日曜日は、「文系と理系の壁」について論じ合うシンポジウムの手伝いに行ってきた。
私自身は、そんなものないと思っているのだが、そういうのがあることになっているので、
自分に付加価値がついて、自分の商売が成り立っているのかもしれないと考えると、
この議論は粗末にできない。
シンポジウムのあとの懇親会で、毛利衛さんを紹介していただいた。
言わずもがなだが、宇宙を飛んだ男だ。
一緒に写真をとってほしい気持ちをぐっと押さえて、
大人らしくふるまった。
私の中学の時からの夢は、宇宙を飛ぶことだった。
だから、私は高校で理系を選択した。
実際大学で勉強したのは農業生物だったけど、
宇宙は今でも、哲学的な存在として自分の中にあり続ける。
宇宙を飛んだ人は、人生観が変わると、よく聞く。
毛利さんは、宇宙を飛んだ数少ない人類として、
なにか特別な人間になっているのか?!
それをこの目で確かめようと、凝視してしまった。
私は未だ、宇宙を飛ぶことはかなわないが、
宇宙を飛んだ人とお話をしたということで、
夢の切れ端を拾ったような気がした。
師走に入り、仕事や身辺が慌しく、音楽で心を慰め、慰めしながら、
机に向かっている。
松任谷由実のアルバムから流れるピアノの前奏に、
不意に頭の奥がしびれるような感覚を覚えることがある。
ピアノの音は頭に響くなあと、今年悩み事を抱えていた時、
よく感じていた。
今日、ふと、そのわけがわかった。
私は中学の時合唱部に所属していた。
ピアノの音色は常に自分の側にあった。
毎日、毎日、数時間、ピアノに耳を澄まし、
歌を歌っていた。
ピアノの音色はその頃の自分に、私を引き戻すのだ。
夢がいっぱいあったあの頃。
未来がいつも輝いていると信じていたあの頃。
宇宙飛行士にだってなれると思っていたあの頃に。
私自身は、そんなものないと思っているのだが、そういうのがあることになっているので、
自分に付加価値がついて、自分の商売が成り立っているのかもしれないと考えると、
この議論は粗末にできない。
シンポジウムのあとの懇親会で、毛利衛さんを紹介していただいた。
言わずもがなだが、宇宙を飛んだ男だ。
一緒に写真をとってほしい気持ちをぐっと押さえて、
大人らしくふるまった。
私の中学の時からの夢は、宇宙を飛ぶことだった。
だから、私は高校で理系を選択した。
実際大学で勉強したのは農業生物だったけど、
宇宙は今でも、哲学的な存在として自分の中にあり続ける。
宇宙を飛んだ人は、人生観が変わると、よく聞く。
毛利さんは、宇宙を飛んだ数少ない人類として、
なにか特別な人間になっているのか?!
それをこの目で確かめようと、凝視してしまった。
私は未だ、宇宙を飛ぶことはかなわないが、
宇宙を飛んだ人とお話をしたということで、
夢の切れ端を拾ったような気がした。
師走に入り、仕事や身辺が慌しく、音楽で心を慰め、慰めしながら、
机に向かっている。
松任谷由実のアルバムから流れるピアノの前奏に、
不意に頭の奥がしびれるような感覚を覚えることがある。
ピアノの音は頭に響くなあと、今年悩み事を抱えていた時、
よく感じていた。
今日、ふと、そのわけがわかった。
私は中学の時合唱部に所属していた。
ピアノの音色は常に自分の側にあった。
毎日、毎日、数時間、ピアノに耳を澄まし、
歌を歌っていた。
ピアノの音色はその頃の自分に、私を引き戻すのだ。
夢がいっぱいあったあの頃。
未来がいつも輝いていると信じていたあの頃。
宇宙飛行士にだってなれると思っていたあの頃に。