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図録241・テート美術館展 光

2024-12-23 17:49:37 | 美術館
図録241・テート美術館展 光
ターナー、印象派から現代へ

令和5年に国立新美術館で開かれた展覧会の図録です。イギリスのテート美術館の作品を光というキーワードで集めた美術展です。多様な視点から光を捉えています。

Ⅰ 精神的で崇高な光
光の創造(ジョージ・リッチモンド、1826年)天地創造です。
善の天使と悪の天使(ウイリアム・ブレイク、1795~1805年)ブレイクは白人を善とする宗教観を持っていたようです。
アダムを裁く神(ウイリアム・ブレイク、1795年)
大洪水(ジェイコブ・モーア、1787年)
陽光の中に立つ天子(ウイリアム・マロード・ターナー、1846年)印象派の先駆と言われ、物理的な光を深く研究した画家が精神的な光を描きました。やがて自分が裁かれることを暗示しているそうです。
噴火するヴェスヴィオ火山とナポリ湾の島々を望む眺め(ジョセフ・ライト・オブ・ダービー、1776~80年)
トスカーナの海岸の灯台と月光(ジョセフ・ライト・オブ・ダービー、1789年)
ポンペイとヘラクレネウムの崩壊(ジョン・マーティン、1822年)
無垢なる幼児達の勝利(ウイリアム・ホルマン・ハント、1883~84年)2歳以下の男児を殺せと言うヘロデ王の命令から逃れようとする聖家族と、殺された幼児たちを描いています。殺された幼児たちは点からの光で輝いています。
愛と巡礼者(エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ、1896~97年)
私の妻の庭(ジョン・ヤング=ハンター、1899年)

Ⅱ 自然の光
ハリッジ灯台(ジョン・コンスタブル、1820年)
風景(風車)(ジョン・リネル、1844~45年)
湖に沈む夕日(ウイリアム・マロード・ターナー、1840年頃)
陰と闇ー大洪水の夕べ(ウイリアム・マロード・ターナー、1843年)
光と色彩(ゲーテの理論)ー大洪水の翌朝-創世記を書くモーセ(ウイリアム・マロード・ターナー、1843年)
ドーセーットシャーの崖から見るイギリス海峡(ジョン・ブレット、1871年)ドーセットシャーはフランスの対岸だがドーバー海峡とは離れている。
露に濡れたハリエニシダ(ジョン・エヴァレット・ミレイ、1889~90年)
エプト川のポプラ並木(クロード・モネ、1891年)
ポールヴィレのセーヌ川(クロード・モネ、1894年)
ビイの古い船着き場へ至る小道(アルフレッド・シスレー、1880年)
春の小さな草地(アルフレッド・シスレー、1880年)
ペールオレンジと緑の黄昏ーバルパライソ(ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー、1866年)
ヨットの行列(フィリップ・ウイルソン・スティーア、1892~93年)
浜辺の人々(フィリップ・ウイルソン・スティーア、1888~89年)
モレ=シュル=ロワン(アルマン・ギヨマン、1902年)

Ⅲ 室内の光
室内(ヴィルヘルム・ハマスホイ、1899年)
室内、床に光る陽光(ヴィルヘルム・ハマスホイ、1906年)
母と子(ウイリアム・ローゼンスタイン、1903年)

Ⅳ 光の効果
講義のための図解65・監獄の内部(ウイリアム・マロード・ターナー、1810年頃)ターナーは絵画技術の講義をしていました。光学に基づく実験的な絵も沢山描きました。
講義のための図解66・監獄の内部(ウイリアム・マロード・ターナー、1810年頃)65も66も遠近法の解説です。

Ⅴ 色と光
正方形賛歌のための習作 光り輝く(ヨーゼフ・アルバース、1963年)似たような作品が沢山有り、この写真が本当に対応しているかどうか不明。
アダム(バーネット・ニューマン、1951年)何故アダムなのかはわからない。
黒の上に薄い赤(マーク・ロスコ、1957年)
スゥイング(ワシーリー・カンディンスキー、1925年)

