ギャラリー&カフェまどかの日々を

千葉市の就労継続支援B型まどかの日々と取り組みを発信します!
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okanoue.pose.jp

ままならぬのは世の定めだが…

2019-03-26 10:16:25 | 日記
今日は雨。
大工さん3人が入って壁や天井の仕上げ工事に頑張っていただいている。
それでも仕上がるのは今週いっぱいかかりそうです。

なんとか4月1日にはオープンしたいのです。
明日は、大工さんの他に、スタッフもできることをどんどんやろうと、何人か現場仕事をする予定。

京都の印刷屋さんに「ギャラリー&カフェまどか」の案内リーフをお願いしています。
リーフは4色カラーで早ければ明日には届く予定!
初めての印刷屋さんなので、少し不安ですが、たのしみです。

今日のアートは、そのリーフの1面を飾っている梅崎画伯の絵を一足先に紹介します。
青が美しいのが一番の特徴ですが、なかなか本物の色には遠く及ばないですね。
オープンしたら本物を是非見に来てください。感動しますよ!

梅崎さんは、以前子育て中に船橋に住んでいたことがあります。
お子さんが3歳になった頃に、家族みんなで渡欧。様々な国を訪ね歩きます。
決して経済的に余裕があっての渡欧ではありませんから、現地の教会画の修復などの仕事をしながら絵も描き続け、何年か過ごしました。
さしずめ、現代版子連れ狼というところです。

そんな梅崎さんに転機が訪れたのは、ポルトガルのビラニーニョという湖底に沈んだ村の遺構が干ばつで現れたときです。遠い時代の石垣の数々、そこに流れる風と光は、かつて住んでいた人々の息吹をも今に伝えていると感じたのです。それ以来30年以上、石垣を通じて梅崎さんとビラニーニョとの心の交流が続いています。ビラニーニョの石垣とその空の深い青、生涯の絵のテーマです。

日本ではあまり知られていない画家さんですが、ポルトガルやベネルクス三国などでは幾度となく個展、作品展を開き続け、今も毎年のように渡欧して現地のアーティストたちと交流を深めあっています。

ギャラリー&カフェまどかの開設にあたっては意気投合、いち早く常設展示に応じていただいたお一人です。

いまも九州の大牟田でたくさんのアーティストの核となって、日々忙しく過ごしておられます。
「4月の個展が終えたら、またいくつかの作品を送りますね」。日々「まどか」を心にかけていただいているありがたい画家さんです。

来年の冬には銀座のギャラリーで個展を行うとのこと。そのときには、ぜひ見に行ってくださると喜ぶと思います。等身大より大きな絵がたくさん出展されるはずです。「ビラニーニョの石垣とその空の深い青」の真価は、本当は等身大くらいが一番です。ただし、一般住宅には大きすぎて…、ですけどね。心待ちにしていただくだけのものがあります。









いよいよ大詰め、4月のopenめざして全力です

2019-03-23 20:20:37 | 日記
ようやく、4月からオープンの目安がたちました。
ほんとうは、1月初めから始めたいと思っていましたが、障害者施設の用途に変更をしないと認められないということで、大幅改修しました。床から壁、ドアの仕様まで、大騒ぎでした。

考えてみれば、これだけの期間があったおかげで、新しい就労支援のありかたを考える時間ができたし、実力あるアーティストの方々とも共通理解ができたので、よかったとも感じています。

ギャラリー&カフェまどかは、世界的に通用するアーティストの作品を常時展示し、地域の皆様が素敵な作品に囲まれて、上質なひと時の時間を過ごせるよう、心がけています。

また、何よりも障害者にはなかなか働きにくい世の中ですが、「まどか」を通してより良い働き方、生き方ができるようにできたら良いと思っています。

まずは、ごあいさつまで。

今日の写真は、市川市の洋画家・竹内庸悦画伯
渡欧50回して85歳というご高齢ですが、「描いているときが一番幸せ」と、今も精力的に活躍しておられます。