まだ桜は咲かないけれどこんばんは、あなたのブースター、ヤスミンです。
申し訳ございません、更新が間延びしていました。
ヤスミンがサボっている最中にも、せっせと訪ねてきてくださった大勢の皆さま！！
本当にありがとうございます。
感謝の一言です。
ヤスミン、今年に入ってから自分の限界を感じるシーンにしばしば見舞われ、
小さい胸がぶるぶる縮むような毎日でした。
ストレスで7キロくらい太ってしまったので、自分の容姿にも自信がもてません。
ドラコちゃんにも、「ドラコの幼稚園のお友達のママは、みんな痩せていて綺麗でカワイイよ!!ママも痩せなよ!!」と言われてしまいました。ショボーン。
だけど、この分厚い肉が存在しなければ、心身ともに厳しい冬を乗り越えることはできなかったであろうと思ってマス。
憎いけれど愛しいあなた。。。的な肉め
そんなこんなな出来事は、少しづつこれからアップしていきたいと思いますが、
今夜は大好きな友人、Kちゃんのお話を綴りたいと思います。
Kちゃんとヤスミンは、小学校から大学まで、ず～ッと同じ学校に通っていた、たった一人の友達です。
ヤスミンの地元の公立小学校に、Kちゃんご家族が引っ越してこられたのが出会い初め。
中学受験の結果、同じ私立女子中高へ進学しました。
そしてお互いに既に過ごした３年間の女子校生活から脱却せんがために、高１で同じ塾に入り大学受験。
奇遇にも、学部こそ違っても同じキャンパスに通うことになった、稀有な縁の持ち主なのです。
だからといって、ベタベタ付き合う関係でもない私たちなのですが、昨日、彼女の住まう街へ会いに行ってきました。
なんと12年ぶりの再会です。
お互いに仕事や結婚・育児のタイミングが合わずに、ときおりの近況報告で満足していたのですが、ノノちゃんが無事に小学校卒業した記念もあり、赤ちゃんのときに我が家までお見舞いに来てくれたKちゃんに、顔を見せに行ったという次第です。
Kちゃんは、小学校や中学校のころと変わらない美質を、そのまま湛えて大人になったらしく、相変わらずの輝く笑顔でした！！
と～ってもカワイイおしとやかな声で話すのに、3人姉弟の2番目らしく、いつもすばしっこくて要領が良い。
そしてゆったりと自分を通していくマイペースさ。
子どもたちをあしらう余裕ぶり。肝の太さ。
良い奥さんだな～～カワイイな～＾＾
と、彼女の幸せそうな姿を見て、懐かしく、また妙に照れてしまう気持ちが湧いてきました。
Kちゃんには、ヤスミン、特に中学時代には頭が上がらないくらいお世話になっているので、とにかく眩しくて仕方がないのです。
中学校1年生のはじめての中間テスト、なかでも英語のテスト、で赤点を取ってしまったヤスミン。
みんなは半日で帰ってしまえるテスト期間中、追試を受けるために一人で午後まで残らねばならなかったヤスミンを可哀想に思ってくれたKちゃんは、
「テストが終わるまで待っていてあげるよ」
と、お弁当も持参で来てくれたのでした。
一緒にそそくさとお弁当を食べて、Kちゃんとテスト終了後の待ち合わせをして、一生懸命テストを受けて、逃げるように教室を飛び出して待ち合わせ場所へ。
Kちゃんは、花びらの降りしきる中、ベンチに座ってひとり本を読んでいました。
そこは、学園内でも花々が特に咲き乱れる場所。
フランス庭園という通称にも恥じないくらいの立派な庭園です。
池のほとりに庭木が美しく配置され、それらが十分な年月と手入れをうけて育ったために、花々も樹木も楚々としていながらもエネルギーが充満しているような、秘密の花園めいたところ。
6月も末だというのに重たげに揺れる八重桜の花、対照的な優雅さを見せる藤棚のもとに、セーラー服姿の小柄な女の子が、静かに文庫本を読んでいる図を想像してみてください。
その子が、ふっと顔をあげて「ヤスミンちゃん、終わったの?」と、ニッコリ微笑んでくれたら、同性でも恋に落ちてしまうくらいじゃない??
そのときに、中学生のヤスミンは性を越えたところで、Kちゃんの魅力に参ってしまったように思います。
あの1点の記憶だけで、いままでもこれからも、ずっとKちゃんを恋い慕っていくんだろうな
（でも、大好きなKちゃんを苛めて苦しめる。。。ということをヤスミンはしばらく後からやらかすのです。過去から現在へとつながる、一つの重要な話なので、別稿にて。）
