銀杏の葉が色ずくこの期に東京大学の赤門を潜りスケッチ会に行ってきました。秋から冬の装いを纏って色ずく銀杏の並木はとても哀愁を誘います。吹き抜ける風は筆を持つ手に一瞬の躊躇を与えてゆくようです。学生が出入りする入口に銀杏の大木が降り注ぐ景色に心を惹かれました。
御茶の水の閑静な一角にあり、多くの文豪にも深く愛されたという老舗ホテル。
じつは32年前に偶然ここに滞在し、心が揺れた想い出の宿なのです。
クラシックな佇まいに魅せられ、心地のいいサービスに加え
朝食に食べたスクランブルエッグがとても美味しかったのを今でも覚えています。
坂道から望む山の上ホテルのアルファベットのホテルの看板に、懐かしい西洋らしさ
を感じました。