ルキノヴィスコンティ監督
の
異邦人
を観た
まだ途中
こんな人間心理の内容が
好みだなあ
さめざめとさめている
マルチェロマストロヤンニ
きのうママンが死んだ
翌日
人を殺したのは
太陽がまぶしかったせいだ
という話し
イタリアの夏の海辺
男なのに
ワンピースの黒い水着を
来ている
1960年代
景色やバスや建物も
ソソル
当たり前の意識の流れに
流れない
行き当たりばったりで
やりたいように
やっているだけの男
つるんでいる
俗物の関心は
アリガチ当たり前な
カネと女と自意識
なんだけど
主人公ムルソーは
俗物的なもの全部に
何の関心もないし
女は女の方から
寄って来ているし
感情とか愛は
無い
唯一の肉親の
母親が死んでも
泣いていないし
自由になって
解放されたーー
という感じ
カネメアテの悪人ではない
ヒモになりたくないと嘆く
友人の俗物男に
お説教はしないし
黙って
言い訳を聞いている
外界の全部が
どうでも良いって
感じ
また
明日。