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古 ヲ 好 ム

好古のものづくり、あれこれ

アテネの学堂

2008-03-20 | 
バチカン美術館へ。写真は、ラファエロの描いた「アテネの学堂」です。四方を壁画にかこまれた「署名の間」(かつて教皇が書類にサインをする部屋だったそうです)にあります。絵のスケールと比べて部屋はやや狭く、人も多いです。
実は絵を前に、登場人物も定かでなかったので、帰国後Wikipediaで復習。。。この絵に登場するのはギリシヤ哲学者たち、キリスト教神学と非=キリスト教のギリシア哲学との調和を意図しているそうです。中央向かって左側、指を天に向けている(理想主義の象徴)のがプラトン。右側手のひらで地を示している(現実主義の象徴)のがアリストテレス。中央手前のほうで座って片肘をついているのがヘラクレイトス。他にもピュタゴラスにソクラテス等等(登場人物については研究者によって諸説あるそう)。
ラファエロはルネサンスという同時代生きた人をモデルにしたそうで、プラトンはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ヘラクレイトスはミケランジェロ。そしてラファエロ自身も画面右のほうに入り込んでこちらを見ています。ふむふむ!


今回の旅、短い日程にもかかわらず、気まま歩きを楽しめました。良く歩き・良く食べ・良く笑い・あっという間。

旅をしていると、西洋と東洋、キリスト教と仏教って、やっぱり根本が違うなーと感じたり。はたまた、イタリアと日本て似てるなーと感じたり。それぞれの魅力を改めて感じました。

次はどこの街へ行こうか。イタリア語も…もっと話せるように、がんばります。

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