イエロー・トラベル 乗りつぶし部

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大阪モノレール ‐2018.2.8‐

2018-02-15 08:39:09 | 日記
私の好きな風景。
いまは一面茶色だけど、新緑の季節には光り輝く水面に青々とした苗が風にそよぐ。
寒いこの季節、池や小川には氷が張り大地は硬く冷たくなるけど、葱や白菜なんかはしっかりと大地に根付いています。


豊川→彩都西

ここは千里丘陵の北の端。
周りは開発が進んだけれど、この場所だけは原始の姿を残している。
特別何というわけではないのかもしれないけれど、当たり前の里山の自然があり、その自然と共に生きている人たちがいる。
ここの自然がいつまでも大切にされてほしいと、冗談じゃなく思っている。




・・・・・この付近、家庭農園がいくつも開かれていることに気付く。
都心部からここまで通いにきている方もいらっしゃる。
この辺りは、都心部と比べて2~3度気温が低いらしい。
寒波で特別寒いのだが、昼近くになっても池や小川に氷が張っている。
まだ春の気配は感じられなさそうだ。



この辺りも田んぼを維持していくのは大変なのだそうだ。
農業の担い手不足の問題。
持ち主がいなくなり買い手がつかず荒れたままになっている元農地。
米の低価格と採算性の問題。
年月と共に老朽化していく農機具。
野菜の値段の高騰だけが話題になっている陰で見えにくくなっている生産者の人知れずの苦労。
美しい田畑の風景も、手入れをする人がいるから維持できている。
この地も、日本の農業の問題点とは無縁ではなく、課題の山積した日本の農業の縮図であるようだ。