この映画は、家庭用ビデオ「VHS」を開発した日本ビクターの
“実話”をもとに創作された、人間ドラマです
VHSビデオ開発に懸けたサラリーマンの、真摯な情熱を描いた感動の作品
日本ビクターの開発技師・加賀谷(西田敏行)は定年を数年後に控え
、突然ビデオ事業部へ異動となる。
部長として本社から受けた仕事は、大幅な人員削減。
技術屋だった加賀谷は「優秀な技術員を一人も辞めさせない」と言い切り、戸惑う次長の大久保(渡辺謙)を説き伏せて、本社に内密で家庭用VTRの開発を進める。
加賀谷の夢に触発された従業員たちは慣れない営業に走りまわり、
遂に試作品が完成した。しかし、すでに出回っているソニーのベータが、
統一規格として運用されようとしていた…。
ミスターVHSと呼ばれた日本ビクター社の高野鎭雄氏をモデルに、
家庭用VTRの開発と世界統一規格に情熱を傾けた人々の姿を描いたこの物語は、
ただひたすらに、真っ直ぐな心が伝わる感動のドラマだ。
情熱や夢ならば空想でも語ることはできるけれど、加賀谷部長が本当に背負うものは、
そんなきれいな言葉で括られるものではない。
従業員240名とその家族の生活、彼らが会社に捧げた労力への責任と、
ビクターの未来をも背負う、とてつもなく厳しい現実なのだ。
技術屋としてプライドと会社との板ばさみになりつつ、
前にそびえる大きな山に向かっていくひたむきさ、誠実さ、夢を捨てられない勇気、
無謀なまでの思いが、本当にすがすがしい。
支えあい、何かを成し遂げていくすばらしさを教えられた気持ちになる。
公開済/2002年6月15日
公開規模/全国東映系ロードショー
タイトル/陽はまた昇る
出演 /西田敏行、渡辺謙、緒形直人、真野響子、篠原涼子、仲代達矢 他
原作/佐藤正明(「映像メディアの世紀 ビデオ・男たちの産業史」日経BP社/文春文庫)
脚本/西岡琢也・佐々部 清
監督/佐々部 清
“実話”をもとに創作された、人間ドラマです
VHSビデオ開発に懸けたサラリーマンの、真摯な情熱を描いた感動の作品
日本ビクターの開発技師・加賀谷(西田敏行)は定年を数年後に控え
、突然ビデオ事業部へ異動となる。
部長として本社から受けた仕事は、大幅な人員削減。
技術屋だった加賀谷は「優秀な技術員を一人も辞めさせない」と言い切り、戸惑う次長の大久保(渡辺謙)を説き伏せて、本社に内密で家庭用VTRの開発を進める。
加賀谷の夢に触発された従業員たちは慣れない営業に走りまわり、
遂に試作品が完成した。しかし、すでに出回っているソニーのベータが、
統一規格として運用されようとしていた…。
ミスターVHSと呼ばれた日本ビクター社の高野鎭雄氏をモデルに、
家庭用VTRの開発と世界統一規格に情熱を傾けた人々の姿を描いたこの物語は、
ただひたすらに、真っ直ぐな心が伝わる感動のドラマだ。
情熱や夢ならば空想でも語ることはできるけれど、加賀谷部長が本当に背負うものは、
そんなきれいな言葉で括られるものではない。
従業員240名とその家族の生活、彼らが会社に捧げた労力への責任と、
ビクターの未来をも背負う、とてつもなく厳しい現実なのだ。
技術屋としてプライドと会社との板ばさみになりつつ、
前にそびえる大きな山に向かっていくひたむきさ、誠実さ、夢を捨てられない勇気、
無謀なまでの思いが、本当にすがすがしい。
支えあい、何かを成し遂げていくすばらしさを教えられた気持ちになる。
公開済/2002年6月15日
公開規模/全国東映系ロードショー
タイトル/陽はまた昇る
出演 /西田敏行、渡辺謙、緒形直人、真野響子、篠原涼子、仲代達矢 他
原作/佐藤正明(「映像メディアの世紀 ビデオ・男たちの産業史」日経BP社/文春文庫)
脚本/西岡琢也・佐々部 清
監督/佐々部 清