登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

二ツ森

二ツ森・・・登山というか森の探検に行ってきました!!

先週は安家森、戸塚森と登りましたので「森」シリーズ。本日は一戸の二ツ森へアタックしました。天気は上々、風は少々ありますが、低山ですので問題無しということで、朝6時過ぎに家を出発、高速で一戸ICからR4号を経由し、根反地区の林道へ。途中から結構な悪路を辿り、7:15には多分登山口であろう場所に到着しました。

■記録

車窓から二ツ森の全景。高速道で一戸IC手前の辺りから結構目立ってた。狐の耳のような面白い山容。双耳峰だ

一戸の根反川に沿った町道を進み、途中から林道へ入るが、少し迷いそうな感じ。林道はこのように狭いダートですれ違いは難しそう。この山唯一の案内看板もあるが見落とす確率高し(右の看板)

しばらく進むと伐採現場にたどり着く。今日は休工のようなので、空いている場所へ適当に停めたが、平日だと駐車に苦労しそう。さて、それはさておき準備しますか。通常登山スタイルに加え、ヘルメットに作業手袋、暑いけどウィンドブレーカーにスパッツ、地図、そしてプーさんキッド。久々に誰もいない山は気合が入るぞ!!

おぅわたっ!!いきなり藪の洗礼か。しかしこれも想定内である。ガシガシ進む

これが噂の放置クラウンか。藪だらけの山に更に不気味なアクセントを添えているな

見上げれば・・・いい感じの山である。けど山の音はいろいろ賑やか。まずはエゾハルゼミが騒々しい。そして無数のアブのブンブンと飛び回る音。時折沢から聞こえる「グゥエ、グゥエ」という牛蛙。そして極めつけは、突然にほぼ足元から飛び立つ山鳩君!頼むぜ

笹の次は、日陰に入るとフキの大群。地面も雪解け水なのか相当ぬかるんでいる。スパッツが役に立つ

山を半周巻き終わる頃、この鳥居が現れる。しかし、今の時期でさえこの状態なのに、夏になればどんな状態になるんだろうか。いずれここは重要な分岐点。まずは南峰へ

さっきから何者かが地面を蹴りこんだ跡が見受けられる。きっとカモシカだろうと自分に言い聞かせる

まずは南峰到着。鳥居分岐からあっという間だった。二礼二拍手一礼して安全な山行を祈る

予想どおりここの眺望はゼロ。すぐに北峰へ向う。北峰は少しは開ける筈

鳥居分岐まで降りてきた。いざ北峰へ

おふっ。引き続きコチラも藪漕ぎですね^^

2峰の鞍部を過ぎると、今度は山を時計回りに巻く感じに進む。2つの峰をS字に巻きながら登る面白い登山道だ。もともとは山頂神社に向う林道だった模様。写真は北峰への最後の登り

そしてついに北峰到着!!

621m。南峰の方が少しだけ高いようだ。下から見ればコッチが高いようにも見えるが・・・。いずれここの眺望もゼロだった

こんな格好するのは、去年初冬に登った秋田駒ケ岳以来かな。知らない人が見れば山の管理人に見えるだろうな~。暑かったけど藪漕ぎはこの格好に限る

北峰から下がった場所に、ほんのプチ眺望の場所があった。ちょっと手入れすればいい景色になるんだろうけどな~

下山はダーと飛ばして帰る。登るときに気づかなかったこれまた怖い廃屋と黄色の花、蛇イチゴさん?の対比

急ぎ足になってしまったが、また無事に下山完了!

■タイム
07:22  伐採場登山口出発
08:09  鳥居分岐
08:13  南峰頂上
08:19  鳥居分岐
08:30  北峰頂上
08:35  下山開始
08:57  登山口着
※登り 1時間8分、下り 22分(北峰)

■GPSログ
距離:3.54km、高度の上昇/下降:274m/-274m

■勝手に難易度指数
10+3(藪漕ぎ度)=13points

■感想、反省等
・覚悟をして望んだので、何とか行ってこれた
・今のところ藪は腰丈位だが、この後どんどん伸びていく
・登山と思わず何かの調査という気持ちで望めばいいかも
・逆に言えば、人の手の入らないダイナミックな自然路
・廃屋が多い。この山を奉る人もいなくなり久しいのか
・来週は「森」でなくて「山」に行こう

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「山行記録」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事