カワセミを狙う/里中

テレビをなんとなくつけていたら、アカショウビン（赤いカワセミ）が出てきた。
HIDEKI+34をお読み下さった方はご存じの西表で窓辺で死んでた赤い綺麗な鳥さんデス。
初めて見る（テレビだけど）、生きたアカショウビンははつらつと美しかった。

わしら/「いや～きれいだね、アカショウビン。」
「生きてるたほうがキレイだね～やっぱり～」
「どんな声で鳴くんやろな～｝
へうがが呟いた途端、聞いていたかのようにアカショウビンはぴるるるる～と鳴いた。
「なんや西表でずっとマネしてた鳴き声やんけ。」
アレ、アカショウビンやったんかと、へうがもぴるるるる～と鳴いた。
どうやら、テッチャンと西表で鳴き真似していちびってたらしい。
その声（本物の方）を聞いて、今までコタツで死んでたんじゃないかと思うくらい
存在感のなかったポシがテレビの前にまろび出た！
画面はもう変わって今は「水中の魚を狙うカワセミ」になっている。

ぽしはがっつり見ていた。

カワセミがダイブして魚を捕る時など、画面に襲いかかったりもして夢中で見ていた。

魚を狙うカワセミを遠くでそっと狙っているトラ猫がいる。
それを見て喜ぶニンゲンまでいる。

なんだかフシギな連鎖でした

ぽしはさらに場面変わって鳥は出なくなってしまった
「昔キレイだった川がこんなに汚れて…」的な流れるゴミにもじゃれついたりしていた。
「ぽっしゃん、そんなもの食べちゃダメよ」
鳥じゃなくてもいいらしい…。
が、その内番組が終わって、違う番組がはじまると
「あー終わった終わった」と言わんばかりにコタツに帰って行きました
…番組のちがいとかわかるんだー…

ちょっとサプライズ