おぢろうリゾート

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里がえってました/里中

2009年01月06日 | 近況
お正月屋久島に行ってたへうがと入れ代わりに、
4日から1晩、和歌山の実家に帰っておりました。
実家の猫はぽし以上に猜疑心が強く、私がいると家の中にも入ってこない始末。
必殺を一人で見ながら(家族早寝)ふと視線を感じればいかつい顔のクロネコが!
「オマエはいつまでいる…いつ出ていく…近寄るな…来るな」
という実に恨みがましい目で見ては去ってゆきました。
正直あまり和みませんでした…

実家にはパソもゲーム機もなく、読むつくしたマンガしかないので、
寝る前の読書用に山本周五郎先生の「町奉行日記」を買ってました。
日本人として恥ずべき事ですが、私は今までこの方の本を1冊も読んだことがありませんでした。
ふと深夜にやってた時代劇映画のラスト30分を見て、
面白そうだなあ~どんな話か知りたいなあ~
で、イッパツ買ってみたのですたい。

本はちょっと意外なことに短編集でした。
お目当ての話の他に10作前後もあります。
「うーん…1話目読んで、ハズレだったらどうしよう…?」
そんな心配すら、傲慢な事にしておりました。

1話目読んで…号泣
枕カバーにしてたタオルのハシでハナかみながら、2話目…
やっぱりゴーキュー…

そんなカンジで50ページほどの短いお話を5話読んだんでスガ。
全部泣いた。
…ど、どんだけええ話書くねん、山本先生…!

感動で泣くのは体にいいらしいが、こんな密度で泣かされては、
ヘトヘトになってしまうわ
気晴らしにケータイメールでもチェックしようといじったら
操作間違って、ひでが病気の頃に友達から来たメール開いてしまって、
斜面の雪だるまのように感極まって、また号泣。

このままでは脳に悪い細胞が発生しそうなので寝ました。

起きたら久々に目が腫れててびっくり

帰りの南海電車では、こんな危険な物を読むわけにいかないので
本屋さんによったら、小畑先生の新刊が出ていた!
わーいと読んでたら、字、字が多くて…
天下茶屋で酔った…

「乗り物では決して書物を見ない」クラウドの教えを今更ながら思い出し、
窓の外を見たら夕日がとっても美しかった…。
特急サザンは窓が大きくて、景色がトテモ・キレイネ・サカイシ♪

それにしても1時間かけて読み終わらないとは、恐るべしバ●マン!
恐るべし、町奉行日記!(今晩も続き読むぞ!)
悪い細胞ができたら頑張って殺してねオレの白血球…。

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