12日の「徹子の部屋」のゲストは、深キョンこと深田恭子だった。
特別ファンという訳ではないが、彼女が「自分の前世は、マリー・アントワネットだ。」というのを聞いた事があるので、その話が出るのではと思い、帰ってきてから観ようとビデオに録っておいた。
すると、ありがたい事に、いきなりマリー・アントワネットの話になった。
話を聞くと、「前世がマリー・アントワネットだったらいいな。」と話した事が、いつの間にか、「前世はマリー・アントワネットだ。」になってしまったのだと。
「なんだ、そうなの。」と思い観ていたが、さすが、「前世がマリー・アントワネットだったらいいな。」と思うだけあって、誕生日が同じだとか、チョコレート好きが同じだとか、マリー・アントワネットがギロチンで処刑された事もあり、自分も首にマフラーとかをきつく巻くのが苦手であるとか、「これだけ、共通点があるんですよ。」と言いたかったのだろう。
すると、今度は、徹子が「私は大学時代にマリー・アントワネットの論文を書いた事があるので、いろいろ本とかで調べたんですよ。」と話し始めた。
そして、深キョンに「あなたは、手紙を書くのは好きですか?」と訊いた。
私は、話の流れから「マリー・アントワネットは手紙を書くのが好きだったんだな。」と思った。
深キョンも「はい、私、手紙書くの大好きです。」と予想どおりの答えを言った。
しかし、「あ~ら、そうなの。マリー・アントワネットは全然手紙とか書かなかったのよ。彼女のお母さんの方は筆まめだったんですけどね。」と徹子。
一瞬、固まる深キョン。「えっ、なにっ、どういう事、ちがったの。」という顔。
さらに「あっ、そう。全然違うのね。彼女はホント筆不精だったのよ。」の追い討ち。
夢見る少女が、一気に現実に引きずり戻された瞬間だった。
何故?
もしかすると、深キョンの「前世がマリー・アントワネットだったらいいな。」というきらきらした純真な目が、徹子の何かに触れてしまったのではないだろうか。何かは分からないが。
私は、その瞬間の徹子の「どうだ」といわんばかりの顔は忘れない。
そして、深キョンが一瞬固まったあの顔も忘れない。
私は、静かにビデオの停止ボタンを押して、観るのを止めた。
いつもよりも徹子がゲストに食いついていたので
ちょっとびっくりしました。
マリーアントワネットのくだりは
あほらしかったので見なかったけど
そんな落とし方があったんだったら
本腰入れて見ればよかった~!
落とした後かな、爪とか着物をほめてた気がする。
ちょっといぢわるしてごめんね、っていう罪滅ぼしか。
それにしても、前世がマリーアントワネットとかいって、○キョンも相当いっちゃってますねぇ。