STAHLWLLE（スタビレーって読みます）。

　使い始めて、すでに20年くらいは経ったかな。

　オープンエンド（両口スパナとも言う）、コンビネーション（片目片口スパナとも言う）、
よく使うソケット類（3/8sq）はこのメーカーが気に入って使っています。

　コンビネーションで言うと、長所は、

　まずは、握りやすい。
　文字の入っている部分は肉抜きしてあるのでちょっと軽い。
　スパナ側ジョー（あご）の部分がデブで開きにくく丈夫。
　全長が短い（昔使っていた工具箱が小さかったので）。

　短所は、

　ジョーがデブで入らない場所がある（長所だったのに～）。
　短い（やはり、長いほうが力をかけやすい）。
　メガネが面接触なのでフィットが甘い（磨り減ってきたせいかも）。
　見た目にインパクトが無い（あまり高そうに見えない）。
　あんまりみんな知らない（だから、なんだってんだ）。

　この業界に入った頃は、まだバブリーな時代で、輸入工具はかなり高かったんですが、
毎月の給料から少しづつ工具を買い揃えていました。
もちろん、くたびれて買い換えたものもありますが
いまだに使えるものも多いので、結構良い買い物をしたのかも。

　ま、輸入工具だから長持ちというわけではなく、国内工具メーカーでも
世界のトップブランドはいっぱいあります。工具を長持ちさせる秘訣は

『適材適所』というか、『それぞれの工具の持っている能力以上の仕事をさせない』

ということでしょうか。
　
　工具を語りだすと、3時間では足りませんので、このくらいに。

　整備屋さんはそれぞれお気に入りの工具を持っている人がほとんどです。
しかも、それぞれ理由がある。自分はミラー仕上げがあまり好きではないけど
光物大好きな人もいる。ブランドを統一したい人や、バラバラの人も。
　メカニックの工具箱を覗くと、性格や、仕事の出来もわかっちゃうかもね～。

　でも、仕事の邪魔はしちゃだめですよ～。

　※ちなみに、私の工具箱は現在工事中です。汚いので見に来ちゃだめです！！