Ⅵ 光の再構成
ナタラージャ(ブリジッド・ライリー、1993年)
カラーサイクルⅢ(ピーター・セッジリー、1970年)
トラック、鳥、風(ジュリアン・オピー、2000年)

Ⅶ 広大な光
レイマ―、ブルー(ジェームズ・タレル、1969年)

この展覧会にはインスタレーション作品も多数展示されていて、図録にはその写真も掲載されていたが、分かり難いので省きました。

ひかりと言えば真っ先にカラヴァッジョやレンブラントを思い浮かべるが、彼らの作品は無かった。テート美術館のコレクションの傾向なのかどうかは分からない。









図録240・毛利博物館 名品選

2024-12-22 17:40:03 | 美術館
図録240・毛利博物館 名品選

令和6年に毛利博物館で購入しました。絵画・文書の部と武具・甲冑の部の2分冊でした。
【絵画・文書】
四季山水図(国宝)通称山水長巻です。図録には山水長巻の冒頭部分のみ掲載されていましたが、それに完全に対応する写真はネット上に有りませんでした。写真は図録のさらに一部です。参考として、全体の写真を紹介します。
四季山水図摸本(重要文化財、伝 雲谷等顔、江戸時代初期?)図録に掲載された部分と一致する写真はネット上に無く、これは参考です。この作品は従来国宝・山水長巻の付録扱いでしたが、近年独立した重要文化財になりました。ただし、作者は等顔ではなく、息子の等益ではないかと言われています。
古今和歌集 巻八(高野切)(国宝、伝 源兼行、平安時代)部分ですが概ね一致しています。
史記 呂后本記 巻九(国宝、大江家国、1073年)部分ですが概ね一致しています。
毛利元就画像(重要文化財、1591年)
鎌倉将軍政所下文(重要文化財、1193年)
毛利元就自筆書状(重要文化財、1557年)
毛利元就他十一名契状(重要文化財、1557年)
井伊直正・本田忠勝連署起請文(重要文化財、1600年)徳川が毛利を騙して寝返らせた文書です。生々しいのが残ってますね。
徳川家康起請文(重要文化財、1600年)関ケ原合戦の後、家康が毛利輝元・秀就父子と防長2国の領有を認めた起請文です。
幕府追討密勅(重要文化財、1867年)生々しいのが有りますね。
里村紹巴連歌学書(里村紹巴、1598年、山口県文化財)
幸若流舞の本(江戸初期、山口県文化財)幸若舞は信長が好んだことで有名です。
毛利隆元自画像(室町時代、山口県文化財)
毛利興元画像(室町時代)
毛利輝元画像(江戸初期)
王昭君桐鳳凰図(狩野探幽、1670年)松孔雀図と併せた三幅対ですが、ネット上では2幅しか見つかりませんでした。
舞楽図(住吉広行、江戸中期)
鯉魚図(円山応挙)
山水図(頼山陽)図録とは並びが違います。

【武具・甲冑】
菊造腰刀・拵(伝 当麻)(国宝、鎌倉末期)
太刀(伝 友成)(重要文化財、平安末期)
色々縅腹巻(重要文化財、室町時代)
紅地桐文散錦直垂(重要文化財、室町時代)

武具・甲冑はネット上で見られるものが少なかったです。









図録239・湖北の観音

2024-12-22 09:45:46 | 美術館
図録239・特別展湖北の観音
-信仰文化の底流をさぐる

この図録は長浜城歴史博物館か向源寺で購入したはずですが、どちらだったか記憶は曖昧です。ともあれ、全国的にはマイナーな観音像の魅力に惹かれました。

この図録を見て驚いたことが3つ有ります。1つ目は長浜市には非常に多くの仏像が有ること、特に高月町に多いことです。2つ目は自治会保有の仏像が多いことです。3つ目はローカルな仏像がネット上に沢山載っていたことです。図録作成の前にはネット上には少ないのではないかと思っていました。重文の仏像も有りましたが、ローカルな仏像も個性的な魅力が溢れていました。是非実物を見たいです。

