心が揺れる中年水彩作家の気まぐれスケッチと水彩雑記。

風情溢れる日本の風景やヨーロッパの街角、日用雑貨などの水彩画と雑記紹介する心が揺れる水彩作家、中年水彩作家のブログです。

ニコライ堂を望む小径

2014-12-24 04:32:06 | 中年水彩作家、水彩画、風景画

このモチーフを描くきっかけになったのは、絵の中で左手前見える入口のドアの上の蒼い庇の色が気になって描く事にしました。奥に見える教会は、この地域の方々が親しみを込めて「ニコライ堂」と呼ぶ、東京復活大聖堂教会です。

すべての人々を救いに招いているというこの教会の屋根のゆったりとした曲線で風景を切り取る姿は、とても自然のリズム感に満ちています。思わず子猫の頭をなでるかのようで気持ちのいい安らぎを感じます。またここで描くだろうという気になる都心の風景ニコライ堂、「私のこころが揺れるモチーフ100景」に登録します。

 


港の香りを綴じ込めた街並

2014-12-24 03:57:37 | 水彩、ペン画、横浜、港、街並

横浜港界隈にある煉瓦造りのイングリッシュパブ「LONDONIZE」は、紺と赤と黄色の大きな袖看板と三角のイーゼルにイギリス国旗が入った古いライムグリーンの看板が目につくBARです。この辺りは横浜港から風に乗って潮の香りのするようなところで、港街の趣を色濃く残した一角です。

2年近く前にもここを訪れて、街の色に酔い、街の心象風景に出逢って、風景を描いたことを想い出しながら作品を制作しました。

この港は人と人が出会い、別れていく幸せと切なさが入り交じった人生の縮図なような時間が流れるドラマを体感出来るような不思議な街です。

またここを描くような気になる港街横浜港界隈、私のこころが揺れるモチーフ100景」に登録します。