やっぱり彼の声にやられる…
手紙…
そうきたか…
彼の声で読まれる手紙は…
しょうがないね…
これまでに2度ほどこのような手紙に泣かされて…
またしてもやられた…
思わず目を閉じて聴いてしまう…
映像は勝手に私の頭の中に投影される…
成瀬の人生の一瞬の華の時…
ユリの花に例えられたその恋心…
夏の香りを残し…
儚く散っていく…
傷を負い…
傷を隠し直人の元に向かう…
それこそが成瀬のこれまでの人生だった…
そしてお互いの傷を隠したまま…
向かいあう2人…
この2人のラストのシーンで救われた思いがした…
こうなるだろうとは思ってはいても…
つじつま合わせのようにありきたりに死んで行った人たち…
使い古されたラストシーンかぁ…
途中で少し嫌気がさしていた…
最後の17分…
早朝から番宣で力説してきた瞬間が来た時…
なにがどうって…
二人の若者があまりにもみずみずしく…
壮絶に美しく…
心を絞り取られるような
哀しみの表現に…
心の叫びに…
圧倒され…
ただただ魅了されて…
こぼれた涙…
なぜか…
号泣と言うものではなかったけど…
哀しくて…
切なかったけど…
手をとり許しあえた2人が愛しくて…
眠るように寄り添う2人がさらに愛しくて…
最後にこの2人によって救われた気がした…
このドラマに関わるすべての作り手に愛された二人のような気がして…
嬉しかった…
そんな思いが伝わるラストシーンだった…
このシーンにたどり着くために頑張ってきた二人…
最高のラストシーンだったと思う…
何度見ても…
何度繰り返し見ても…
きっとそう思うに違いない…
『魔王でよかった…』
そう言って少しはにかみながら笑った3104…
その言葉に辿りつくまで…
どれだけの思いと時間を費やしたんだろう…
想像を絶する時間と重圧の中で戦ったね…
でもきっとあなたに触れた周りに人たちは…
そんなあなたを温かく包んだことでしょうね…
なぜか…
あなたにはそんな不思議な力が備わっている…
愛さずにはいられないんだよ…
男でも女でも子供でもお年を召した方でも…
ご両親に感謝ですね…
いつの日かうちの娘たちも
そんな風に言って貰えるように育てばいいなぁ…
あなたを見ていると…ホントにそう思います！
オンエア終わりですぐに斗真に電話する3104…
お互い『あリがとう』を言い合うふたり…（トマゴトより…）
そんな2人に最後に一番泣かされました…←つまり号泣！
そんな3104だから好き！！←このタイミングで…何言ってんの？
もう激しく…切なく…キュンキュンするくらい好き！！←だから…今はやめなさいって！
号泣するとやっぱり鼻水はでる…←鼻水たらして好き！と叫ぶ女…どうなの？
あなたたちが作った魔王…
あなたたちが言う…
このドラマを通して何か感じてもらえたらと…
何か心に残ってくれたらと…
魔王はきっと誰の心の中にも潜んでいる…
冷たく微笑みながらその時を待っている…
ボタンをひとつかけ違えただけで変わっていく
人の思い…
人の人生…
しっかり生きなきゃ…
しっかり生かさなきゃ…
そう思った…
これを見終わったら…
本家をたっぷり観よう！！
そう意気込んでた…
結構それも楽しみになってた…
でも…
もういい気がする…
私の中で魔王が完結した。。。
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