【飛鳥・奈良時代の観音信仰】
図録のコピーを紹介します。

【平安時代の観音信仰】
木造十一面観音立像(菅山寺、長浜市余呉町、長浜市文化財)
木造聖観音立像(重要文化財、来現寺、長浜市弓削町)
木造菩薩型立像(重要文化財、赤後寺(日吉神社)、長浜市高月町)足元が映っていないがもっと大きな写真も有ります。
木造千手観音立像(重要文化財、赤後寺(日吉神社)、長浜市高月町)特別展には展示されなかったので、図録では参考図版になっていました。
木造十一面観音立像(重要文化財、充満寺、長浜市高月町)
木造十一面観音立像(重要文化財、善隆寺(和蔵堂)、長浜市高月町)
木造仏頭(重要文化財、善隆寺(和蔵堂)、長浜市高月町)これも参考図版です。
木造十一面観音立像(重要文化財、石道寺、長浜市木之本町)これも参考図版です。石道寺には県指定文化財の十一面観音も有り、そちらが展示されていたようですが、その写真はネット上に有りませんでした。
木造聖観音立像(長浜城歴史博物館、長浜市文化財)
木造宝冠阿弥陀如来坐像(西阿閉自治会(竹蓮寺安置)、長浜市高月町、長浜市文化財)聖観音とも伝えられています。
木造馬頭観音座像(山門自治会、長浜市西浅井町山門、滋賀県文化財)
木造千手観音立像(総持寺、長浜市宮司町、長浜市文化財)図録の写真には立派な光背も付いていました。
木造聖観音立像(常楽寺、長浜市湖北町、長浜市文化財)
木造十一面観音立像(田中自治会、長浜市湖北町、長浜市文化財)
木造聖観音立像(宝厳寺、長浜市竹生島)
木造聖観音立像(長浜市南郷町、長浜市文化財)図録には台座も有りました。
木造聖観音座像(阿弥陀寺、長浜市西浅井町、長浜市文化財)
木造聖観音立像(川並自治会、長浜市余呉町)ネットによれば地蔵堂が有るらしい。
木造聖観音立像(集福寺、長浜市西浅井町)
木造聖観音立像(尊住院、長浜市川道町)
木造馬頭観音立像(横山神社、長浜市高月町、長浜市文化財)

【鎌倉時代の観音信仰】
木造馬頭観音立像(徳円寺、長浜市西浅井町、滋賀県文化財)
木造十一面観音座像(日吉神社、長浜市高月町)

【室町時代の観音信仰】
金銅十一面観音三尊像懸仏(長浜城歴史博物館)
木造千手観音立像(保延寺自治会、長浜市高月町)愛嬌あるね。
木造十一面観音立像(片山観音堂、長浜市高月町)
木造十一面観音立像(浄光寺(厳長寺)、長浜市高月町)中央が十一面観音、右は薬師如来、左は阿弥陀如来です。図録には1体ずつ掲載されています。

【江戸時代の観音信仰】
木造十一面観音座像(冷水寺、長浜市高月町)
木造千手千足観音立像(正妙寺、長浜市高月町)

【観音の里のホトケたち】
木造薬師如来立像(柏原自治会(阿弥陀堂・八幡神社)、長浜市高月町)三尊の中尊が薬師如来です。脇侍の日光・月光菩薩像も図録に有りました。
木造薬師如来・木造毘沙門天立像(薬師堂(乃伎多神社)、長浜市高月町)左から毘沙門天、薬師如来、聖観音、毘沙門天です。図録には1体ずつ掲載されています。毘沙門天がユニーク。
木造地蔵菩薩立像(円行寺、長浜市高月町)
阿弥陀如来坐像(保延寺自治会(阿弥陀堂・白山神社)、長浜市高月町)左から右尊、中尊、左尊です。左右は仏像から見ています。図録には1対ずつ掲載されています。

