2023年 1回東京2日(日曜)11R
第37回 根岸ステークス(G3)
ダート1400m
【気象条件予想(日曜・午前8時時点)】
晴れ、6℃、南東3m/s(ゴール前は左後方より追い風)
【予想印/買い目】
◎バトルクライ Battle Cry
○ヘリオス Helios
単勝・複勝14(各40%)、2(10%)
ワイド2−14(10%)
昨年出走して実績のあるテイエムサウスダンは騎手・厩舎変更、ヘリオスは馬主・厩舎変更があるし、一昨年は凡走組だしで、レースとの相性は微妙なところ。さらに、コロナ禍以降、競馬場の体制や世相の変化もはげしく、連続性で予想する事は困難で、その時での雰囲気の分析が中心になる。
さらに、非常に寒い中での開催である。私の基本的な考え方として、寒い時は懐を寒くする難度の高いレースとなりやすいという確信がある。正月競馬も終わり、ここからは単純に寒い中での競馬(正月競馬は"正月気分の盛り上がらない状況での寒い"で、イレギュラー感が出やすい状況だったと考える。近年ずっとそうだと思う。)となり、こうなると、パワー系、スタミナ系、ガッツ系などが有利で、条件の悪い状況で勝つには力技で押し切ることが必要になると考える。正月競馬のような1頭厄介なのが来るではなく、そこそこ簡単ではない馬が来やすい状況(これは晴れの時に顕著)になりそうだと思われる。
そこで注目したのが、バトルクライ Battle Cry。フェブラリーステークスの前哨戦と考えるにしても、根岸ステークスのレース名からしても、高木登厩舎はアドバンテージを感じる。フェブラリーステークスという高い木に登るのであるし、木には根っこがあるのである。また、根岸競馬場は上流階級の社交場であった事実から、将に雅やかなイメージで川田将雅にもアドバンテージを感じる。馬名的にも非常にパワー感が見て取れるし、戦いの歴史を終え、亡骸となってしまいCryしている、根岸競馬場の現況も感じ取れる。
離れた相手はヘリオス Heliosとした。昨年の2着馬だが、一昨年は8着。この辺、いろいろ不確実性のある馬だが、武力の豊かな武豊との相性は良いと見た。また馬主と厩舎も昨年から変わっており、これがどう出るかはわからないが、太陽神ヘリオスで、晴れとなれば白枠との相性も良さそうである。
【おしらせ】
シルクロードステークスもやろうと思いましたが、59キロのウインマーベルが外枠に振られてしまい、あららやめとこって感じです。荒れそうな雰囲気は特には感じませんので、人気どころ上位4頭あたりで決まりそうですけどねえ?枠順とハンデ感が微妙すぎて手出し無用判断です。
【出走馬/馬名意味】
オーロラテソーロ Aurora Tesoro
アメリカの都市名+冠名
ヘリオス Helios
ギリシャ神話の太陽の神
ホウオウアマゾン Ho O Amazon
冠名+アマゾン
セキフウ Sekifu
戚風(中国語でシフォンケーキ)の日本語読み
アドマイヤルプス Admire Lupus
冠名+おおかみ座
ギルデッドミラー Gilded Mirror
金色の鏡。本馬の血統より連想
レディバグ Ladybug
てんとう虫
テイエムサウスダン T M South Dan
冠名+父名の一部+父父母名より
ベルダーイメル Verdad Imeru
真実(西)+稲妻(アイヌ語)
タガノビューティー Tagano Beauty
冠名+美しい
ジャスパープリンス Jasper Prince
カナダの地名+王子
デンコウリジエール Denko Riziere
冠名+水田(仏)
レモンポップ Lemon Pop
レモンスカッシュ
バトルクライ Battle Cry
ときの声、かん声
エアアルマス Air Almas
冠名+世界最高級アルマスキャビアより
ケンシンコウ Kenshinko
人名より