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大阪を中心に野良猫いない街づくりを目指して奮闘中。

大阪市獣医師会 子猫リレー制度

2020-10-05 22:38:00 | ノンジャンル

~飼い主のいない幼齢猫の安楽死処置を減らし、市民への譲渡を行うことで動物愛護を推進すること~

環境省が推進する「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」の目的に呼応し、大阪市が実施してきた「所有者不明猫に対する不妊・去勢手術事業」は、繁殖の抑制により所有者不明子猫の引き取り数の減少という成果を上げています。本会も当該事業に積極的に参画することにより、地域環境(環境衛生・公衆衛生等)の改善に寄与できているものと自負しております。

しかしながら、まだまだ多くの子猫の引き取り(平成29年度:約1000頭)が行われており、動物愛護の観点からもそれら子猫の譲渡促進が求まられています。そこで、当会では「子猫リレー事業」を下記のとおり実施し、飼い主のいない幼齢猫に対して、行政、獣医師、高齢者、若者世代の協同参画による譲渡促進事業を行っています。協働を仰ぐ地域ボランティアには、可能な限り高齢者を優先し、欧米で推進されている高齢者と動物との関わりの健康維持への効果や、高齢者世帯と近隣との関わりの推進など、福祉的な側面も併せて実現できればと考えています。

【事業の内容】
動物管理センターに引き取られた子猫は、成育の可否判定が行われます。可能と判定された子猫は、健康状態が不安定な引取り後1~数週間、本会の獣医師および動物看護職によって授乳を含む健康管理が行われ、その後、高齢者飼育ボランティア(キトンシッター)に引き継がれ、飼育管理されます。その間、本会の獣医師が飼育相談ならびに指導を行い、可能となった時点で早期不妊・去勢手術を実施し、一般譲渡に供します。

  大阪市獣医師会
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