【参考】
この図録には無かったが、湖北の仏像の頂点は国宝・十一面観音(向源寺、長浜市高月町)です。向源寺には重要文化財の大日如来や県文化財の阿弥陀如来等も有ります。これ らは実物を見てきました。

















図録238・パンドラの箱が開いた

2024-12-14 10:09:13 | 美術館
図録238・パンドラの箱が開いた
藝「大」コレクション 東京藝術大学創立150周年記念特別展

これは2017年の特別展の図録を2024年に購入したものです。

【名品選】
菩薩立像(重要文化財、白鳳時)
月光菩薩像(奈良時代)
金錯狩猟文銅筒(重要文化財、後漢時代)
繍仏裂(重要文化財、飛鳥時代)
繍仏裂(重要文化財、飛鳥時代)
・絵因果経(国宝、奈良時代)一部です。
板絵著色天部像(醍醐寺)(重要文化財、951年)1000年以上昔の板絵がこれだけ残っているのは凄い。
天馬双鳳八稜鏡(重要文化財、平安時代)
瑞花双鳳八稜鏡(重要文化財、寛弘4年)
弥勒来迎図(重要文化財、鎌倉時代)余分なマークが気になりますが。
浄瑠璃寺吉祥天厨子絵(重要文化財、1212年)
・小野雪見御幸絵巻(重要文化財、鎌倉時代)一部です。
羅漢図(重要文化財、南宋時代)
槙楓図屏風(重要文化財、尾形光琳)模写ですが、ネット上の写真の中で、一番図録に近かった。
柳下図鬼女図屏風(曽我蕭白)
美人(重要文化財、高橋由一)
(重要文化財、高橋由一)類似の作品が3点有り、その1つです。高橋由一の代表作です。
靴屋の親父(重要文化財、原田直次郎)
収穫(浅井忠)色味はもう少し赤みが有る。
婦人像(厨房)(黒田清輝)
不動明王(重要文化財、狩野芳崖)
悲母観音(重要文化財、狩野芳崖)芳崖の絶筆にして代表作です。近代日本画の出発点と目される記念碑的作品。
白雲紅樹(重要文化財、橋本雅邦)
墨堤春暁(川端玉章)
経政詣竹生島(小堀鞆音)小堀鞆音は歴史画の巨匠です。
水鏡(菱田春草)
天心岡倉先生(下村観山)
伊香保の沼(松岡映久)
鵜飼(川合玉堂)玉堂は鵜飼の絵を沢山描いていますが、その代表作。
玄猿(橋本関雪)関雪の猿の絵は多いが、その中でも秀逸。
草子洗小町(上村松園)小野小町が大友黒主の陰謀を暴く能の一場面。松園は金剛流の能を学んだ。
不動(小林古径)
銀河祭(伊東深水)七夕の宵、盥の水に星を映し、針に糸を通すことで裁縫の上達を願ったそうです。
一葉(鏑木清方)北沢英月の想(参考)も好きだが、こちらはリアル。
(小倉遊亀)

《平櫛田中コレクション》
《卒業制作-作家の原点》
村童観猿翁(横山大観)
元禄美人象(板谷波山)後に陶芸家として大成する波山は藝大の木彫科を卒業しました。
(杉山寧)後年の画風とは全く違うが、これも悪くない。
砂丘(高山辰雄)これも後年とは全く違う。
渡頭の夕暮(和田英作)
草花鳥獣文小手箱(松田権六)
Herald(地村洋平)平成26年です。比較的新しいですね。

《現代作家の若き日の自画像》
村上隆 右は何でしょう?

