報道されているか疑問もあるので、もっと広げて書いてみたい。

○ロシアだけが悪いのか
 科学が発達して戦争が起これば地球は壊滅的な被害を受ける時代になっている。それなのに昔ながらの二元対立型の思考で敵をつくり争いを続けても、当事国だけにとどまらず、他国の住民にまで混乱、苦悩が広がり全体が貧しくなり、原始時代に戻って行くだけだ。

 プーチン大統領から見ると、大きな原因はNATOの東方拡大にあるようだ。だから、この圧力を緩和したいとの危機意識からウクライナを緩衝国として維持したいということだろう。これは本能的にそうなるだろうと思う。これまでの歴史的な経緯が色々あるだろうと思うが、この問題を解決しなければ、いつまでも解決しないだろう。

 ロシア悪しとウクライナに武器援助しても、ロシアも負けじと対立が深まるだけだ。全体がひとつの生命・愛であり、みんながひとつの地球という船の中で生きている。いつまでも敵味方の敵対意識でいては当事国の住民のみならず地球規模で混乱、苦悩が広がって行く。これも行き過ぎてくると、当事国の指導者に原因があるだけはなく、先進各国の指導者にも相応の責任が出てくる。

 なぜなら、全体がひとつの生命・愛であり、人生とはこの愛を現わしていくことにあるからだ。これに反して分離、対立、混乱、苦悩、、を生み出し拡大してくれば、やがてその反作用が起きてくる。世界は神仏の生命であり、この視点から、相応の責任を取らねばならない時がくると覚悟しなければならないだろう。

○二元対立型意識
 まず、今回の戦争について一方に偏っているのではとの疑問がある。最初からロシアが悪いの報道のようだが、ウクライナも東部ロシア系住民の虐殺を前々から行っているとの情報もある。内紛が拡大して自国民の犠牲、混乱も大きくなってきているので、指導者としての資質も問われるし、ロシアが悪いと言っているだけでは済まない。

 本命は中国であり、こちらはコロナに代表されるように見えない戦争を仕掛けている。こんな状況で西側がロシアを一方的に追い込んでいくと、どうなるか。裏で中国とロシアが繋がって西側と対抗する形が現実化してきたら、日本が戦場になる可能性が高くなる。これはどうしても避けたい。

○全体がひとつの生命・愛である
 敵味方の対立した意識でこのまま進むと、全体のバランスが分からず、色々の歪が生じてくる。住民生活から国際関係に至るまで、これらの秩序バランすを回復するのに相当の時間がかかるし、この間、みんなが耐乏生活を強いられる。この原因は誰にあるのか。全部ロシアにあるのか。北方領土返還も更に遠くなった。

○神仏のつくられている世界
 この状態に中国が絡んできたら、どうなるだろうか。報道では、今でも中国の戦闘機が頻繁に台湾領空に侵入しているという。現実に武力侵入が起きたら、ロシアとも連携して世界戦争に拡大する可能性は大きい。各国の指導者の知恵で解決できないとなれば、宇宙からの介入も始まる。神仏のご意志も働いて、積み重なっている不調和、歪等から天変地異も大規模に起きて、これまでの文明が清算される方向に進むだろう。

 ここからはもっと詳しく書いていきます。
○二元対立型意識
 原因はNATOの東方拡大にあると考えると分かりやすい。だから、ウクライナとロシアの話し合いだけではうまくいかない。当事者間の交渉に加えて、EUやアメリカをも加えた形に広げて進めないと根本は解決しない。少なくとも、アメリカとロシアが建設的に話し合うことがないなら、アメリカにも相応の責任は出てくるだろう。米ソの冷戦構造がなくなっても敵対意識が消えず、NATOとロシアの対立関係へと引き継がれている。同じキリスト教圏であるのに、バイデン大統領は無神論の中国と融和的でさえある。

 今回の戦争は、人間の性なのでしょう。真理とは単純であるが、どういうわけか、小さなひび割れを広げて複雑な方向へと持って行こうとする。単純であれば、解決も容易であるのに、複雑にして、長引かせ、歪や不調和を広げてしまう。

 問題を二つに分けて、敵味方の視点で対処しようとしてもうまくいかない。双方の宣伝工作もあるから、両者の言い分をそのまま鵜呑みにはできない。兵士の士気を高めようと、誇張あり、フェークあり、悪しき意図ありと、マイナス波動が増えていく。こうして二元対立型の枠からぬけることができないままにある。

 テレビの視聴者も既にこうした宣伝工作の中に乗せられて偏った見方になってしまっていると思われる。プーチン大統領を狂信者に仕立て上げようとの意図も感じられる。敵味方での分離の意識、二元対立の意識では、相手を徹底的に打ちのめすところまでいく。そして怨念が残り、後々長く尾を引いてしまう。この戦いもヒットラーの話まで出てきているから一筋縄ではいかない。過去の忌まわしい記憶も眼前に蘇る人も出てくるだろう。ちいさな傷口が怨念、復讐の意識に火をつけて、膨らんでくる。

 このままだと、大統領の暗殺か、はたまた核戦争へとエスカレートするか、バイデンがロシア憎しで話し合いを控えるならば、問題は大きくなって、全体のバランスは更に悪くなる。

 ウクライナの惨状が毎日報道されているから、ウクライナ支援は当然に見えているが、武器支援をするということは、そういう意志も働いているということ、交渉を有利にしたいという意志もあるが、当事者が建設的に話し合うことを避けて一方を悪として断罪しようとしているようにも見える。

