真夏に雪...

さあさあ、よってらっしゃい。見てらっしゃい。
　　御用とお急ぎでない方は！？

　　　　　お天気実験　♪001_1　なんだろう？

　　　　　

　箱。ペットボトル。何だぁ？

ペットボトルの中に注目です♪

　　　中に何かあるよぉ？

　そうです。これは人工雪の結晶

平松式ペットボトル人工雪発生装置といって、旭川の高校の先生　平松和彦さんが
考案した実験法です。

【用意するもの】
　500mlのペットボトル　発泡スチロール製のふた付きクーラー　
　釣り糸　消しゴム(おもり)　ゴムorコルク栓　軍手
　ドライアイス(氷屋さんや葬儀屋さんで入手可、軍手着用です)　

【方法】
　おっ。先生自身が作成した資料がＨＰにありました！
　手順はこちらのほうが確実です

つまり～
　息を吹き込んでペットボトル内を飽和させて
　　　　　　　　　　↓
　下のほうをドライアイス(約－80℃)で冷やすと
　　　　　　　　　　↓
　クーラーボックスの上からでている部分は室温に近い状態だから
　暖かくて軽い空気の層は上、冷たくて重い空気の層は下...
　安定した状態になるんだぁ

　雪の結晶ができる環境がペットボトルの中にできました。

あとは
　結晶ができる核(凝結核)となる釣り糸のまわりに雪の結晶ができて
成長するのを待ちます。

　まだかな～？

　　　　　約20分後

　雪の結晶だぁ～

　　　
　　　　　お天気実験　♪001_2　人工雪の結晶

　　　　　


　雪の結晶の形は気温や湿度に関係します。
鳥の羽やシダの葉みたい？
　うーん。これは樹枝状かなぁ？
ムズカシイ...

ペットボトルの中で、結晶ができる条件に最も合った位置に
結晶ができるそうです。

実際に実験をしてくださった"お天気大作戦"の富沢勝さん、ありがとうございました。

お役立ち(?)情報
カリフォルニア工科大学のLibbrecht教授のＨＰ
英語なんだけど...
とにかく写真がキレイでカッコいいのです
真夏だけにちょっと涼しげ
お気に入りのサイトです