《真似から学ぶ、比べて学ぶ》
竹林七妍図(勝川春章)
獅子吼(高村光太郎)
日本婦人(重要文化財、ラグーザ)

《藝大コレクションの修復》
全て修復後です。修復前の絵も有りましたが、図録ではその差は僅かなように見えた。
ガリバルディ騎馬像(ラグーザ)
彼の休息(小磯良平)
黄泉平坂(青木繁)











図録237・石橋財団コレクション

2024-12-10 09:38:43 | 美術館
図録237・石橋財団コレクション
ARTIZON MUSEUM 200Highlights

石橋財団コレクションは背表紙、表表紙はARTIZON MUSEUMが主です。内容は石橋財団のコレクションから主要作品200を選んで掲載しています。
章立ては特に無いが、概ね西洋美術の古代から現代まで、日本の洋画、日本画の旧新と言う順序で掲載されています。

セクメト神立像(エジプト、テーベ(ルクソール)、紀元前1390~1352年)セクメトは太陽神ラーの娘で、破壊神でもあり、病気を治す慈悲神でもある。
アッティカ黒像式頸部アンフォラ(ギリシャ、アッティカ、紀元前520~510年)
聖書あるいは物語に取材した夜の情景(レンブラント・ファン・レイン)レンブラントは夜の絵が多い。
ヴィル・ダヴレー(カミーユ・コロー)如何にもコローだが、風が感じられない。
オンフルートのトゥータン農場(カミーユ・コロー)
森の中の若い女(カミーユ・コロー)
雪の中を駆ける鹿(ギュスターヴ・クールベ)
山中のドン・キホーテ(オノレ・ドーミエ)
静物(花・果実・ワイングラスとティーカップ)(アンリ・ファンタン=ラトゥール)ラトゥールは静物画の名手です。
自画像(エドゥアール・マネ)
オペラ座の仮装舞踏会(エドゥアール・マネ)現代絵画に通づるマネの一面。
ブージヴァルのセーヌ川(カミーユ・ピサロ)
菜園(カミーユ・ピサロ)
踊りの稽古場にて(エドガー・ドガ)
レオポール・ルヴェールの肖像(エドガー・ドガ)
森の中へ行く女(アルフレッド・シスレー)
サン=マメス六月の朝(アルフレッド・シスレー)
アルジャントゥイユの洪水(クロード・モネ)
雨のリベール(クロード・モネ)
睡蓮(クロード・モネ)モネの睡蓮は300点有るそうです。これはその1点ですが、比較的類似作品が少ないか?
睡蓮の池(クロード・モネ)比較的多い睡蓮の1つ。
黄昏、ヴェネツィア(クロード・モネ)空と海と建物が溶け合うような表現は、印象派を越えた後期モネの特徴です。
すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢の肖像(ピエール=オーギュスト・ルノワール)
少女(ピエール=オーギュスト・ルノワール)
カーニュのテラス(ピエール=オーギュスト・ルノワール)
ピアノを弾く若い男(ギュスターヴ・カイユボット)
バルコニーの女と子供(ベルト・モリゾ)印象派の代表的な女性画家です。
眠り(エヴァ・ゴンザレス)印象派の女性画家です。
娘に読み聞かせるオーガスタ(メアリー・カサット)アメリカ出身の印象派の女性画家です。パリで活躍しました。
セーヴルのテラスにて(マリー・ブラックモン)印象派の女性画家です。
鉢と牛乳入れ(ポール・セザンヌ)
帽子を被った自画像(ポール・セザンヌ)
馬の頭部の有る静物(ポール・ゴーガン)
