3月28日(日)8:30より行われたVS江東クラブ及び10:30からのVSパワーフォースを連勝し、春季大島大会を4戦全勝で優勝を決めた。
この日の2試合を含め3試合をコールド勝ちという快挙で、実に6年ぶりとなる優勝を飾った。
ちなみに未だ中学に入学していない福澤航大を含めてようやく9人という、
まさしくギリギリナインという状況の中での素晴らしい結果となった。その全4戦を下記に紹介。
○ 3月14日(日)@夢の島球場
稲葉初回先制ソロ、増野コールドを決めるサヨナラ・スリーラン!
カージナルス 000 03 3
タイガース 102 53× 11 木浪-本城
エース木浪がテンポ良く3人で初回を抑えると、その裏3番稲葉がいきなりのセンター超えホームランで先制。
3回にはガンバルまだ未中学生福澤航大の四球と永井の犠牲バントから本城のタイムリー、
4回は飯田、福澤駿の連打から相手エラーと木浪の2ベースなどで効率良く5点を加えた。
コールド勝ち目前の5回表に木浪が思わぬ一発を浴び3点を取られるも、すぐに福澤駿と本城のそれぞれ2本目のヒットに続き、
キャプテン増野のセンター左を破るホームランで出来すぎ?なサヨナラコールド勝ちで初戦を飾る。
木浪は被安打3、与四球3、奪三振4。4回までは被安打1のみの完璧なピッチング。まだ寒い春先にしては素晴らしい球のキレである。守備もノーエラー。
○ 3月22日(日)@夢の島球場
大プレッシャーのサクラ戦、木浪も野手も踏ん張るサドンデス、1-0勝利!
タイガース 000 000 01 1 木浪-本城
サクラ 000 000 00 0
お互い試合に勝てば優勝が見えてくるプレッシャーな一戦。
双方ランナー出すもエースも野手も守りきり、緊張感のある素晴らしい痺れる試合となった。
動きはまず4回。表のタイガース本城がエラーで出塁後3塁まで進み、裏のサクラも無死2,3塁となるが、互いにさすが頑張る踏ん張るで点は入らない。
次は6回、タイガースは本城と稲葉のヒットなどで一死満塁となるが相手の守備がまた踏ん張り0点。
サクラも同じ一死満塁と攻めるが、木浪の連続奪三振でこらえるというまさに痺れる展開。
そしてサドンデス突入の8回、タイガースは一死から本城のゴロがエラーを誘い何とか1点。
その裏の守りで投ゴロ、遊ゴロそして投ゴロで守りきり、1-0で大事な大事な試合をものにした。
木浪は被安打3、与四球2、奪三振7で見事8回を完封。投げるたびにまっすぐもスライダーもキレが増している。
捕手本城との呼吸良く、結果的に野手とのリズム・テンポも合っている。
これで2戦2勝。次週の試合に優勝の期待がかかることとなった。
○ 3月28日(日)@夢の島球場
優勝掛かる一戦に5回コールド勝ち!まず足攻そして新5番小嶋開眼?のタイムリーで盛り上がる!
タイガース 203 40 9 木浪-本城
江東クラブ 000 00 0
勝てばほぼ優勝となる試合。朝8:30、体感温度0度くらいとも感じる非情な寒さの中、まず本城が四球から二盗三盗後、
二番増野の投ゴロでまず1点。3番稲葉も同じく四球二盗三盗とプレッシャーをかけてボークを誘い2点目。
昨年、他チームの上級生にやられた足攻を彼らが今実践している。
3回にはヒットの増野と四球の木浪を、新5番の小嶋がきれいなセンター前ヒットでかえした。その上にしっかり返球の間に進塁し、
飯田の内野ゴロエラーで自分もこの回3点目のホームを踏む。これで盛り上がった4回も木浪のタイムリーで1点、
満塁から小嶋の投ゴロがエラーを誘いさらに2点。そして飯田の内野安打で4点目。この試合で小嶋の名前を出せてこちらもうれしい限り。
木浪は被安打1で完封。そのランナーも本城が盗塁を刺して5回を15人で終わらせる。寒さの中奪三振は2だが四球0は見事。
これで?年ぶりの優勝決定。
○ 3月28日(日)@夢の島球場
最終戦もコールドで勝利を飾る!木浪、小嶋猛打賞、増野→本城完封リレー!
パワーフォース 000 00 0
タイガース 320 11× 7 増野-本城(1-3回) 本城-増野(4-5回)
この日の2戦目先発は増野。優勝は決まったが勝って終わりたい。
が、いきなりエラーのランナーを出した後ライト前にヒットを打たれ、さらに中継プレイも乱れるが、本城のカバーでランナーを刺し、及びサード福澤航大の無難なゴロさばきでピンチを免れる。
その裏、本城死球とお約束の盗塁後、稲葉のエラーを誘う内野ゴロでまず1点。木浪が内野安打で続きそして開眼小嶋のセンター前で2点目
及びくせ者飯田がスクイズを決めて3点。2回も永井レフト前、本城とランナーが入れ替わり後盗塁などで3塁進塁後、増野きっちりのレフト犠牲フライと木浪のタイムリーで2点。4回は稲葉のヒットと再び木浪のタイムリー、
そしてサヨナラコールドとなった5回は、福澤航四球後永井のバントがエラーを引き出した1、2塁で、本城のセイフティーバントが悪送球を誘い福澤航かえってこれまた出来すぎなサヨナラコールド。
結果、これで大島大会を全勝という形での制覇となった。
先発増野は3回を被安打1、与四球2、奪三振2。リリーフ本城は2回を被安打0、死球1、奪三振2の完封リレー。
以上、大島大会の模様でした。
今年の冬は平均気温は高いといってもやはり寒い日が続きましたが、
その中でタイガースのギリギリナインは昨年来の経験を元に、平日も含めた練習が今回の好結果を生んだものです。
昨年の秋には中々勝てなかったチームが4戦全勝です。
この冬頑張った選手、OBの石田兄弟そして今や幻(笑)となった西元、ご苦労様でした、おめでとうそしてありがとう。
と言いつつ、各チームとも昨年に比べ出来上がりがやや遅めな印象でした。
本当の強い相手との厳しい戦いも、真価を問われるもこれからです。引き続き練習しましょう。
そして大事は勉強も野球も予習・復習です。なっ、新5番!
最後に未だ中学に入学もしていない福澤航大の活躍が大変素晴らしいものでした。人数の部分で神様?という事だけでは無く、
上級生に混じって立派にサードというポジションを守りきりました。見事!でした。
優勝メンバー (守備順)
木浪雄太、本城慧一、小嶋一世、飯田敦、福澤航大、増野涼太(主将)、永井貴之、稲葉大地、福澤駿