 これはウクライナとロシアの二国間交渉では解決しない問題だ。NATOの東方拡大が大きな要因であるので、このまま進めば、勝者はなく、多数の市民を巻き込み、犠牲や混乱が広がるだけ。武器商人が儲かるように考えてもいるだろう。 

○全体がひとつの生命・愛である
 全体がひとつの生命・愛である。この意識であると、みんながひとつの共通した基盤の上に立つことが容易であると思えるが、これまでの世界の歴史を顧みると、複雑に枝分かれしてもはや単純には考えることはできない状態だ。

 キリスト教の好戦的な言動には、旧約聖書の妬む神の影響が大きいのであろう。ユダヤ教のタルムードなどを読んでみると、平和的な感覚とかけ離れている。人間は家畜並みに扱われているので、選民思想、異民族排他どころか食人思想があってもおかしくないし、これはレプタリアンの意識ではないかと直観的に感じてしまう。

 神仏の生命としてレプタリアンもつくられているのかどうか、考え込んでしまうが、例えば、科学技術などの発展にはレプタリアンの影響は大きいようだ。神の眼から観て、何かの目的はあるのでしょう。

 こうした心の領域も人間の中にあるようだし、これを磨いて心に愛が成長するようにとイエス様の教えも出てきたのではないかと考ている。

 今回の戦争に係る報道を見ていると、平和を叫んでいる人々のデモも世界的に広がり始めているようだ。ただ、軍需産業の維持、兵器を売るビジネスもあるため、戦争は適度に起こる、いや起こして敵味方の両方に資金援助、兵器の提供など、この機会を捉えて利益を得ようとする関係者もいるだろう。

 また、未だに米ソの冷戦思考も残っているようだし、様々の国の利害関係もからんでいる。更には、軍事ビジネスのためにも敵をつくること、ロシアをこのような形で生かしておきたいこと、、など書いてみたが、気づかないことがまだあるでしょう。

 今回のケースを中国がどうみているか。パラリンピックが終わったら、気になる所だ。

 世界が二元対立関係、小さなひび割れを修繕する方向にではなく、問題を大きく広げていくような意識の中にあるので、これでは全体がひとつの生命・愛であるとの実感は出てくることができない。愛は一体感でもあり、分離を広げていく意識とは対照的なので、二元対立型の意識に分からせるには地道な行き方を積み重ねるしかないのか。

 現状、無防備にみんながこうした二元対立的意識に染まってしまっている。心が硬直化してこれが当たり前で、世の中、気持ちも萎縮している。本当は心に潤いも必要、希望も必要なのだ。

 中国の仕掛ける静かな戦争も進行している。これから更なる変動、混乱が起きる可能性も考えておかねばならない。アメリカ大統領も頼りないので、イニシアチブが取れるのかどうか。今後の中国の動向を考えると、日本はアメリカに頼らず、アメリカとロシアの協力関係ができる方向に導いてほしいと思うのだが。

 西側の東方拡大のためか、ロシアはその影響を受けて自己防衛のため、ウクライナのNATO参加を認めないよう圧力をかけている。敵味方の視点から離れてみると、これは二重の圧力が生じている状態だ。それをウクライナが跳ね返して経済的にも西側入りをしたいともがいている。

 日本もそうだが、各国からはウクライナを応援する声が広がっていて、ロシアがNATOから受けている圧力は分からないということのようだ。

 今回の戦争に失敗すると、プーチンは失脚し、ロシアは変わるか。行き着く先はNATOにロシアも入れば一番いいのかもしれない。そしたらNATOの敵はいないから、ロシアに向けている核も不要になるなるはずなのだが。

 しかし、どうもこの流れを嫌う勢力もあるのでしょう。NATOの敵がいなくなるということは、その分、軍備も削減できることになる。すると、各国の軍需産業がその分不要になるということで、軍備縮小、軍需産業縮小、余剰の部分を何か新たな産業創出に向けて流れをつくっていく必要が出てくる。しかし、そうは考えないで、やはり敵があって軍需産業も現状維持でいく方を選択するということか。

 報道もまた、敵味方、二元対立型の意識の中にある。どうも、大国ロシアと小国ウクライナの戦い、ウクライナ住民に多数の被害が出ているから、ここだけ見ると、ロシアは悪いとなってしまうし、ウクライナはこれを世界に向けて宣伝している状態にもなっている。

 しかし、もっと広げて考えると、ウクライナも東部のロシア系住民を以前から虐殺しているとの情報もあり、これはほとんど報道されていない。中国のウィグル人虐殺と似たようなことを積み重ねているらしい。こうなると、一方だけに肩入れするのはまずいだろう。増々、歪が広がってしまう。ロシアも頑なになり、強権ロシアが一層目立つように演出もされるだろう。

 アメリカとロシアの建設的な話し合いはしないようだから、バイデンはロシアを適度に悪として温存させる行き方に見えるが、このままだと、不安定な状態が続くだろう。

○神仏のつくられている世界
 全体がひとつの生命・愛である意識で全体のバランスを考えると、現状は行き方では、またもや、文明の破壊と建設を交互に繰り返す行き方になってしまう。歴史はこうした繰り返しのようだ。

 神仏がつくられている世界に生きている意識からすれば、もういい加減にしないという気持ちだろうか。破壊に進めば、地球の自浄作用も働いて転変地異も起きてこよう。危機的な状況になれば、宇宙からの介入も起きてこよう。地球自体が今大きな転換点にあるようだから、今後、更に何が起こってくるか。

 中国の仕掛けている見えない戦争に、今回、ロシアとウクライナの見える戦争が起きたが、中国が本命であり、ロシアと中国が連携して西側と対抗するような形はどうしても避けたいのだが、、。さて、どうなるか。