音の絵本「AN」ブログ

猫のANはピアニスト。母であり、先生でもある。
ANのスト-リ-を自由に描いていく。

            

育てる

2009年12月22日 | 子どもとともに
今日は次男の保護者懇談会でした。

この時期は、息子3人のそれぞれの学校で保護者懇談会があるので
「今日はあっち」「今日はこっち」という感があります。


長男と次男はさすがに
高校生ともなると親が学校に行くことは滅多にないので、
こうして久しぶりに行くとなると
よそのお宅へ伺うようなちょっとした緊張感である。


息子に玄関まで出迎えてもらいました。

だって、校舎内がまったくわからないんですもの。


先生からは、学校での様子のお話があり
びっくりすることやら
冷や汗かくやら・・・
いろいろありましたが

私の知らない息子の姿があり
人生のたくさんのことを
ここで学んでいるんことを知りました。


さて、懇談会が終わって教室を出ると

次男が

「じゃあね!」

とあっけなく去ろうとしているではないか!


「待ってよ!出口わかんない!帰れない!」

というと


しょうがね-な・・・って感じで、

「まっすぐ行って突き当たり左!」

と言ったかと思うと
息子の姿はもう遠くに見えた。


ひとり取り残された迷子の子猫ちゃん気分でしたよ。


でも、

「えい! 探検しちゃえ!!」

とふらふら校内を歩いてみた。


私が知らない世界。
息子は毎日ここで一日の半分以上を過ごしているんだな~。

ここで学び、仲間と会話し
先生方を見て未来に思いをはせ
自分を育てているのだろう。


ある意味、親が子供を育てられるのはわずかな期間である。
その後はたくさんの人に育てていただいている。

そして、私もまだまだたくさんの人に育てていただいている。


感謝である。





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