空のブログ

太田陽子の「お天気ブログ」あらため「空のブログ」 気分転換に空を見る感じで

大覚寺のしだれ桜

2009-04-22 | 四季 京都
お雛様なサクラにズームアップです。

可愛らしいピンクと華奢なしだれ具合が、まるで細工物みたい
このサクラを見た先人たちは、いったいどう思ったのでしょうか?
古文や古典オンチなワタシがちょっともどかしい...のでありました。
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4 コメント

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京都祇園のしだれ桜 (katu)
2009-04-22 21:14:47
 大覚寺のしだれ桜のことではありませんが、京都祇園のしだれ桜については、哲学者の九鬼周造さんが『・・・しかしいまだかつて京都祇園の名桜「枝垂桜」にも増して美しいものを見た覚えはない。数年来は春になれば必ず見ているが、見れば見るほど限りもなく美しい・・・・・』と記しています。

 また『・・・ああして踊っている間はどんな苦労も忘れているだろう。

乙(おつ)な桜の アラ ナントネ
粋をきかした 縁むすび
スッチョイコラ スッチョイコラ

 私の耳の奧にはまだ歌が響いていた・・・・・』

 何より美しいものであり、そのうえ踊りたくなる樹木、枝垂桜についての表現において的確だと思います。
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katuさま (おたよこ)
2009-04-23 22:06:55
こんばんは
おもしろい記述を教えてくださりありがとうございます!
随筆とかエッセイの一文といった印象ですが、ふだん小難しそうな哲学者のはしゃぐ気持ちをちらっと見た印象です。
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Unknown (きせきれい)
2009-04-26 16:41:11
枝垂桜が舞の姿の様に見える写真となっていますね。桜のピンクと背景の屋根の水色がかりのコントラストが効いているのが鮮やかな印象です。
いにしえの美意識は"花"という言葉のさすものが梅、桜と変わっているようです。桜も詳しくありませんが吉野桜ではないかもしれません。いにしえの花に対する美意識をたどってみるのもいいかもしれません。
ちなみにフランスでは"花"といえばジャスミンだったかなー?ちょっとあやしい。
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きせきれい様 (おたよこ)
2009-04-26 21:01:49
しだれ桜は、舞妓さんの髪飾りにもありそうです。
以前桜の本を読んだことがあるのですが、古の桜はやはりソメイヨシノではないようです。
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