TOKYO ACT 44

及川拓郎活動日誌。

ベルリナーレ。

2009-03-13 21:49:47 | Weblog

ベルリンから帰ってきたぞ!一ヶ月前に。
初海外で、尚且つそれがベルリン国際映画祭への招待。いやぁ、カブいてる。
とにかく毎日が刺激的すぎて、「こんなんタダで来ちゃっていいの?」と少しだけ申し訳ない気持ちになった。だってビールと肉がかなり旨いの!肉汁たっぷりで!

  

もちろん映画祭には仕事をするために行ったのであって、別に毎晩飲んだくれていたわけではない。
会場には我らが『バンカラ』ブースが設置され、俺たちはそこを訪れる外人たちにガシガシとプレゼンを行た訳である。もちろん日本語で。
俺は「早稲田をゼロ単位で中退」という残念な学歴しか持っていないので、英語なんかこれっぽっちも話せない。なので俺の生粋の日本語を、通訳の後藤さんが一言も漏らさず英語に変換してくれたのである。ウンコだのチンコだのそんなくだらない言葉までも。
この後藤さん。アメリカ生まれのネイティブなのだが、とにかくイカしていて惚れそうになる。この兄さん無しには絶対にこの旅は語れない。彼がいなければ、恐らく俺たちはルフハンザ空港辺りで野垂れ死んでいただろうと思う。本当にいてくれてありがとう、生まれてくれてありがとう、と今でも毎日感謝の念を送り続けている。
お陰さまでプレゼンの評判も良く、いくつかの会社が『バンカラ』に興味をしめしてくれた。現在進行中で打ち合わせを続けているのだが、何とか海外配給を!と切に願っている今日この頃。ホントに!マジで!

   

上の写真はチームバンカラ。左から佐藤P、森谷P、通訳の後藤さん。皆な酒が入ってる。飯塚Pが諸事情で来れなくなったのが残念でならない。
そして隣の写真が止まったアパート。俺は森Pと同じ部屋に泊まったのだが、部屋が五つもあり、尚且つそのどれもがだだっ広くてかなり怖かった。しかしそこで某ドラマの脚本を書き上げるという快挙を成し遂げ、「今後も、執筆期間は海外の宿を取ってくれと」と森Pに掛け合うものの、鼻で笑われあっけなく却下されてしまった。でも、環境は大事だということを何とか解って欲しい。せめて温泉に行かせてください!




オフの日は、何だか解らない建物を見たり、何だか解らない塔に登ったり、何だか解らないものを食ったり、可能な限りベルリンを満喫した。そして映画祭のプログラム上映の映画を見たり。
なぜか『ヤッターマン』を観たが、ベルリンで響き渡るヒロトの歌声に感動した。
とにかく、ベルリンは素敵な街だった。今回の旅に感謝。二年後に、また行きます!

コメント (1)
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