ポン=タヴェン付近の風景(ポール・ゴーガン)ポン=タヴェン(タヴァン)はブルターニュに有り、そこに住んだゴーガンを中心とする画家達はポン=タヴァン派と呼ばれました。
モンマルトルの風車(フィンセント・ファン・ゴッホ)
化粧(ギュスターヴ・モロー)
神秘の語らい(オディロン・ルドン)
牧場(アンリ・ルソー)
サーカスの舞台裏(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック)
コンカルノー港(ポール・シニャック)
画室の裸婦(アンリ・マティス)点描時代のマティスです。
コリウール(アンリ・マティス)マティスも画風が二転三転しています。
運河船(モーリス・ド・ヴラマンク)
縞ジャケット(アンリ・マティス)
石膏の有る静物(アンリ・マティス)
青い胴着の女(アンリ・マティス)
ジャッキー(アンリ・マティス)マティス晩年の作品です。
円卓(ジョルジュ・ブラック)
新聞と開かれた本(ファン・グリス)
キュビズム的風景(ジャン・メッツァンジェ)
手袋をした女(アルベール・グレーズ)
金管奏者(ジーノ・セヴェリーニ)
空間における連続性の唯一の携帯(ウンベルト・ボッチョーニ)
接吻(コンスタンティン・ブランクーシ)
抽象的コンポジション(フェルナン・レジエ)
砂丘(モンドリアン)
自ら輝く(ワシーリー・カンジンスキー)
庭の幻影(パウル・クレー)
羊飼い(パウル・クレー)
(パウル・クレー)
裁判所のキリスト(ジョルジュ・ルオー)
郊外のキリスト(ジョルジュ・ルオー)
シャンゼリゼ大通り(キース・ドンゲン)
二人の少女(マリー・ローランサン)
若い農婦(アメデオ・モディリアーニ)
大きな樹の有る南仏風景(ジャイム・スーティン)
生木と枯木のある風景(パブロ・ピカソ)具象回帰した時代の作品ですが、ルソーを思わせます。
女の顔(パブロ・ピカソ)
腕を組んで座るサルタンバンク(パブロ・ピカソ)
バッカス祭(モーリス・ドニ)
ヴェルノン付近の風景(ピエール・ボナール)
ポガニー嬢(コンスタンティン・ブランクーシ)
吟遊詩人(ジョルジュ・デ・キリコ)
退屈な氾濫(ヴォルス)
人質の頭部(ジャン・フォートリエ)
スカーフを巻くエディット・ボワソナス(ジャン・デュビュッフェ)
ディエゴの胸像(アルベルト・ジャコメッティ)
矢内原(アルベルト・ジャコメッティ)矢内原は実存主義哲学者ですが、ジャコメッティイの求めに応じて何カ月もモデルを務めたそうです。
プッシュ・アンド・プルⅡ(ハンス・ホフマン)
リーグ(ウイリアム・デ・クーニング)正直に言って、分からない。
入口、1961(マリア=エレナ・ヴィエラ・ダ・シルヴァ)分からないけど面白い。
単眼鏡(アレクサンダー・コールダー)何だこれは?
魚の顔(イサム・ノグチ)そう言われればそんな気も。
10番街(ジョルジュ・マチュー)
T1989-H35(アンス・アルトゥング)
春の風景(エミリー・カーメ・イングワリィ)
4人の射手(ジンジャー・ライリィ・マンドゥワラワラ)アポリジニーの画家です。
(中村精十郎)中村清十郎は幕末から明治の画家で、南画から洋画に転向したそうです。
グレーの洗濯場(浅井忠)浅井忠は明治を代表する洋画家の1人です。これは初めての渡仏時に描いたそうです。
縫物(浅井忠)
鉄砲百合(黒田清輝)清輝は人物画が多く、これは珍しいか?
針仕事(黒田清輝)
