光冠

　まずはこの写真



　ド～んと太陽の写真。何か気付きましたかぁ？
　うーん。わからない？？という方は


太陽のまわりに注目です！


　 この絵は"宮沢賢治"作 「日輪と山」(いい画像がなくてお土産のハンカチ．．．)

　実は上の写真、太陽のまわりに光の輪が取り囲んでいます。
先週金曜日、日没前の西の空、みんなで協力して撮りました(ワタシは応援係)

　これは"光環"または"光冠"とよばれる現象。
大気中の水や氷の小さな粒などによって光が回折されて、このような輪を作るのです。(月でも起こります。)
　
　太陽の手前にある小さな粒がカギをにぎるのかぁ

　光冠を作るには、これらの小さな粒(微粒子)が粒ぞろいであることが重要で、
粒の大きさが揃っている時ほど色がキレイに分かれるとのこと。

　ちなみにこの日、関東地方ではスギ花粉が大量飛散。黄砂は観測されていないし、
太陽の手前にある小さな粒って

　　．．．
　調べてみると、スギなどの花粉でもこの現象が見られ、スギ花粉は球形をしている
ので光冠も丸くなるそうです。

　空のようすを観察して天気を予想することを"観天望気(かんてんぼうき)"と
いいます。　あっ"花粉天望気(かふんてんぼうき)"も、もしかすると可能！？　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブログ的お天気：

＜参考までに＞
光冠について
http://www.asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/corona.html#corona
環境省花粉観測システム(はなこさん)
http://kafun.nies.go.jp/Main.aspx
黄砂情報
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/info_kosa.html