どうも、オウルです
残暑厳しいですが、海では早くも秋の気配がしてきました
僕らアオリイカを釣る者にとって、春と秋は二大シーズンなんです
春は産卵を控えた大型の親イカが浅場に接岸し、昼夜問わず産卵行動に励みます
ペアリングされていればルアーや餌には見向きもしませんが、ペアを探している個体は体力をキープする為に餌を獲ります
およそ一年しか生きないアオリイカの集大成ですね
それが大体前後ありますが4〜5月に行われます
そこで産まれた子達が、この秋に食べれるサイズに成長して釣れてくると言うとこですね
親イカには親イカの、仔イカには仔イカの美味さがあります
スタートは朝5時過ぎ
夏の残り香であるシイラを探しますが、毎年の居着き場にはシイラではなくサメが居着いてしまっていました
この時期はサメも浅場に来て上擦ったベイトを捕食します
狩場が似通ってしまうので仕方無いですね
シイラではサメには勝てませんし
浅場に移りイカ狙いに切り替えてGET
250gくらいの、小さいけれど食べ頃な新仔のアオリイカです
この時期のアオリイカは同じサイズの群れで行動し、活性も食欲も高いので同じサイズがポコポコ釣れたりするのですが、流石にまだ時期が早いかな?
アオリイカはこの一杯で終了
今度はワームでハタを探します
多少サメがうろついていても根魚なら関係ありません
こんなやつね
釣れてくるのは
エソと
アカハタ
オオモンハタがメインですね
たまにはカサゴも食べたいんだけどなぁ〜
今度は上陸して穴釣りやってみるかな
釣ってきた魚達は
まずその日に処理をします
ハタ二種は鱗を落としワタを抜き、血を極力除去してから腹部にリードを詰め、周りも包み上からラップ、更にジップロックに入れ3日程熟成させます
アオリイカはワタを抜き、皮付きのまま頭部の中にゲソや目の周りをそのまま入れラップで包み、上からアルミホイルで包んでジップロック、冷凍ストッカーへ
焼け対策ですね
エソは意外と小骨の鬼なのでフープロでプルプルになるまで砕き、少しずつ山芋をフープロで追加していきます
一気にやっちゃうと混ざらないのでご注意を
山芋を全体の半分くらい入れたら一度取り出し、次は山芋だけですり卸します
塩、砂糖、卵黄で味を決めたら、四分一カットの寿司はねで包んで揚げていきます
エソの磯辺揚げですね
これは正直めちゃくちゃ美味かったです
多分何回もやりそう
包んで揚げる時にどうしても山芋が膨らむので開いてしまうので、包んだ底の部分に小麦粉を硬めに溶いた衣を着けて揚げます
山葵は美味しいやつの方が良いです
今回切らしてて近くのスーパーで間に合わせましたが、これは絶対美味しい山葵が要るやつですね
3日寝かしたハタは皮が勿体無いので炙り刺しに
アオリイカもマヨと七味付けて炙ろうかと思いましたがそれは次回と言うことで
いやぁ〜魚って良いですね〜
次は何が釣れるかなぁ〜
そう言えば僕の遊び場には何羽かの鳶が居るんですが
その内の一羽はちょっとだけ面識があり、一度直に触れてもいる子なんです
ルアーを餌だと勘違いしてキャッチしてしまい、なぜか岸のルアーマンがラインを切ってぐるぐるに巻かれて海に落ちてしまったんですね
カヤックで救助したのですが、その時のやりとりで鳶の頭の良さが分かりました
最初は嘴で威嚇全開だったのに、説得しながら頭を撫でるとそれ以降噛みつこうともしてきませんでした
結局羽が乾くまでカヤックの上で過ごしていたのですが、オールで漕いでも逃げないくらいなんですよね
なかなか飛ばないので岸に戻ろうとしましたが、着岸寸前に帰って行きました
巣の位置も把握してるので、今回も同じ子だと思うんですよね
僕の口笛に唯一反応する子なんです
可愛いので居る時は大体魚を分けてるのですが、今回ようやくカメラで撮れたので動画にしました
https://youtu.be/DPof2FXt1W0
もし良ければ見てみて下さい
今回の釣行も記録してあるので、また今度UPしようと思います