「私の曾祖母はあなたのひいおじいさまの愛人だったの。
貴方も私を愛人にしてみる?」
これが若き日のチャールズ皇太子にカミラさんが
かけた言葉だったそうです。
事実、カミラさんの曽祖父はエドワード7世の公の愛妾。
カミラも若い頃から、男性をひきつけるオーラがあり
かなりのプレーガールだったといいますが、
その魅力が40代、50代になっても皇太子を惹き付け
たのですからほんとうに血は争えないものです。
二人の関係は結婚後も続き、ダイアナ妃の知るところになった結果、
家庭不和になり皇太子夫妻は離婚。
その後も交際は続き、ダイアナ妃の事故死のあと
二人は正式に結婚します。

当時、私は英国に在住していましたが、
結婚が発表されたときの周りのイギリス人の反応は
お祝いムードとは程遠く
「ウィリアムとハリーの気持ちを思うとたまらない」とか
「チャールズはウィリアムに王位を譲るべき」と
国民の支持を得ているとは言い難いものでした。

英国王のスピーチという映画の中でも登場する
エドワード8世は離婚歴のあるアメリカ人女性と
結婚することを熱望していました。

当時の欧州ではナチスの台頭により、政情も不安定。
第2次世界大戦の火蓋が機って落とされようという
国家の一大事。
そんな非常事態の中でもイギリス政府も国教会も
相手の女性に離婚的があることなどを理由に
結婚を認めませんでした。
結果、「愛する人の助けなしで国家の一大事に
王としての重責を全うすることはできない」と
ラジオで国民に語った有名なスピーチを最後に
彼は退位を選びました。

ふと現在の英国王室をみると
英国社会も寛容になったものだなぁと思いました。
皇太子の立場だから看過されたとはえ
チャールズの再婚相手は離婚原因となった張本人。
宮中の晩餐会でもお妃として臨席しています。
時代の移り変わりにより倫理観も変わり
離婚・不倫は1930年代に比べて日常茶飯事かもしれない。
しかし英国王室のトップは英国国教会の首長という
宗教的な立場もあり、より倫理観を問われるはず。
折りしも一般からお妃を迎え、国情を勘案して質素な式を
挙げたウィリアム。
いまだ根強い人気をもつダイアナ妃の面影をもつ王子が
次期英国王にと願う英国民は少なくはないようです。
英国王室、議会、英国教会の選択に注目されます。

挙式後のパーティに向かうキャサリン妃とカミラ夫人
貴方も私を愛人にしてみる?」
これが若き日のチャールズ皇太子にカミラさんが
かけた言葉だったそうです。
事実、カミラさんの曽祖父はエドワード7世の公の愛妾。
カミラも若い頃から、男性をひきつけるオーラがあり
かなりのプレーガールだったといいますが、
その魅力が40代、50代になっても皇太子を惹き付け
たのですからほんとうに血は争えないものです。
二人の関係は結婚後も続き、ダイアナ妃の知るところになった結果、
家庭不和になり皇太子夫妻は離婚。
その後も交際は続き、ダイアナ妃の事故死のあと
二人は正式に結婚します。

当時、私は英国に在住していましたが、
結婚が発表されたときの周りのイギリス人の反応は
お祝いムードとは程遠く
「ウィリアムとハリーの気持ちを思うとたまらない」とか
「チャールズはウィリアムに王位を譲るべき」と
国民の支持を得ているとは言い難いものでした。

英国王のスピーチという映画の中でも登場する
エドワード8世は離婚歴のあるアメリカ人女性と
結婚することを熱望していました。

当時の欧州ではナチスの台頭により、政情も不安定。
第2次世界大戦の火蓋が機って落とされようという
国家の一大事。
そんな非常事態の中でもイギリス政府も国教会も
相手の女性に離婚的があることなどを理由に
結婚を認めませんでした。
結果、「愛する人の助けなしで国家の一大事に
王としての重責を全うすることはできない」と
ラジオで国民に語った有名なスピーチを最後に
彼は退位を選びました。

ふと現在の英国王室をみると
英国社会も寛容になったものだなぁと思いました。
皇太子の立場だから看過されたとはえ
チャールズの再婚相手は離婚原因となった張本人。
宮中の晩餐会でもお妃として臨席しています。
時代の移り変わりにより倫理観も変わり
離婚・不倫は1930年代に比べて日常茶飯事かもしれない。
しかし英国王室のトップは英国国教会の首長という
宗教的な立場もあり、より倫理観を問われるはず。
折りしも一般からお妃を迎え、国情を勘案して質素な式を
挙げたウィリアム。
いまだ根強い人気をもつダイアナ妃の面影をもつ王子が
次期英国王にと願う英国民は少なくはないようです。
英国王室、議会、英国教会の選択に注目されます。

挙式後のパーティに向かうキャサリン妃とカミラ夫人
王室は、カソリック?プロテスタント?とか、
思わず考えてしまいました。
カミラ夫人との公然の不倫も、
日本じゃありえない話だと思いましたし、
ダイアナ元妃が亡くなっても、
再婚はないと思っていました。
そのまま、結婚しないで、恋人関係を貫けばよかったような。
日本の感覚だと、直系子孫を途絶えさせない為の、
側室というのが存在するのも判らなくもないのですけど、
クリスチャンなのになぁ、という疑問符がわきます。
逆に日本も、結婚当初から皇室に適応出来ないで体調を崩した雅子さまこそ、
離婚して実家に帰してあげればいいのにと思ったりもしました。
(母の友人で歌会にいらっしゃる方の話だと、
見ていられない程、毎回手を震わせていたそうです)
王室、皇室といえども「人」ですから、
そのお心が一番優先されるのが「今世紀的」というところなのでしょうか。
いずれにせよ、楽よりも、苦労が多いのは確かですね。
日本の皇室でも皇族の女性問題は水面下ではあるそうですが英国のようにならないのは
簾を通しての皇室という日本古来のあり方が少なからずあることと、お妃たちにダイアナ妃のようにカミングアウトするというマインドがないからなのでしょうね。
個人の感情よりも体裁とか対面を優先させる日本人らしい姿勢です。
誤解を恐れずにいうのなら、皇室のメンバーは公人としてプライバシーや私情を制限される立場にありそれを「理解」して皇室に入るべきだと思うのです。税金でまかなわれる皇室のメンバーであるということはその存在が仕事なのだと思います。