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新オレサマの日常。まさごろ。

被害者の自己顕示欲

オレサマの性格は
お恥ずかしくも

自己顕示欲の
カタマリーーーー

と言える

この
自分の気持ちを
外部に
発信したい

という
謎な本能だけを頼りに

詩を書き
絵を描いたりして
何とか
生きてきた

中学の同級生であり
オレサマの従兄弟と
東京都の西永福で
同居していた鹿田くんは


セコヤマデモドリアンに
惚れていたのであるが

鹿田くんの
バイト先の先輩である
たけおさんが

大変オトナであり
ジャズに詳しくて
素敵であり

オレサマに
オトナっぽい茶色い皮の
お財布を買ってくれたため
オレサマは
たけおさんが
大好きであったのだが

たけおさんは
オレサマの自己顕示欲が
すご過ぎる点を指摘して
煙たがっていた

そして結局は
たけおさんの大金の相談をした
銀行員の女の人と
たけおさんは
それからすぐ入籍

結局
オレサマは
たけおさんより
自分の自己顕示欲を選択

とにかく

オレサマ以外の
通常人であっても

池袋暴走事故の
被害者遺族の松永拓也さんなど

突然被害者になったら
被害者ゆえに
被害者として

広く社会に
自己を顕示していくしかないのだ

被害者側は
今こそ
饒舌になるのが
正しい

自分の悲惨な
事情の真実こそを
広く社会に発信して

悪人の邪気な人心の集合で
腐敗している
社会悪に
力強く働きかけなくては
ならないのだ


一方
司法は

被害にあった
非常に不運な国民が
泣いて大人しく寝込む事を推奨

その理由は
裁判官になる人は
頭が良いから

悪人に騙されることは
あんまりないし

小市民なる被害者の
油断やうっかりに
責任を
押し付けたいのである

司法の立場は
徹底した
ニンゲン個々の
感情の排除

つまり
司法は

われわれ小市民の

お涙

が大キライ

司法に
血と汗と涙礼賛の
ドラマチックな
セイシュンや
日本人的情緒風な
人情は
皆無

司法は
大量のA4の紙で
乾ききっており
判例と過去が大好き

生身の水分は
回避して
冷淡に淡々としたいのだ

司法が好むのは
漢字による熟語
しかも
書面は体言止め

オレサマは
被害者として

元々激しい自己顕示欲に
火がついた感じ


被害者はしゃべりしゃべる

あらゆる被害者は
口数多く
しゃべり出す

被害者の辛苦は
自己の人権意識の発露

自分の人権が
悪人による
邪気と

俗社会の冷たい風雨と
異臭なる菌に
さらされ
犯され
ボロボロになっている危機

被害者こそ
真っ赤に腫れて
ヒリヒリした
熱い
自己顕示欲



司法の姿は
氷でできた
ザルです

その
穴を
無事に通過するのは
奇跡でしかないにしても

数をやる事しか

ヒット曲の作詞も
数やれば
そのうち

とにかく
数やれば
悪人被告は
弁護士費用がかさみ
経済的に疲弊

それからも

被害者は

諦めない心で
何回も
充実した証拠を
畳みかける

それでも
訴訟は難しいから
ダメなんだけど

被害者の自己顕示欲
何年も
終わらない

そのうち
何年も月日をかけると
被害者の

お涙


割と乾き始める

そして

泣けば寝られるのに

被害者は
自己顕示欲の赤い噴火で

寝られなくなり

真夜中にヒリヒリ

終わりなき
自己顕示。



















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