プレ派の女(黒田清輝)この作品は紆余曲折を経て黒田の妻が買い取り、さらにブリジストン美術館の開館時に売却しました。亡き夫の絵が都心の美術館でいつまでも見られることを願ったそうです。
天平の面影(重要文化財、藤島武二)
黒扇(重要文化財、藤島武二)明治末期にローマへ渡った時期の代表作の1つですが、公開されたのは最晩年だそうです。
チョチャラ(藤島武二)チョチャリアと言う所からローマに来ていた花売り娘です。ローマ時代に肖像画を極めた作品です。
屋島よりの遠望(藤島武二)
東海旭光(藤島武二)晩年の代表作です。明快な絵からおぼろげな絵に変わってゆく様は、モネの晩年のようです。
婦人像(岡田三郎助)モデルは依頼人の奥さんだそうです。自慢の美人妻でしょうね。
読書(山下新太郎)緑が勝っていますが、カサットを連想します。
自画像(中村彝)
山幸彦(小杉未醒(放菴))
上高地(吉田博)新版画の吉田博は初めは洋画家として活躍しました。山が好きなのは終生変わりません。
海の幸(重要文化財、青木繁)青木繁のと言うより明治日本の洋画の代表作です。
自画像(青木繁)
(青木繁)まるでモネですね。
わだつみのいらつこの宮(重要文化財、青木繁)28年と言う短い生涯に2つも重要文化財を残しています。
大穴牟知命(青木繁)
魚を持ってきた海女(坂本繁二郎)
(坂本繁二郎)
帽子を持てる女(坂本繁二郎)
放牧三馬(坂本繁二郎)私のイメージに有る坂本繁二郎に一番近いです。
能面と鼓の胴(坂本繁二郎)
薔薇(安井曾太郎)
F婦人像(安井曾太郎)
巴里風景(藤田嗣治)
横たわる女と猫(藤田嗣治)
ドルドーニュの家(藤田嗣治)
猫のいる静物(藤田嗣治)猫は藤田のお友達。
街道(銀座風景)(岸田劉生)昔の銀座はこんなだった?
南瓜を持てる女(岸田劉生)なんで南瓜とおっぱい?
麗子像(岸田劉生)これは7才の時の像です。
帽子を被った自画像(小出楢重)小出楢重は特に好きな画家ではない。
二階より(古賀春江)
素朴な月夜(古賀春江)シュールリアリズムの画家らしい作品です。
鳥籠(古賀春江)これも。
子供(関根正二)19才で重要文化財「信仰の悲しみ」を描き、結核とスペイン風邪により20才で夭逝した天才画家の没年の作品です。
コルドネリ(佐伯祐三)
テラスの広告(佐伯祐三)祐三らしい作品です。
海芋と麒麟草(児島善三郎)
セーヌ河畔(岡鹿之助)
雪の発電所(岡鹿之助)点が細かいので縮小された画面では分かり難いが、岡鹿之助は点描を取り入れました。
運河風景(松本俊介)独特の風景画を描きましたが、これは比較的普通。
累形(山口長男)
赤い鬼(菅井汲)
集中する力(堂本尚郎)
無限の網(草間彌生)草間彌生は水玉と網目
明日の場所(野見山暁治)
古今和歌集巻一断簡(重要文化財、平安時代、11世紀)
伊勢集断簡 石山切(平安時代、12世紀)
青磁鉄班文瓶(飛青磁花瓶)(重要文化財、龍泉窯、元時代)
禅機断簡 丹霞暁仏図(国宝、因陀羅、元時代)
四季山水図(重要文化財、雪舟)
洛中洛外図屏風(江戸時代)右隻です。図録には左隻も有ります。
牡丹孔雀図屏風(円山応挙)
松梅図屏風(狩野典信)
・保元平治物語絵扇面(宗達工房)図録には6面有ります。ネット上にも6面有り、その内の2面です。
色絵竹梅虎文六角瓶(有田、1670~1700年)
源氏物語図 浮舟、夢浮橋(伊年印、17世紀)伊年印は宗達工房の印です。
孔雀立葵図屏風(重要文化財、尾形光琳)
李白観瀑図(尾形光琳)
富士筑波山図屏風(鈴木基一)