パンデミック時代のニュースメモ

備忘録として、流行病など、気になるマスコミ、ユーチューブのニュースをメモしていきます。

荒川博士:コロナワクチンをめぐるイタリアの状況について

2022-01-21 08:31:01 | 流行病

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いつもはなるべく科学的な内容に絞って記事を書くように努めているのですが、一度私自身の視点で見た私の周りのコロナワクチンをめぐる状況について主観的に書いてみようと思います。

「グリーンパス」とはイタリアにおけるワクチンパスポートの呼称です。ワクチン未接種でもPCR、抗原検査などのコロナ陰性証明により48時間有効のグリーンパスを取得する事はできます。ちなみにイタリアでは抗原検査による陰性証明の費用は現在は1回15ユーロ (約2千円) です。ところが、イタリア政府は昨年の11月24日に「スーパーグリーンパス」の導入方針を決めました。スーパーグリーンパスの取得には陰性証明は無効で、コロナワクチン接種または新型コロナウイルス罹患からの治癒の証明が必要になります。この「スーパーグリーンパス」は12月6日から施行されました。ワクチン未接種者を社会から排除するための政策です。

以前はグリーンパス携帯で可能だったものが、スーパーグリーンパスを持っていないと不可になったものがたくさんあります。例えば、レストランやカフェでの食事など。現在、コロナワクチン未接種者は、電車、地下鉄、バス、トラム等の公共交通機関も利用できません。

さらに2022年1月5日、突如イタリアでは新法令が可決されました。50歳以上の全ての労働者にスーパーグリーンパスの義務を導入するという内容です。この法令によると、コロナワクチンを接種していない50歳以上の労働者は2022年2月15日から職場への立ち入りが禁止されます。ワクチンを接種しない者は強制的に不当な欠席者扱いとなり、職務停止となります。給与も支給停止となります。雇用関係を維持する権利はあり、懲戒処分は無いそうです。当面6月15日までの施行という事ですが、実際この内容でどこまで運用可能なのかも不透明ですし、今後どうなっていくかはまだ分かりません。

EU、特にイタリアのコロナワクチンファシズムは大変なレベルになっています。政府は安全性の保障のないコロナワクチン接種を受け入れなければ、各人の生活の基盤を奪うと国民に脅迫しているわけです。また、グリーンパスのためのワクチン接種後の有効期限の間隔は9ヶ月から6ヶ月に短縮されました。それでも疑問視せず、抵抗しない人が多いです。2022年1月17日現在、イタリアのワクチン接種者は81.9%。イタリア人の国民性は意外にもかなり従順です。

私の実感として、ワクチン未接種者に締め付けが厳しくなったのは去年の9月に入った頃でしょうか。この頃から職場の食堂で食事を取るのにもグリーンパスが必要になりました。その後、10月15日からは職場に入るのにグリーンパスが必要になりました。1月10日からはもう1段階進み、ワクチン未接種者は陰性検査の結果とは関係無しに公共交通機関を一切利用する事ができなくなりました。そして近く2月15日からは、ワクチン未接種の労働者は職場に入る事すら不可能になります。

1月17日の現時点で職場に入るのにはグリーンパスが必要ですが、ワクチン未接種者がグリーンパスを得る為には48時間ごとの有料の陰性証明が必要になります。また、最近は政府がオミクロン感染爆発を煽ったために、多くのワクチン接種者まで抗原検査、PCR検査に行列を作るようになりました。15分で分かる抗原検査の結果を受け取るのに7時間かかる事もありますので、スケジュールを組むのも簡単ではありません。・・・

コロナワクチンをめぐるイタリアの状況について|荒川央 (あらかわ ひろし)|note

いつもはなるべく科学的な内容に絞って記事を書くように努めているのですが、一度私自身の視点で見た私の周りのコロナワクチンをめぐる状況について主...

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中村医師:第2回口頭弁論 コロナワクチン

2022-01-21 08:29:12 | 流行病

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先週木曜日、コロナワクチンの差し止め請求訴訟の原告として、東京地裁に行ってきた。地裁の正門前はものすごい人だかりだった。ほとんどは僕らの活動を応援してくれる人たちだったけど、数えきれないほどの警備員、さらには警察車両まで道路に横付けされていたし、テレビカメラを抱えるマスコミ、さらには上空にはヘリコプターさえ飛んでいて、現場の熱気はものすごかった。
この異様な雰囲気は、明らかに、前回(令和3年10月12日の第1回口頭弁論)の騒動を受けてのものだ。マスコミはさらなるハプニングを期待していた。狂信的なノーマスク集団がまた何かやらかさないか、虎視眈々とシャッターチャンスを狙っていた。警察車両のなかには、無論警察官が待機している。何か事があれば、現行犯で逮捕する気満々である。
裁判所の警戒ぶりは尋常ではなかった。まず、この日(令和4年1月13日)の午前中は、他の裁判案件はすべて中止。警備員などの人的資源を、僕らの訴訟にのみ集中させた。抽選で選ばれた傍聴人に対して、徹底的なボディーチェックが行われた。法廷に入る前に、手荷物はすべて別室預かり。スマホなどの撮影可能な機器、録音機などは一切持ち込みが許されない。ボディーチェックは原告の僕に対しても行われた。
形式的なチェックではなかった。体中、徹底的に調べられた(ここまでやるのって人権侵害とかじゃないの?)。金属探知機が僕の腹のあたりで「ピー!」という高い警報音を発したとき、現場に緊張が走った。廷吏が「このあたり、何かありますか」と聞く。言葉は丁寧だが、「録音機でも隠し持ってたらタダじゃおかないぞ」という含みがある。隠すところは何もない。「気が済むまで調べろ」という感じで、黙って上着を脱いでやった。結局、単にベルトのバックルが反応しただけだったが、まぁこんな具合に、完全に“ガチ”のボディーチェックだった。
裁判所も暇ではない。これほどの厳戒態勢をしくことは、通常あり得ない。よほど特殊な事情(たとえば暴力団の親分の裁判があって、敵対組織の報復など何らかの騒動が起こる可能性がある場合)でもない限り、ここまでの警戒はしない。つまり、僕ら原告団は、ヤクザ並みの反社会勢力だと思われているということだ(笑)
さらに驚いたのは、第1回のときには認められていた補助参加人(鵜川さんとマレさん)の出廷が認められなかったことだ。これは明らかにおかしいので、南出弁護士も争っている。
つまり、第1回のときにはこれほど厳しいボディーチェックなんてなかったし、補助参加人も参加できる、いわば普通の裁判だった。それがいまや、裁判所から最大限の警戒をされている。なぜ、こんなことになったのだろう。

第2回が始まる前、弁護士と裁判所の間で以下のようなやり取りがあった。・・・

 

第2回口頭弁論|中村 篤史/ナカムラクリニック|note

先週木曜日、コロナワクチンの差し止め請求訴訟の原告として、東京地裁に行ってきた。地裁の正門前はものすごい人だかりだった。ほとんどは僕らの活動...

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